くちびるの
置き場所を間違えた、夜明け
あなたへと無音で震える春が
無音で体温する春が
祈りを湿らせるので
耐え切れずに申し上げた春が
ぬくく、痛く、ここに
滲み始めるの ....
幼子が堅く握った手を
僅かにゆるませるように
朝の光を浴びた梅の木が
真白い花を孵化させている

豪華さはないが
身の丈に咲く、その慎ましき花に
頬を寄せれば
まだ淡い春が香る

 ....
オレンジ色に染まる公園で
僕はひとりかくれんぼうをする

ぞうさんのすべり台の上で
数を百までかぞえても
僕を探しに来る子はだあれもいない

風が気まぐれに揺らすぶらんこの
長くのびた ....
キャッチボールする
子供のときのように
幼馴染と
キャッチボールする

幼馴染の大ちゃんの球は速い
少年野球やってたから
川島イーグルス
俺は 嫌いだった

疲 ....
ポケットの中で粉々に砕け散ったビスケットを
乾燥した指で摘んで口に運んだ
解けたチョコチップが指に絡んで
煙草のフィルターまでベトベトになった

お前がくれたチョコチップビスケット
これで ....
 君の街へ白のバスに乗って病院へ行く
 君の街は僕の乗っているバスを最後に閉じられる
 僕は病状が悪化し 入院することに決まった
 喫茶店のバイトも辞めた 詩を書くこともやめたのだ
 氷でコー ....
 金曜の晩に、朝まで飲み明かすつもりだった僕らは
早々に店を閉め出され、地下室から抜け出し
たどり着いたのは、地上百階に位置する深夜営業のレストラン。
「僕らがテーブルを囲んでいるのか、テーブル ....
死ぬ夢を見るたびに
生きていることを味わう
生きるとは
そういうものだろうか?

笑うたびに
昨日の涙を思い出す
喜ぶとは
そういうものだろうか?

無駄のない生活をするために
 ....
ぼくらは たがいに
記号に すぎないと
了解しあった あの場所で
待っています なんどでも
そこから はじめましょう
 彼女は意識が戻らないままだった
 季節は夏を通り越して秋になっていた
 生き物達は冬に備えて食料を蓄え
 永い眠りに就く準備をしていた
 僕は情緒不安定になっていた
 彼女のことを思う度
 ....
家に帰ると門が壊れていた
妻と娘が代わりに立っていた
家の中では妻の短大時代の
同級生だった山本さんがいて
食事の準備をしていた
十年ぶりですね、と言って笑った
煮物の味見をしてあげた
 ....
たった一言の失言のせいで
創りあげたい美しい国の
議会はまた空転を続けている

かつての集団就職の金の卵たちが
機械化の波に押され
三高神話に駆逐され
猫もしゃくしも
大学と言 ....
目覚めると 
駅のホームの端に立つ街灯の下で 
粉雪はさらさら吹雪いておりました 

次の駅の街灯の下で 
雪は舞い踊っているようでした 

その次の駅の街灯の下で 
雪はまばらに降っ ....
 君が死んでからもう二ヶ月が経つ
 僕は病院に行くために若草色のバスに乗る
 僕は19歳で喫茶店でバイトをしながら詩を書いている
 最近調子がいいんだ
 病院の帰りにメールが来て彼女から会わな ....
思い出す
ロンドンの路上に描かれた
誰も訪れたことのない大聖堂
クレヨンのドアを開ければ
鳴った1ポンドの音

思い出す
場末の映画館を探して
路地を何度も曲がり続け
が、結局たどり ....
 桜色のバスに乗って染井吉野のトンネルを抜けて君の街へ行く
 トンネルを通る時花びらが風に乗ってガラスに付く
 運転手はいつもワイパーをかけてそれを退ける
 君には桜の花びらがよく似合う お ....
ほしいもの
それはお金でもなく
名誉なんかでもない
ほんの小さな手だけでいい
温かみのある誰かの手

ありがとうと
軽く振ってくれる手
がんばってと
応援してくれる手
大丈夫だよと ....
{引用=





くぼんで不可解な高みから
海の影が降りてくる
闇と光の間の道を
さざ波のように辿りながら

 真実は無限の中から
 選び取るもの
 それは賭けの連続

 ....
雲は遅刻したけれど青空は遅刻しなかった晴れのち曇り。



曇のカーテン薄いから、
向こうが透けて、
青い影。

ぐうん空魚が、



ほわわわ ....
鼻毛出てるよと言われた。
まあいずれにしろ出ていたので善しとした。

体調の悪そうな亀みたいと言われた。
まあいずれにしろ亀は好きなので善しとした。

あなたっていつも煙草吸ってるねと言わ ....
降りしきる
こなゆきだった、と
私は思う

ただ
あなたを追いかけて
苦しく舞った

それは
視界をさえぎるばかり
あなたは
低く目を閉じた

小さく
積もる場所があり
 ....
?.

