手を、握り締める。

ひとかけらの希望とともに・・・・。

目標を無くした瞳は

冷静という名の思考を手にする。。

「次がある・・・・。次がある・・・・。」

踏みしめた両足は
 ....
決して不用意に押してはならない そ知らぬ振りしているほうが身のためだ
でも時々は押しても構わないさ もし君がすべてに飽き飽きしているのなら

それは仕掛け花火のように寄せては返す怒涛のようにやっ ....
解る人には解る
本当にそれでいいの

語と心との一致に合掌し魂をさする 流離わずにとどまり 踏ん張る
揺るぎないものを沿革と共に 出る芽に頼らず 誰にも

直球に食らう 自身と 

  ....
ひんやりとした
季節になりました
誰かが

口にしなくても
もう
夏ではないのです

あなたに

やさしい気持ちで
メールを返し
そう
口にはしないけど

自然に終わって ....
 
ちくたく ちくたく

くたくた くたくた

ぐー



 
無表情な父に声をかけると
その霧深い意識のずっと奥の
宇宙のかなたから
帰ってくるのかと思うほど
遠いところから
ゆっくり
微笑みが皮膚の上に戻ってくるのが
見える

「おとうさん」 ....
鏡の前のぼくの瞳に映る彼女は
血の涙をながしている
彼女は聖母なんかじゃない
手には電気コードを持っている

黒い電気コードが
ぼくの首を締めつける
ぼくの口から彼女の手が這 ....
母屋から公道へ向かう道沿いに
桜並木があった
幼い頃、彼は花の美しさを知らなかった
小学校に入学したころ
桜は満開で彼を祝福していたが
彼はその祝福さえ知らなかった

大学を出たのち ....
道の先には置き忘れた  
少年の靴が、ひとつ   
夏の日に照らされ輝いていた。  

靴は近づき、通りすぎ、遠のいて――  
ふり返るとやっぱり輝いている  
あの少年の靴  

い ....
誰も知らない

気疲れで倒れそうなことを

誰も知らない

右目と右脳が悲鳴をあげていることを

誰も知らない

マッサージ師に?を連発されていることを

誰も知らない

 ....
生きているだけで、戦争だ。



言った君の様に

戦う場所は、ここだ。



思った…。。。

くじけないで・くじけないでと

読み上げた

柴田トヨさんの声を聞 ....
トマト畑に、食の神様がいた。

真夏の午後

トマトを一つもぎ取って

冷たい水にひたして

丸かじりをする。

甘いお菓子よりも腹に溜まり

喉の渇きを潤したトマトは
祖父 ....
徒歩五分で海
という環境で育ったわたしは
ただ鈍感だった
ひどく夕陽が眩しく
一日の終わりを告げる焼けた空が
ひりひりした匂いを連れてくる
そんなものだと思っていた
その空もあの ....
夏が圧をなくしてゆく

なし崩しの継ぎ接ぎだらけの

プロセスばかりが裏切りの

結果だけがハッピーエンドな

夏が圧をなくしてゆく


秋よさらば

台風がスライドする

大気よりも海洋が

あたた ....
┌−−−−−┐
|ねこここね|
|このこのこ|
|ここはここ|
|こねこねこ|
|ねこここね|
└−−−−−┘

ねこだましはできても、ねこだましいは、ねこのこねがないと持つことができないようです ....
拝啓 酷暑の折 いかがお過ごしでしょうか
僕は一足先に
夏に別れを告げるつもりです
今日の帰り道 揺れるススキの穂を見つけ
あと少しで訪れる秋が待ちきれなくなったからです
あの頃僕は 夏の活 ....
ねじれた女は
男のかたちをして
朝の歩道に
放りだされている

季節はたしかにうつろいだが
ことばはひとつも増えず
減らずに
雪融けるような角度のなか
ゆっくりと腐りはじめる
 ....
嵐の日 雷が空気をゆらして
瞼をとじても 光がときより私をゆさぶるの
わたしの心にあった 汚いものの 
沈殿させる濁った想いを
荒々しい雨風が 洗い流してくれる気がする

