僕は以前住んでいたマンションに帰ってきた。
駐車場でたくさんの女の人が踊っていて、おしりが丸出しだったけど、あけすけで魅力がなかった。僕は部屋に帰るのをやめて、持っていたはずのない車に向かった。僕の ....
自然の形成力と人間の矯正力が、大地の響きが錯乱する場所で渦を巻いて凝縮され、蓄えられたエッセンスが滴としてポトリと落ちた。農の滴は、嵐と豪雨と雷の飛び交う空の高みでひと時羽を開き、やがて人間と自然との .... 外来魚泳ぐ歪なピラミッド 網の中上半身だけ魚 隠しても 強がっても バレてしまう 瞬間には 
その 洞察力に 感動したり

「何故 暴露する?!」と
逆ギレしそうに なったりもする 

前者の場合 
「本当は 気付いて欲 ....
帰宅する

幹線のJRの駅から田舎電車に乗り換え
一五分ほど奥まった田舎の駅
そこが自分の住む家の最寄り駅である。
妻と子が二人、義父母二人
六人が暮らす自分の家だ

自分の父母は随分 ....
残雪や父を庇いて沈黙す ストーブよく燃える誰もいない部屋 トヨタのワゴンに乗って
ネトウヨの車にのって
おれは回転寿司へむかう
雪はころげつつ
ワイパーにそってふっとぶ
おれは結晶を見るのをやめて
プラスチックボードの
ポリエステルの埃と
フ ....
花束を君に贈ったのは夏が終わる頃だった
小首を傾げて微笑んだ君との時間をを僕の心の壁にかけてあるんだ

何を約束したのか忘れてしまったが
秋の訪れとともにそれは緩く解けて雲に流れていった

 ....
それはなかったことにして

ではなく ないことにして

これもなかったものと泣き

いや ないものと叫びたいだけで


火の粉が夜空を浮遊する


仰ぎ見るわたしの口 ....
自分の言葉や 生活が
薄っぺらく 感じてしまったり

誰かのココロがが ペラッペラと
透けて 見えたりした 瞬間は
頭の中で 和紙を 作る

昔ハマった「織り姫」おもちゃみた ....
手賀沼やキラリ水面に春来たり

菜の花や見舞いの窓に陽の光
よくしゃべる星空に相槌を打つ はじめて宿泊した日は
洗いざらしのシャツとジーンズで
いつ帰るか予定のないひとり旅だった
大きなリュックを背負い
フロントまでの階段を登った



しばらくして
宅急便 ....
寝てる間に僕は
バージョンアップされているらしい
知らないうちに新情報がインストールされている
過去と未来の脈絡もなく
誰かと入れ替わったことにも気づかず
昼夜を問わず
意識にのぼる暇もな ....
短い夢の中で
大声で泣いた
会いたかった
探した
追いかけた
夢の中では
心が息を吹き返す

例えば
一日の疲労にゆらゆら身をまかせ
バス停まで歩く道
夕焼けでもない
うす曇り ....
梅の散る季節にも触れないで
びんの底にひとりよがりを沈める
こうして漬けておけばと月日が過ぎてゆく
手に入らないもどかしさに
焦がれてほんとうは気づき、身勝手に苦しむ
おんなだとかおとこだと ....
 
 
今日は昼過ぎ、らーめん萬亀まで散歩に行ったら、いつもは行列なのに余裕で座れた。もしかしたら、昨日の夜、土崎のつけ麺店がテレビで紹介されていたので、そちらに流れたのかもしれない。
それはそ ....
激しい頭痛に酔って
電柱に頭突きして
奥歯がカチって鳴った

目の前には
泥まみれの天使
泥まみれの天使が私を見上げている
泥水溜まりの中から
泥まみれの天使が私を見上げている
泥ま ....
春夏秋冬を糧にして 
俺は 生きている

