ひんやりした空気の漂う
澄明な秋のゆうぐれである
蓼のべにいろ
野菊のうすむらさきが
ふるえながら空へと
にじみあがるのである
この小径をゆくと
わたしの肌にも
それらのい ....
僕はキミのこと
なにもしらないだろう
ボクが君のこと何も知らないように


フランツ・カフカの変身を読んだのは高校生の時


小説は一つの比喩を膨大な言葉で囲うことによって
成立させ ....
僕の隣に座っていた人が死んだ。それは呆気ない春の日の出来事。僕たちはその日待ち合わせをして、同じ電車の同じ車両に座った、中学校の同級生だった。なぜ死んだのかはわからない。ただ、僕たちが昨日この場所で会 .... ヨイショっと昭和が遠くなっていく 圓鏡も談志も逝って残る月 我先にと 咲く花を
夜空に 浮かべながら
会話にも 花が咲く

ねえ 私を 見て
私の方が 綺麗でしょ

競うように 散る花びら
一輪 一輪に
伝えたい

あんた達 どれも
サ ....
居間で胡坐をかく父の姿を
時折見る。

(死んだはずなのに。)と思いながら
「お父さん。」と声をかけた。

(父はただ、静かに背を向けている。)

そこにいるだけでいい。
そこにいて ....
枠にはまる
美しい枠に沿って色づけを指紋と共に

 印 証明 サイン

枠にはまる
屋根や壁のように 時には翼なしにはみ出しても

 波紋に導かれ 枠に戻る

枠にはまらな ....
スクール水着にしてるのは 萌えるから燃えるから
              o         °
学生時代からスタイル変わってない
             °        °   ° ....
まあ諸々、君に任せるよ。と丸投げて上司の得意技うっちゃりがいつだって炸裂する締切の直前にはげんなりする代わりにはんなりしてみませんか余裕ありげな笑み浮かべてお茶に花なんか浮かべてみて今週もまた会えなく .... 次々と 咲かせる華を 見上げたら
首が 痛く なりました

レジャー用の 椅子
ドリンクホルダー付きの 立派なヤツは
昔 スポーツショップで
衝動買い したの

会社の皆で 海 ....
豪快に彼女に塩をまかれたよあした天気になりますように バス停から歩き出した 暗くなった歩道に
街頭に照らされて 燦然と 
一本だけ落ちている 大根の葉っぱ
ベビーカーを押す母親が スーパーの袋から落とした


午後7時 今ごろぶり大根にな ....
洋紅色の巨大な貨物船は
少年たちの掌から分泌される
蜘蛛の糸を張りめぐらせられ
少しづつ浜辺へと曳かれていた

隆々とした筋肉質な船員達はビールを酌み交わし
吠えたり
笑ったり
歌 ....
根の堅州(かたす)まで逃げ果(おお)せるか

その先黄泉(よみ)の暗い道順(みちゆき)

荒神谷の奥深く 
人影も無く、道も無く
鬱蒼(うっそう)とした下草と
室(むろ)を作る地(じ)  ....
みどりの線で世界を描く

翠は鎮静のいろ
緋色が補色

融和と柔らかな背反
それぐらいがいいところだとおもうのだ

ビリジアン
青みがかったみどりらしい

マゼンタ
あかるい紅 ....
メガネをかけた店員が私を緑のサツマイモだと言った
もう一人の店員は私のことを赤いキュウリだと言った
どの棚にも私の居場所はなく、
北海道の男爵やクイーンが
同じ棚には並びたくない、と言 ....
短く鋭い溜息が
ぎゅーっと聞こえてきたよ
まるでドアーの開閉するような
その音は近づいてきたよ

