すべてのおすすめ
神は、にんじんを創り
にんげんは きんぴらを造る
そう かみさんとして、あまじょっぱく 造るはずだった
ところが にんじんの花が咲いてしまった
うっかり収穫時期を のがしたのだね ....
【 流石の沢蟹】
沢蟹は、歩く
沢を 歩く
さわさわとした沢を歩く
沢蟹も 花見をする
タンポポの花が 咲いている
その花弁を
器用に 切り取り
....
ウィーンフィルの首席チェリストやバイオリニスト四人の弦楽四重奏を生で聴いた
生はCDとは違う
生はいきなり全開ではない
柔らかく探り探りしながら
調べは厚く熱く豊かになっていった
演奏家がテ ....
わたしはピアノなのだろうか
誰かが
わたしの蓋が開けたら 喜ぶだろう日に
開け放たれたの
なのに あなたったら こころが ふらっとにのっちゃって
わたしをメゾピアノにもさせないで
わた ....
自由にのびのびと泳がせてくれる人と
長続きするのだなと今さら知る
海水魚を飼っていた時
気遣って水槽掃除をしてくれた夫が
水温センサーを水に戻さなかったので
海水魚たちはみんな煮えました ....
蒸し暑い
この蒸し暑さを
来年耐えられるだろうか
ライザップにでも行こうか
でもあれ本当なんだろうか
弱っている
ひかり射す曇天を見つめていた
蒸し暑さから逃れるために
生まれてきたわ ....
黒鍵みたい
しっぽでおへんじするよ
謳ってみて
五メートル×五メートル、市民農園の区画ふたつが
わたしの詩の研究室
今、研究室では白いつるバラ「新雪」が咲き乱れ
萩「あすかの」がこんもりと枝を伸ばしている
土に金属の支柱を五十センチほど埋め込み
....
海の民である しるしに 婆ちゃんは からくり金庫を私にくれた
立方体をしたその金庫は、随所に黒光りのする鉄の補強がしてあり
なかなか重厚感がある。扉を開けると、その扉の先に また扉。
つぎ ....
最近
中二の娘が笑わない
あまりにも無愛想なので
お前最近目付きがゴジラに似てきたな
と
言ったら
本当にゴジラみたいな目で睨んできた
あまりにも怖かったので
さっさと自室に逃げた
翌日
静岡に帰 ....
おみ足で、探る新鮮な立ち位置
なまあ詩人の
なは、縄張りしらず
まは、マイペース
あは、明るい挨拶あはあはあは
しずかに咲いてる朝の散歩の
すみれの花
ソルジェニーツィンって知ってるか?
俺の弟子だった奴だよ
Lサイズ卵のとんがっていない方に
箸で2〜3ミリの穴を開ける
沸騰した湯におたまで
そっと卵を入れる
運が良いと
チャイルドユニバースが出てきます
後はお好みでゆでて
おしまい
はじめて宿泊した日は
洗いざらしのシャツとジーンズで
いつ帰るか予定のないひとり旅だった
大きなリュックを背負い
フロントまでの階段を登った
*
しばらくして
宅急便 ....
【おしまいの彩り】
るるりら
胸が焼けただれるような思いが ある
たとえば 死の足音におびえ すすり泣く声
黒点が太陽の灼熱を際立たせるように
終ら ....
トトロと言えば魅力的なキャラクターが多数登場するが
中でも出色は猫バスだろう
あのインパクトはいまだに色褪せはしない
地元のまつりで今年の春は機関車トーマス+アンパンマン号が子供たちに人気だった ....
【そこには無が、有った】
たまった洗濯物は無かった
たまった洗い物は無かった
たまるストレスは無かった
たまったヤルセ無サは無い
不健康な食生活は無かった
不摂生 ....
ついこの前
サロンで御一緒したのに
無表情で「こんにちは」をした
人見知りのあっちゅは
比留間さんに
「可愛いこが来てくれた」と
人差し指でおでこをツンと
されて
....
瞬時に言葉を
デジタル化させて送信する
そこにわたしの姿はなく
肉質を失って
闇の中には音がない
音がなくした闇は 門となる
両手で 門の形をつくり
ひかりにかざす
....
夏が圧をなくしてゆく
なし崩しの継ぎ接ぎだらけの
プロセスばかりが裏切りの
結果だけがハッピーエンドな
夏が圧をなくしてゆく
秋よさらば
台風がスライドする
大気よりも海洋が
あたた ....
そう言えば 残暑の今日は 俳句の日
あちこちで 花火、雷、盆踊り
地域では よさこい祭り、阿波おどり
思い出す 放置していた フォーラムを
気が付けば 一年近く経 ....
