大人を、サイレントクレーマーと読み換えてみよう

もっと、大人になりなさい
もっと、サイレントクレーマーになりなさい

そんな、大人なんて嘘つき
そんな、サイレントクレーマーなんて嘘つき
 ....
飛び立てぬ 鳥の行方を 考えている
先刻 過ぎ去った 雷鳴の 消える様を
何処までか 追い駆けて行く

嘆き
哀しみ
妬み
悔しさ

負けないで
そのフレーズが
空虚なま ....
古くなった蜘蛛にまだ稲妻が引っかかっている 脈を打つ山型のラインが
平行線をたどった。

手を握り
「お父さん。」と呼び掛ける私の前で。

(父は目を閉じたまま、酸素マスクを着けている。)

力の抜けた手は
時間と日にちを追 ....
真冬の空を見上げると
触れればたちまち血が噴き出るような
鋭利で銀色をした太陽の光が
突き刺さってきて
女はとたんに眼を閉じたが
まぶたを通しても痛みを感じるほど
眼球は鋭い光の残影を見る ....
もの言わぬピエタを前に
ぼくはすでに言葉を失っっていた

何を語ることもなく
鼓動だけはゆっくりと打ち続けていた

螺旋の彼方に消えて往ったおかあさん
ぼくは何かを伝えたかった
も ....
僕が酒のさかなだった頃
僕はネット詩の歴史を書いた
やがてすべてを飲み込んで
今では楽器屋に勤めている
彼のように 僕は歌を歌う
呼吸が、止まらないから、
止まらないから、叫び出す
 ....
去っても
忘れても
過ぎても
酷も
すももも
甘酸っぱい

落としても
疲労
少しずつ
気付きあげて
幾年月

コスモスの花が
散るように
浮遊しはじめた
空気の中 ....
鉄砲玉は小さく固められた
他人の罪によって表面を鍍金され
もはや己の言葉を発せない
鉄砲玉は撃ち出された
望まない相手に向かって
望まない高速で
引き金を引いたのは誰だ
引き ....
薔薇色の南部鉄瓶秋の雲 ゴキブリなんて大っ嫌いギャーギャー言って逃げ回
るくらいだけどもっとキライなものがあってそれは
ギャーギャー言ってさわぐやつなんかみんなシねば
いいのにって思ってるそんな自分こそシねって思う
 ....
あの花の名前を知らないならさっさと調べればいいと思うし、台所で話しかけたかったらさっさと話しかければいいし、もたもたしないでちゃっちゃっとやっちゃいなよって思うのよ、ときみはラガービールを片手にフ .... お父さん作文。名前
「ゆ・い・あ・き・ひ・こ」

ゆ・豊かに・真面目に・生きてきた。
い・いつもにこにこ穏やかに。
あ・「あなたが大事。」とそう言って
き・きっと近くで眺めてる。
ひ・陽 ....
零れ落ちる火球の美しさが 夜空に映えるショットを
ゆっくりと 眺めながら

過ぎ去った日々の思い出を 紐解いて見る
天井では ピーチク・パーチク

お母さんは 何処へ 行ったの?
 ....
秋風や遠吠えしたる老チワワ そして
翳りなく空はかがやきを増して
ゆくりなく月日をもちさる
あなたの舵でもって



トー
という音がきこえて
それは地鳴りのようでもあった
つられて飛びたつ鳥 ....
その亡骸は偉大にして強固だった

彼の奏でる旋律は時を経て
永遠に流れ続ける

幾何学を試し
その構造は果てもなく
静かに築かれている
溢れる鼓動とともに
バロックを組み立ててゆ ....
年賀状売り出すたびに笑う鬼 マイナンバーもう刺青にしてしまう 長くなる短かった杭の話 万国旗は青い風にはたはた…揺れ
園児等が駆け回り、賑わう
秋の運動会。

染色体が人より一本多く
まだ歩かない周と、並んで坐る
パパの胸中を{ルビ過=よ}ぎる、問い。

――僕等はあわ ....
  



