屋上のヘリで逃げ行くノブナガをヘリごと斬ったアケチミツヒデ
聞こえないふりして逃げた質問がお腹の中で鎌振りまわす
長い雨のレースを開けて
六月の陽射しが顏を出す
反射して散らばる子供たち
ビー玉みたいに素早く駆けて
ひとり離れて
シロツメクサを編む
首の細い少年
意識されることもなく
満ち ....
遺蹟
奈良の友人の結婚式に列席したついでに
飛鳥の遺跡を畏友のK士と巡る
石舞台
酒船石
猿石
高松塚古墳
でも駅前で立ち寄ったうどん屋の
出汁がしっかりきいて品よくかるく ....
終電も泊まるところもないうえにやけに激しい風が吹いてる
屋台が並ぶ 浴衣姿のわたしと
わたしの視線に気がつかない君と
金魚すくいで競い合う
ひと夏で散ってしまう
花火も蝉も
そうして季節は過ぎ行く
わたしの気持ちもそうして
君に届かず ....
蚊を殺した、躊躇いもなく殺した
今日も暑さで
苦しめられる
結局眠れない
こんなもんなのだ、夏というのは
お題みた瞬間うかんだイメジ逆転吉原なら本日の
盛りだくさん鴨居玲からのエリック・サティから
の天使にラブソングを経たいま高校野球逆転劇に
すり変わったけど中継なんかはほとんど観ないし
書こうと ....
杓子定規には行かぬ出来事を吸い込んで
花びらは 大きく開き 空に染まる
微妙な空気感も 四方山話も 飲み込んで
幹は 太く 伸びて行くけれど
もう これ以上は 勘弁して下さいと
....
死に化粧の父は
歌舞伎役者のように凛々しくて
酒で枯れ果てた唇が
潤っていたのを初めて視た
・
回顧する夕暮れ
鳴いている壊れた時計
線香の香りが夏の空気と合わさ ....
真夏の{ルビ陽炎=かげろう}揺れる
アスファルトの、先に
琥珀に輝く円い岩が
ひとつ、置かれている。
額の汗を拭って、歩く
旅人の姿は段々…近づき
数歩前で、立ち止まる。 ....
ねえ 君
ぼくを地球に 一人ぼっちに 置き去りして どんな気持ち?
街は忌々しい地球人に溢れ 手におえそうにない
毎日テレビを見て自分をおかしくさせなくちゃ やっていけない
ぼくは地球人のよう ....
ほんと参った てこずって迷って送ってきた この人生
捨てる神あれば 踏んづける神もあった
前髪は後退し トイレの紙にことかいたこともあった
結局最後まで 望むように認められることはなかったよ
....
ちいさな夜想曲を想う
ドイツの作曲家でもなく誰かの
こころはとめどなく夢をさまよう
意味もなくいきているような
きもするのだが
いつでも永遠を信じて生きていようとおもう
体はく ....
つうこんのいちげき君の手料理をキメラと呼んでしまってゴメン
淋しさをポケットいっぱい詰め込んで
ひとりきりの夜を歩こう
いつかわたしも永遠になれるだろうか
かつてわたしが 光の一部であったように
わたしは沈黙のほうにある
とすると
沈黙は詩のほ ....
霧が湧き 雲は下り
天と地の息吹が交わり合う
噛み合わされた大地 喃語の潤い
ぱせり ぶろっこり やまのみどり
熊や鹿が嗅ぐ土の匂いが知らしめる
地脈の辿り 遠く 深く 息みて
....
バスに乗って目を瞑ると
私の中を通過していく
一台のバスがある
開いた窓から
誰かが手を振っている
懐かしい気がして
手を振りかえすと
バスは小さな魚になり
泳いで行っ ....
こんなの詩じゃないと
お叱りを受けそうですが
まあ、いいだろう
と、寛大な心の方はご覧ください
*
小さい頃のわたしは
引っ込み思案で 恥ずかしがり屋
自分から友だちを ....
溯れない川の流れに似た
時間に浸りながら
自分の座る椅子を捜し回っていた
私の片割れの具象化した腫瘍は
いつまで経っても不定形の
気味の悪い生物で
恐ろしい程脆い
その割りにはしぶとく
....
ふいに 風がカーテンをゆらし
とおいあの頃が 窓の外にある 気がした
みわたすかぎりの原っぱの向こう側には
そこなし沼に こわれかけの小舟が一双
沼を取り囲む山に続く なぞの けもの道 ....