目撃者によると
十秒おきに
ぴぴっと電話に飛びつき
ぼくは救急車を呼んでいたという
 ....
あまいとおもっていた
あなたの言葉は
いまでもわたしの喉をふさいでいる
目の内側から金色がおしよせて
まもなく手も足もうごかなくなる
いくつまで活躍せねばならぬのか "ね"をあげる秋刀魚野菜に手が伸びぬ 夕陽に向かって走っていた電車が停まった。長い間揺られていた人々は立ち上がった。この先には もうレールはなかった。が 旅が終わったのではない。
ここからは ひとり 自分の足で歩く始発駅でもあった。過去 ....
安倍君はなぜ一億が好きなのだろう 怪談をギャル文字フォントで読んでいる  詩の中に生活を持ち込むことを嫌う人は一定数いる。さらに、詩によって人生に直接触れることを嫌う人もまた一定数いる。詩は此岸の出来事を扱うものではなく、彼岸へと飛翔していくものだ、そう考える人は .... あれがくると

やはり初めての危機に遭遇しているような気になってしまう

じぶんのことなのに

時が違えば他人事にも自分事にもなっている

もうなんどもやり過ごしてきたはずなのに

 ....
きこえないきこえるきこえないきこえるきこえないきこえるかぼそいこえのあいま(い)にはめがねかけていいかなちょっとたんまっていうからからにかわいているあきのあさのちゃくしんおんはきこえているのきこえない .... たまごアイドル
たまにアイドル
谷間アイドル
タニシアイドル
他人アイドル
死人アイドル
市民アイドル
親身アイドル
ミシンアイドル
みかんアイドル
股間アイドル
小判アイドル
 ....
そうだ、筋肉という名前だった!
思い出したぞ!


あれは貧弱な力こぶを指で無理やり力こぶに仕立て上げた様な山の奥で人知れず粗末な生活を送っている街の名前であり私はその街を求めて九州街道をひと ....
昨日のおやつはコーヒーゼリーだった。
抹茶プリンから出来たmiso・スープの香りに誘われてキッチンに顔を出してみれば、
クッキーの形をした人形の右足だけが焼成前の段階において(既に)切り取られてい ....
あおばさんのおすすめリスト(15345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋の手紙- 塔野夏子自由詩4*15-10-17
夾竹桃(ゴル投稿)- 百均自由詩1*15-10-17
きこえる(ゴル投稿)- 百均自由詩2*15-10-17
ヨイショっと昭和が遠くなっていく- 北大路京 ...川柳515-10-16
圓鏡も談志も逝って残る月- 北大路京 ...俳句315-10-16
- 藤鈴呼自由詩1*15-10-16
名残。- 梓ゆい自由詩5*15-10-16
ふつうにこがれるこのごろ- 朝焼彩茜 ...自由詩1215-10-15
潜る- 北大路京 ...自由詩2115-10-15
諸君!/即興ゴルコンダ(仮)投稿.80- こうだた ...自由詩3*15-10-15
マッポか_ソッポか- 藤鈴呼自由詩1*15-10-15
豪快に彼女に塩をまかれたよあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌715-10-15
落し物- 藤原絵理 ...自由詩7*15-10-14
狂った時計- レタス自由詩4*15-10-14
バラッドのはじまり- ……とあ ...自由詩5*15-10-14
Colours- 梅昆布茶自由詩1915-10-14
メガネの店で- 為平 澪自由詩1415-10-14
別名- オダカズ ...自由詩3*15-10-13
はちみつ- はるな自由詩615-10-13
いくつまで活躍せねばならぬのか- 北大路京 ...川柳415-10-12
"ね"をあげる秋刀魚野菜に手が伸びぬ- 北大路京 ...川柳615-10-12
終着駅- イナエ自由詩17*15-10-12
- レタス川柳1*15-10-12
怪談をギャル文字フォントで読んでいる- 北大路京 ...自由詩615-10-12
社会の中に生きる者として詩を書く- 葉leaf散文(批評 ...515-10-12
まくらに落ちる- 吉岡ペペ ...自由詩415-10-12
きこえる/即興ゴルコンダ(仮)投稿.79- こうだた ...自由詩2*15-10-12
カリスマアイドルへの道- 紀ノ川つ ...自由詩215-10-11
初空のゆめ(ゴル投稿)- 百均自由詩4*15-10-11
せわしなく掻き出す前足が穴をどんどん深くしていく(ゴル投稿)- 百均自由詩4*15-10-11

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