ひかりがすこしこだましている。どこかとおくへいきたいとおもう。気ままでぜんぜんいいんだけど、おいしいおもいもしてみたい。ひとりでしおひがりとかしたい。ただとおくへといきたかった。いっそねてしまえばいい ....
制服を汚す男のフルートに震えてる薔薇そして月光
だまっててねこのひだまりにコネコたまる
ことにこにことわらうのにうんといわない
きみはすこしうそつきでオオカミなボーイ
てのひらにひらとのっかるほどのしあわせ
あたしにちょうどいいきみにち ....
ニュース画面に映る空はいつもあんな色だろう。それが青色だって即座に思い浮かべてしまうのかもしれないけれど、ふと気づけばもう夕暮れが終わりかけてる、なんて時もある。光が散乱された結果としての単なる色彩の ....
たしか八年前には溶かしてたチョコレイトも
甘過ぎるからちょっとね
ね、って言われて
それからやめたんだ手料理は
わたしが溶かすのはインスタントコーヒーと
一人で過ごす部屋のため息
なん ....
「グーチョキパーで
グーチョキパーで
なにつくろう
なにつくろう」
と歌ってたゆうちゃん
「グーはチョキに勝つんだよ」
と教えたら
不思議そうな顔をしてこちらを見ている
右手がグー ....
まよう
答えを探している
息子とじゃんけんをする
勝っても負けても
答えを見つけることの間違いを
教えられる
あいこでしょ!
障がいについて
伝える日がくること
世の ....
僕が空に明るくなったのは
君のため、です
僕が
空に溺れてしまうのも
君のため、です
もしも
君のいない僕ならば
どれだけ不幸で
どれだけ幸福だったことでしょう
....
海に行きたい
夏の海に
あなたとの強い想い出の大抵は冬で
冴え渡る多摩の空の下から富士を望んだり
電車に揺られ詩的なものを探しに出たり
さよならを言えずに雑踏で握手を交わしたり
冷めな ....
あちこちに 弱音を吐いて歩く
だまりたい
自分の傷を みてみてって ひけらかす
だまりたい
大切な人との秘密も 口走ってしまう
だま ....
とんち=を
きかせる気化せる音の
訪う扉にビラ貼りませ夜
おにがそとならふくがうち
幕の内なら俵に握れ
にぎりめしなら胡麻ふりかけて
飯ませ冷ませ 鬼の居ぬ間に
金棒金網金物問屋の
....
言葉はいつも裏切るから
唇をあわせて
せめて、ぬくもりをちょうだい
ドロリ
ケーブルの中 濃密なインクが運ばれてゆく
末端で待ち受ける 退屈なひとたち 忙しいひとたち
虚無となれ合うための儀式
みんなハイになってる
眠れない 闇の一隅
不思議な薬が ....
鬼の豆くださいなって鬼の居ぬ間に入りません鬼炒豆ン
タクラマカン砂漠さばくとサクサクと企まん骨は砂になる
万歩計時計家計を外したら系図正しきくすり、でござる
あなた笑っていなさいって言ったっけし ....
勝てない
その勝負には勝てない
自分より劣っているから安らぐ
その気持ちには勝てない
劣っている人に寄り添って
生意気な態度を取られて腹立たしく思っても
やっぱり劣っているから
泣 ....
ぶち殺す、ぶち殺す
あっ、吉田さんちのおばさんだ
「こんにちは!」
「あら、清介くん、お久しぶり
元気にして・・・、ウギャー!」
はい、一丁上がり
ぶち殺す、ぶち殺す
あっ、 ....
怖い
社会が怖い
なんかすげー怖い
家をでるときドキドキするのでもう一回おしっこにいく
玄関の扉を開けるとき、不安になり尿漏れする
外にキチガイが居て明日殺されるかも知れない
日付が変 ....
炊いて二日を過ぎれば焼き飯にします。
それにも飽きてくれば残りもので雑炊に炊き込みます。
詩は雑炊のようなものだと僕は思います。
出汁にしっかりとした味付けさえあれば具材など要らない。
....
夕焼けがにじむ
夜になれば身体の芯まで冷えてくる
焼酎の湯を沸かし買ってきたアルミの鍋に火をかける
このところ一人用の鍋ばかりつついている
アルミは潰せるので簡単だがプラスチックやト ....
美智とは完全に疎遠になった。ラインもしなくなった。絶対出席しておかないといけない授業で見かけるだけの関係になってしまった。そのたびに嫌な感じがどんよりとあたしに刺さった。この感じは企業面接を受けても ....