今日みた ....
荊の洞
乳白の土
夜から径へ落ちる光
水へ水へ分かれゆく


腕ふるごとに
曇呑む曇
刃を振り下ろす
粉の光


風はふたつ
夜を透る
忘れた言葉
積もる ....
噛み付いたときから

血と肉の味に依存した

殺すつもりの言葉

何かを思い出したように

何かを埋めるように

深く深く落ちてみる・・・・。

おなかいっぱい食べて/吐き出す ....
ふんわりと甘いケーキの向こう側に

笑顔が見える。

おめでとうの一言と拍手で

喜びを感じ取る小さな手は

一つ二つと繋がってゆく。

(幸せなひとときを感じて、

ほおばる ....
夢という視野は、原野でもあり荒野でもあるのだが、いつでも決まった角度で決まった方角をめざし、その視野の映像がどんなに枠からはみ出ようと、どんなに重なりこじれようと、観念と情念の間に架けられた橋の上に端 .... ・・・・・・ ・・・ ・
・・ ・・・・・・・・・
・・・・・・・・ ・
・・・・・・ ・・
・・・・・・ ・・
・・・ ・
・ ・・  ....
 



ちょうしょくは
時間がないので
抜きました

いつもと変わらない
電車に揺られながら
いつもと変わらない
気持ちで揺られました

ちゅうしょくは
近所のらーめん屋 ....
こんな沈んだ気持ち程度、扇風機で浮くと思っていた

あのすてきな帽子、いったい誰のなんだい

つま先でつついた

みんな同じような次元を突き破るために

だんだんと口角を上げ始める
 ....
ウズクマル子供 白イ部屋ノナカデ
積ミ木アソビ オトモ無ク
積ンデハ 壊ス 
ツマンナイ 他ノアソビシヨウ

立チアガル子供 白イ部屋ノナカデ
段違イ平行棒 イッタリキタリ
ツホルト  ....
ヒトの形をしているのが奇跡と思える位
あまりにも小さくて柔らかかったあなたを
退院後初めてお風呂に入れた時
私の緊張が伝わったのか
あなたは火がついたように泣き叫んだ
以来あなたが極端に水を ....
シンメトリーなクレイジーがある 【飛行模型】

露草の花は ひかりをうけて翼のようだから 
おだやかな 面もちで 飛び石を踏み外さないように歩く
縁側で 竹ひごが 飛行機雲のように しなやかにのびている
そのなかでも ....
空気がゆがんで見える夏の日
その横断歩道には
日傘を差した若い母親と
目線のしたで無垢な笑顔で話す少年
ひまわりが重い首をゆらつかせ
真夏の中央で木質のような頑丈な茎をのばしている

山 ....
あおばさんのおすすめリスト(15345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空虚- 梓ゆい自由詩213-9-2
不思議ボタン- 梅昆布茶自由詩1113-9-2
解る人には解る寂しさ- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-9-2
寂寥- umineko自由詩14*13-9-2
くたくた- 殿上 童自由詩17*13-9-1
父を見舞う- Lucy自由詩20+*13-9-1
『担架』- あおい満 ...自由詩513-9-1
- 葉leaf自由詩713-9-1
少年の靴__- 服部 剛自由詩1213-8-31
誰も知らない- 吉岡ペペ ...自由詩813-8-31
防衛戰- 梓ゆい自由詩313-8-31
夏野菜- 梓ゆい自由詩213-8-31
カモメのことばを知らない- かんな自由詩15*13-8-31
秋よさらば- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...413-8-31
ぐるりと猫こねくりまわしてみたねコネクション_ - 阿ト理恵自由詩17*13-8-31
秋を迎える為に作る花火があってもいい- Neutral自由詩813-8-31
ゆっくりと腐りはじめる- はるな自由詩513-8-31
どこまでも続いていきそうな予感- るるりら自由詩21*13-8-31
色と羽_Ⅲ- 木立 悟自由詩713-8-30
夕闇- 梓ゆい自由詩113-8-30
誕生日- 梓ゆい自由詩213-8-30
- 葉leaf自由詩413-8-30
中之島- 左屋百色自由詩7*13-8-30
食生活- 自転車に ...自由詩413-8-30
外宇宙ヒッチハイク- カマキリ自由詩413-8-29
ウズクマルコドモ- 渡邉建志自由詩313-8-29
あなたが初めて泳いだ夏- 夏美かを ...自由詩34*13-8-29
シンメトリーなクレイジーがある- 北大路京 ...自由詩313-8-29
少年よ_【三篇からなる_オムニバス】- るるりら自由詩25*13-8-29
夏の横断歩道- 山人自由詩21*13-8-29

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