言葉を
全力で守る

シュプレヒコールを唱える事が
ハロウィンのパレードと
どれだけ同じに見えようと

発言するほど
唇寒く
弱点を突かれ
攻撃されることになる ....
空は高く
遠く 
ぼくを迎えいれてくれる
少しだけ寂しいけれど
青く染まってしまったぼくは
静かな誘いにコクリと頷く

透明な羽が肩から生まれ
いよいよ旅の刻が来た

自由な大 ....
きっと、
数えきれない罪のうえにある私だ

きっと、
その甚大さに耐えられる私だ

それゆえに、
概ね後ろめたいのが、私の「ありがとう」
手のひらに、
とぎれとぎれの物語がまじわるように、
とぎれとぎれの時間のなかを旅している。
風は、
私にまとわりつく
薄い襞を食んでいく。
一衣も纏わぬ身体になった私の心は、  ....
いつか説明できる自分になりたいとおもったが
いつも途中でひきかえしてばかり

丘の上の教会の牧師さまを質問ぜめにし
彼の額の皺がひとつ増えたのをみとどけて
それでもつぎなる質問をかんがえつづ ....
私信以外だったらホントになんでもいいんですよね?

本当は私信を一番送りたかったのですが、そこは仕方がありませんヽ(´▽`)/
ところで、とうとうネットポエム界を引退されるということで、引退 ....
流れる清流のかたわらに佇み
透明な魚影を静かに眺めていた

雨の降る秋の午後
みずならの葉脈たちが
ぼくを守っていてくれる
静寂な一刻を与えてくれた

透明な 透明な
青い 碧い ....
維新から威信なくなりもう異心 ソンナコトバハキライデス日常から切り離され取り澄ました言葉なんて体の表面つるりと滑っては落ちてゆくだけどこにも引っかからないワタシノッペラボウデスののっぽな棒にはA3POPペラを巻きつけはたはたと風に ....
あおばさんのおすすめリスト(15330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サイレントクレーマー- イオン自由詩1*15-11-7
キョロリ・アオサギ- 藤鈴呼自由詩2*15-11-7
古くなった蜘蛛にまだ稲妻が引っかかっている- 北大路京 ...自由詩615-11-7
僕は寝ているふりをした。- 梓ゆい自由詩2*15-11-7
冬の光- カメグ自由詩215-11-6
母の肖像- レタス自由詩12*15-11-6
NCM参加作品_僕が酒のさかなだった頃- kaz.自由詩115-11-6
コスモス- 藤鈴呼自由詩4*15-11-6
鉄砲玉の唄- 葉leaf自由詩415-11-6
薔薇色の南部鉄瓶秋の雲- 北大路京 ...俳句215-11-6
僕は寝ているふりをした/即興ゴルコンダ(仮)投稿.86- こうだた ...自由詩7*15-11-5
僕は寝ているふりをした - 阿ト理恵自由詩9*15-11-5
お父さん作文。- 梓ゆい散文(批評 ...215-11-5
かき氷- 藤鈴呼自由詩1*15-11-5
秋風や遠吠えしたる老チワワ- 北大路京 ...俳句415-11-5
光と時間- しもつき ...自由詩14*15-11-4
Bに捧ぐ- レタス自由詩315-11-4
年賀状売り出すたびに笑う鬼- 北大路京 ...川柳215-11-3
マイナンバーもう刺青にしてしまう- 北大路京 ...川柳615-11-3
長くなる短かった杭の話- 北大路京 ...川柳415-11-3
秋の運動会- 服部 剛自由詩815-11-3
沈黙が力を持たない時代に- Lucy自由詩15*15-11-3
巣立ち- レタス自由詩315-11-3
ありがとう- 千波 一 ...自由詩315-11-3
体温- あおい満 ...自由詩715-11-3
クープランの墓- 梅昆布茶自由詩1115-11-3
NCM参加作品、祝♥ネットポエマー卒業✩ヌンチャクさん゚(゚ ...- オダカズ ...散文(批評 ...2*15-11-2
水守- レタス自由詩615-11-2
維新から威信なくなりもう異心- 北大路京 ...川柳615-11-2
悲しみの透明なあり方/即興ゴルコンダ(仮)投稿.85- こうだた ...自由詩6*15-11-2

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