雪の花児童更生保護施設
鬼の面つけ合って豆投げ合って些細なケンカして抱き合って
現実という時雨が降る朝に
大地が感じるのはどのような温度か
木の枝葉は水滴の重みに耐え
明日の太陽を望んでいる
今、曇った雲の切れ端から
太陽の光が漏れている
影と光が織りなす景色に
....
割れる音
ザラついた肌
焼ける匂い
掌に穴が空く
あぁ、そうかと目を抉る
(絶叫)
ダラリと舌が垂れる
あれ、もう終わってしまった?
そう思った時はもう手遅れ
吠えない犬がい ....
今日はホテルに缶詰めぐらい言葉が雨注
今時の若者は缶切りつかえないって宇宙
今夜はご馳走だからみんな帰ってよ雨中
今更聞けない最期の言葉はかなたに宇宙
今ホームランみたい解放され右中(間)
....
拾った缶詰に
「宇宙」とラベルが貼られてて
持って帰って
缶切りでキコキコ開けた
空っぽだった
別にがっかりはしなかった
きっと誰かが
いつかの宇宙を
閉じ込めておきたかっただ ....
電気が走れば怯える鼠たち
眠っていたはずの溶岩も溢れ出て
重い空は赤く染まる
雲に隠れて浮かぶ月がパックリと半分に割れ
棘のある蔓に絡まり裸の女が地上に降りてきた
綿は白い露を滴らせ雨 ....
冷たい手
あたい、冷え性だから
温めてやるさ、ずっと、ずっと、
ベッキーちゃん
私
あなたの味方です
そりゃ
いろいろイケナイ
こともあるでしょ
軽率だったと
そりゃ言われるでしょ
だけど
ベッキーちゃん
あなたのライン
ネットでみました ....
人間は水
人間は石
人間の海馬
月とリング
ヤン・シュヴァンクマイエル
ヤン・シュヴァンクマイエル
ヤン・シュヴァンクマイエル
3回唱えたら鴉
あおばさんのおすすめリスト
(15345)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひだまりだまりねこねころがり
-
さわ田マ ...
自由詩
6*
16-2-25
制服を汚す男のフルートに震えてる薔薇そして月光
-
北大路京 ...
短歌
1
16-2-24
ひだまりだまりねこねころがり/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外
-
こうだた ...
自由詩
3*
16-2-23
きみを溶かしたら、たぶん空色になると思う。(ゴル投稿長考版)
-
高橋良幸
自由詩
5*
16-2-18
きみを溶かしたら、たぶん空色になると思う。/即興ゴルコンダ( ...
-
こうだた ...
自由詩
6*
16-2-16
グーはチョキに勝つ
-
小原あき
自由詩
4
16-2-10
グーはチョキに勝つ
-
かんな
自由詩
6*
16-2-10
過言でしょうか
-
千波 一 ...
自由詩
2
16-2-5
2016SS
-
たちばな ...
自由詩
14*
16-2-5
『だまりたい』
-
座一
自由詩
10*
16-2-5
を/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
5*
16-2-3
せめて
-
殿上 童
自由詩
15*
16-2-1
ドリフターズ
-
餅月兎
自由詩
9*
16-1-30
鬼の豆ください/即興ゴルコンダ(仮)時間外
-
こうだた ...
短歌
3*
16-1-29
勝てない
-
鵜飼千代 ...
自由詩
20*
16-1-28
ぶち殺す
-
花形新次
自由詩
2
16-1-27
ホワイトホールの黒い鳥
-
馬野ミキ
自由詩
5
16-1-27
雑炊
-
アラガイ ...
自由詩
4*
16-1-27
鍋
-
アラガイ ...
自由詩
6*
16-1-27
殺されるひととすれ違う(2/2)
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
16-1-27
雪の花児童更生保護施設
-
北大路京 ...
俳句
2
16-1-26
鬼の面つけ合って豆投げ合って些細なケンカして抱き合って
-
北大路京 ...
短歌
4
16-1-26
現実
-
鷲田
自由詩
6
16-1-26
ベルカ
-
opus
自由詩
1
16-1-26
宇宙の缶詰/即興ゴルコンダ(仮)投稿
-
こうだた ...
自由詩
2*
16-1-26
宇宙の缶詰
-
小原あき
自由詩
6*
16-1-26
懐中電灯
-
アラガイ ...
自由詩
7*
16-1-26
ずっと
-
殿上 童
自由詩
13*
16-1-25
ベッキーちゃんに捧げる歌
-
umineko
自由詩
4*
16-1-25
ルナ
-
ゴースト ...
自由詩
2*
16-1-24
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