何時でも 一所ばかりを 住処としている
輩は 嫌いだ

春は 花びらの舞う様に 酔いしれ
夏は 潮騒の香りに 鼻を くぐらせ

 ....
海の近くに本が落ちている
頁をめくると
漁師町の屋根はどこまでも続き
伝えたいことは
すべて終わっている
誰に叱られることもなく
海鳥が飛び方を記憶している
言葉の繊維で細い白く光る糸を紡いでゆく
ゆっくりと一日かけて語彙と語感とを撚り合わせて
染色を施して様々な色の糸に仕上げてゆく
それはやがて布地に織り上げられ
誰かの肌を覆い隠してその人自身の ....
逢瀬を待つ

隙間には
悲しみを選んだ欠片の屑
触れたら
傷を負うよ
見えない姿で
聞こえない言葉は
左隅の
冷えた空気を
支配する

逢瀬を待つ

時には
母のない子の ....
人の波を組織していく厳密な力学
かつて敵として対峙していた大きな炎
俺はあんたの姿を瞳の中に閉じ込めることができず
あんたは人との軋轢や制度との不適合を介して
俺の冴え渡った体に凍 ....
 ローラ(もちろんヤッホー、ローラだよ〜のローラのイメージ)! きみはーなぜーにー!
 とかなんとかゆってると誰かこっちに向かって走ってきたんだあ。
 なんかっていうと登場人物を走らせるのって基本 ....
バイクが走っている
私の名前を引きずっている
どうしてだろう
フェンスばかりが青くて
言葉は汗ばんでいる
買ったばかりの紙袋が風になびく
その側で人が笑っている
大人達はいっていた
色んな種類があるほうがいいと
大人達はいっていた
相手のことを考えなさいと
いっていた
大人達はいっていた
周りを見て様子をもっとみるのだと
大人達はいっていた
も ....
三日月の
燃えるような匂いが、
遠吠えの森を
濡らし始めると
いまだ熟さぬ果実のような
青い吐息は呼応して
疾走の支度を始める
あてもなく
ただ、
匂いだけを頼りに
荒削り ....
√ Rute るーと

「 √を、開く 」

あなたの日々の門戸は、ぽっかり黒く
未知への通路を、開くでしょう――

(今日も天から、吹き渡る
 あなたへの  
 air mail ....
あおばさんのおすすめリスト(15345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
後の祭り- なをり自由詩414-3-29
農業- 葉leaf自由詩214-3-28
外来魚泳ぐ歪なピラミッド- 北大路京 ...自由詩314-3-28
網の中上半身だけ魚- 北大路京 ...自由詩214-3-28
うそバレ- 藤鈴呼自由詩1*14-3-27
不安−詩想との訣別- ……とあ ...自由詩17*14-3-27
残雪や父を庇いて沈黙す- 北大路京 ...俳句414-3-27
ストーブよく燃える誰もいない部屋- 北大路京 ...自由詩414-3-27
ネトウヨの車にのって- 構造自由詩314-3-27
約束- 梅昆布茶自由詩1714-3-26
赤い空_________「群青」四月課題『嵐』出品- 芦沢 恵自由詩24*14-3-26
織姫- 藤鈴呼自由詩3*14-3-25
春二題- ……とあ ...俳句10*14-3-25
よくしゃべる星空に相槌を打つ- 北大路京 ...自由詩814-3-25
ホテル_ハット・ウォールデン- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...13*14-3-25
更新- Lucy自由詩11*14-3-24
短い夢- Lucy自由詩11*14-3-24
なんとかかんとか- りこ自由詩414-3-24
秋田散歩- 小川 葉散文(批評 ...414-3-24
泥まみれの天使- ichirou自由詩8*14-3-24
爆発- 藤鈴呼自由詩3*14-3-24
simple_plan2- たもつ自由詩1214-3-24
紡ぐ- 梅昆布茶自由詩1714-3-24
逢瀬を待つ- 凛々椿自由詩514-3-24
再会- 葉leaf自由詩514-3-24
はゆらのみくす- 日雇いく ...散文(批評 ...1*14-3-24
simple_plan- たもつ自由詩814-3-23
大人達はいっていた- 最都 優自由詩414-3-23
狼たち- 千波 一 ...自由詩514-3-22
- 服部 剛自由詩414-3-22

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