写真の裏を見ると75年8月とある
セピア色の時間が流れている
若き日の自分と対面する
少しは成長してきたのだろうか
自分に問いかける
かなり厳しい時代もあったが ....
美しい花が
季節にさらされている
永遠ではないものが
繰りかえされている
悲しいのはどっちだろ
美しい花か
それとも
愛のほうか
美しい花が
季節にさらされている
永遠ではない ....
緑の風が田畠に吹くのを
子供の僕が
子供の君と
それに目を凝らしている
誰も知らない
都会の谷間で
いまも目を凝らしている
子供の君と
子供の僕が
緑の風が田畠に吹くのを
こどもとさんぽしてると
へんなところでそだってるよ
とおしえてくれる
おとなにみえないものが
みえるんだね
きになって
しかたがないんだね
おとなにみえないもの
それはみえないのではなく ....
上陸し測量を始めるとすぐに汗はやんだ
ここまで来るあいだの乗り物のなかのほうが遥かに暑かったのだ
三人一組になってそのうち二人がレーザーポインターで位置決めをした
もうひとりがその距離を測ってい ....
ジャンと目が合うようにもなって
この子がフォトジェニックじゃないことにも気づいてきた
カメラの一つしかない目じゃだめだ
人間の二つある目でないと
だけどねジャン
君を紹介したくて
きょうもケータイを ....
裏切られるたび疑い深くなる
そしてそんな依存はやめようと思う
溜め息を吸い込むようにして
他人のこころをからだに通してゆく
ちいさな自分に開き直りながら
そのなかに常住のこころを探している
わたくし獰猛な檸檬 チューニングするチュー リップ
いいかげんの はちゃめちゃさで
いい加減をさがしてる
わたくし球体ですの
清潔な球体の切り口 ビタミン ....
出張先で倒れた
会社のひとにわりと大きな病院に運んでもらった
その間にもお客様からクレームの電話が入っていた
その処理の指示を浅い息でおこなってそこへは明日行くことにした
問題が起こることは普 ....
あおばさんの携帯写真+詩おすすめリスト
(202)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
【仏】南無きんぴら菩薩
-
るるりら
携帯写真+ ...
7*
15-5-29
流石の沢蟹
-
るるりら
携帯写真+ ...
21*
15-4-13
感情と技術
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
14-9-28
ねこふんじゃいな
-
るるりら
携帯写真+ ...
15*
14-9-24
水槽
-
鵜飼千代 ...
携帯写真+ ...
13*
14-9-17
異国の窓から
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
14-8-29
【猫】ねこふんじゃわない
-
るるりら
携帯写真+ ...
11*
14-8-28
土に暮らす
-
鵜飼千代 ...
携帯写真+ ...
9*
14-8-9
陸族化の娘
-
るるりら
携帯写真+ ...
16*
14-7-3
犯罪者の心理
-
ichirou
携帯写真+ ...
10*
14-6-16
おみあ詩人
-
るるりら
携帯写真+ ...
14*
14-6-1
写真を見てひとことvol.39
-
花形新次
携帯写真+ ...
2
14-5-27
宇宙の作り方
-
ichirou
携帯写真+ ...
5*
14-4-12
ホテル_ハット・ウォールデン
-
鵜飼千代 ...
携帯写真+ ...
13*
14-3-25
【終】おしまいの彩り
-
るるりら
携帯写真+ ...
12*
13-12-21
新作猫バス
-
梅昆布茶
携帯写真+ ...
9*
13-11-4
群青_参加作品_テーマ主題【_無_】【そこには無が、有った】
-
るるりら
携帯写真+ ...
10*
13-10-22
れいかい
-
鵜飼千代 ...
携帯写真+ ...
11*
13-10-15
テガキノ青黄黒緑赤デジタルヘ
-
るるりら
携帯写真+ ...
7*
13-9-12
秋よさらば
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
13-8-31
俳句の日2013
-
TASKE
携帯写真+ ...
1
13-8-19
セピア色の時間
-
梅昆布茶
携帯写真+ ...
6
13-8-2
美しい花
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
13-7-16
緑の風
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
2
13-7-16
へんなところでそだってる
-
小川 葉
携帯写真+ ...
7
13-6-18
蝶々
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3*
13-5-30
「、」
-
もっぷ
携帯写真+ ...
3
13-5-2
常住のこころを
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
13-3-12
球体の印象
-
るるりら
携帯写真+ ...
11*
13-2-23
病院にて
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
20*
13-1-21
1
2
3
4
5
6
7