ヒヨドリたちが庭に現れる
鳥は歌うものだと思っていた
あれは
叫びだ

桜木町から横浜に向かう道で
君は叫んで
何度も叫んで
アスファルトの上に寝転がって
 ....
じつは、人間じゃありません
きょねんの
夏の明け方に
とあるスクラップ置き場で
生まれました
ボクの名前は
ゴミトンと言います

なぜだかわからないけど
地面に落ちてるモノが好きです ....
ここからは見えぬところで太陽がノヴァでもしたのか月が明るい
地上のみならずはるかな高みから真空気圏貫き通して

月影とは月の光のことでした足元に種々ものの輪郭
真空の中には淡く太陽の側へと伸び ....
目覚めのとき、夢の表象が、広がり続け硬さを増す内部へと吸収されるとき、あらゆる色を超えた色をした薄片に、「犬」がそっと重ね合わされる。押し寄せてくる覚醒の光や事物、そして世界に対抗して、私は「犬」の重 .... 彼氏が泣いていた
じゅうにこも年上
子供みたいなひとだ

ばんばんびがろ
とゆう人が死んだって
とても悲しいらしい

つよすぎも
よわすぎもしない
プロレスラーだったとゆう
わた ....
名古屋から来た君は
動物園通りを抜けて
髪の毛ぼさぼさで
連絡を待つ
ろくでなしの
連絡を待つ

ろくでなしは
その時ある一つのやさしさに抱かれていて
抱いていて ....
わたしの水は干からびる
あなたが逃げた
ささいな
謝辞に

わたしの水は追いかける
あなたがこぼした
祈りの岸から

わたしの水は溢れない
あなたがなくした
なみだの代わり
 ....
森を歩く
一人きりで
冬の森を
霧雨の中を

凍える手は
いばらをつかみ
血が流れる
痛みを胸に

胸の痛みは
置いてきたもの
馬鹿から始まり
今は世界
 ....
お父さんが
バイバイ
って
言うから
わらった。

もうさ、いいオジサンなのに
バイバイ
だって。

でもさ
あの子が
バイバイ
って言ったら
バイバイ
って返したくなる ....
あおばさんのおすすめリスト(15345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
種子の祈り- A道化自由詩1807-2-5
春の歩み- 佐野権太自由詩27*07-2-5
夕焼けかくれんぼ- 未有花自由詩18*07-2-5
- 水在らあ ...自由詩34*07-2-5
真夜中ビスケット- 虹村 凌自由詩6*07-2-5
君の街まで桜色のバスに乗って〜冬から春へ〜- はじめ自由詩5*07-2-5
テーブルは最善の休日- プテラノ ...自由詩3*07-2-5
そういうものだろうか?- ぽえむ君自由詩4*07-2-4
そろもん(スタートポイントの話)- みつべえ自由詩1007-2-4
君の街まで桜色のバスに乗って〜2004年秋〜- はじめ自由詩5*07-2-4
- たもつ自由詩1307-2-4
*ひめさまへ*- かおる自由詩19*07-2-4
冬の車窓__〜一〜- 服部 剛未詩・独白1007-2-4
君の街まで桜色のバスに乗って〜2004年初夏〜- はじめ自由詩7*07-2-4
_- 太郎冠者自由詩307-2-4
君の街まで桜色のバスに乗って- はじめ自由詩3*07-2-4
とても小さい手だけれど- ぽえむ君自由詩19*07-2-3
海からの影- まどろむ ...自由詩4*07-2-3
「_晴れのち曇りで、さんさんさん。_」- PULL.短歌8*07-2-3
まあいずれにしろ。- もののあ ...自由詩43*07-2-3
こなゆき- umineko自由詩13*07-2-3
十字架- 水在らあ ...自由詩31*07-2-3
じつは人間じゃありません。- 自由詩6*07-2-2
○満月(まるまんげつ)- 小池房枝短歌14+*07-2-2
犬をめぐる文学的断章- 葉leaf自由詩9*07-2-2
ばんばんびがろ- ふぁんバ ...自由詩9+*07-2-2
水の在るところ- 水在らあ ...自由詩37*07-2-2
わたしの水は- 千波 一 ...自由詩14*07-2-2
半獣神- 水在らあ ...自由詩15*07-2-2
バイバイ- しいこ。自由詩2*07-2-2

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