ずいぶん おそくなりましたが
みなさまのおかげで 楽しい時間をすごさせていただきました。
ただ 前回までは 私は全レスだったのですが、
全レスはかないませんでした。
それが くやしいので ....
ボウルいっぱいのサラダにドレッシングを一滴た
らして食べる人が登場したのはハルキのどの小説
だったっけって思いながらフォークで串刺すキュ
ウリにレタスの七月六日は記念日だってどこかの
歌人が詠 ....
私は生きることが好きだから
すべての生き物が好きです
犬は子どもの頃に
一度だけ飼っただけで
それ以来
飼ったことはありません
彼らはあまりにも人間に
忠実すぎて
どんな理不尽 ....
人波の一つ先行く赤とんぼ
信号変わりて人赤を追い
コンセント代わりに鼻を使ってもいいけどタコ足配線はダメ
沈んでる気持ち隠して星空を綺麗とか言う興味ないのに
私は誰もが知っていることを知らない。
私は誰もが知らないことを知っている。
誰にもみえるものが
私には見えない。
誰にもみえないものが
私には見える。
あなたは今、
笑 ....
オレ抜きで二次会をするつもりだなやけに激しい風が吹いてる
わたしは今朝目が覚めた、それとあなたが仰るような「時間」まで記憶していられるほど能力は高くない、勘弁してくれ。
いいんです、わたしはあなたに言いましたよね? 「わたしはわたしと向き合うためにあらゆる ....
あおばさんのおすすめリスト
(15330)
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日付
屋上のヘリで逃げ行くノブナガをヘリごと斬ったアケチミツヒデ
-
北大路京 ...
短歌
6
15-7-18
聞こえないふりして逃げた質問がお腹の中で鎌振りまわす
-
北大路京 ...
短歌
5
15-7-18
六月回廊
-
ただのみ ...
自由詩
24*
15-7-18
遺あるいは
-
梅昆布茶
自由詩
14
15-7-18
終電も泊まるところもないうえにやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
4
15-7-17
夏の片想い
-
じまさん
自由詩
2
15-7-17
熱帯夜
-
じまさん
自由詩
1
15-7-17
中原昼夜逆転/即興ゴルコンダ(仮)投稿.55
-
こうだた ...
自由詩
3*
15-7-17
しゃく・なげ子さん
-
藤鈴呼
自由詩
3*
15-7-17
あか
-
よるのま ...
自由詩
5
15-7-16
夏の夢
-
服部 剛
自由詩
8
15-7-16
ALL_OF_ME
-
馬野ミキ
自由詩
1
15-7-16
What_a_wonderful_world
-
馬野ミキ
自由詩
5*
15-7-16
電波時計
-
梅昆布茶
自由詩
15
15-7-16
つうこんのいちげき君の手料理をキメラと呼んでしまってゴメン
-
北大路京 ...
短歌
3
15-7-16
かつてわたしが光だったとき
-
伊藤 大 ...
自由詩
6
15-7-15
巻き戻されることはない
-
ただのみ ...
自由詩
15*
15-7-15
見舞い
-
たもつ
自由詩
20
15-7-15
【_私の友だち履歴_】
-
泡沫恋歌
自由詩
17*
15-7-15
長椅子
-
……とあ ...
自由詩
10*
15-7-14
おしえて_のすたる爺
-
るるりら
自由詩
15*
15-7-14
七夕祭_自然と終了してますのおしらせ
-
るるりら
自由詩
2
15-7-14
サウザン/即興ゴルコンダ(仮)投稿.54
-
こうだた ...
自由詩
4*
15-7-14
どうぶつ
-
一 二
自由詩
5
15-7-13
_
-
プル式
短歌
2*
15-7-13
コンセント代わりに鼻を使ってもいいけどタコ足配線はダメ
-
北大路京 ...
短歌
4
15-7-12
沈んでる気持ち隠して星空を綺麗とか言う興味ないのに
-
北大路京 ...
短歌
5
15-7-12
蕾
-
あおい満 ...
自由詩
8+*
15-7-12
オレ抜きで二次会をするつもりだなやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
5
15-7-11
さあ、わたしはわたしと、向き合うために、あらゆることをしまし ...
-
陽向∮
自由詩
10*
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