「扇風機の口癖」


我輩は扇風機である。名前はDY-301P(MW)私はこの名前が好きではない。

私は、汚らしい部屋の扇風機として、誰もいない部屋の中の風を煽っている。そう主人が消し忘 ....
レベル7になりました/惑星報道をお伝えします/詩人を乗せたタイムマシン11号は地球から十一億光年の地点を通過しています/孤独に浸るにはあと九億光年ほどお待ちください/続報です/タイムマシン11号は旺盛 .... 合コン前の作戦会議が一番楽しかった 無医村で新蕎麦を打つ整体師 どうやって 生きよう と
考えている 心 そのものが
生きている 証拠だと
かつて あなたは 言いました

こころざし を 忘れたら
四季を 感じられなく なって
志気も 敷かれ ....
勘違いしている?
イー・イコール・アイアールの自乗
質量とエネルギーの対価
つまりは存在の事

貴方と私の
存在だあよ

騙されていないか
不死だとか
永遠であるとか

どうせ ....
「まほうの西瓜」


といいますと、ハロウィーンのかぼーちゃを思い出しますね。僕のおかーちゃんはよく、かぼちゃの中身をくり貫いて中に蝋燭を入れてくれたんですが、「今年は西瓜でやろうかしら。」って ....
それがお友達だった
セピア色なんてハイカラじゃあない
リアルな書きにくい紙でしたよ

5bの鉛筆
とっておき
茶色に踊る
鮮やかにね

藁半紙に書いた夢は
遠い昔の夢となった

 ....
.
いざよひに遊ぶ視線をひらめかせ
まろきもの憎むきみぞ恋しき

ひさかたのあしたに消ゆるいざよひの
みちたりぬ{ルビ角=すみ}思ふわれかも
.
話の前後は覚えてないが
がんばらなあかんなーと言った
隣にいる人は
せやでーと言った
夕暮れ
川沿いの道につづく石段
中ほどに座り込んで
雲の際の輝き
暗く沈んだ
民家の重なり具合
 ....
靴紐を結んで跳んでカンナの黄  青年は、生まれながらにして沼の番人だった。訳も知らぬまま、彼はこれまでの人生を底のない一つの沼を守ることだけに費やしてきた。沼のほとりで乞食同然の生活を続けながら、近づこうとする者を追い払い続けるの .... 探し物は 何処に売ってる?
呟く台詞に 思いつく
スーパーマーケットならば
何とか なるんじゃ ないかって

倖せの種ならば
誰かの心に 宿ってる?
歌詞カードを 見比べたなら
 ....
江戸っ子だから
寿司だなんて思われてたら
心外よ

好きなものは
麻婆豆腐と飛鳥

麻つながりなんて思われたら
これも心外
だってあたしの飛鳥は
飛鳥でも
ライオネスの方だもの
 ....
月夜に溶けるブランコになる 永久不滅ポイント0のぼくら硬度10の憂鬱ふらっと


こめかみに指ピストルを押し当てるネジ式のサイレントサイレン


こなごなと呼吸うれいてる断片たちうちできない夏に埋めて
 ....
僕たちはすれ違う小彗星のように
尾をひきながら歌って生きてゆくのだ

そのときに交感した想いだけが
やさしいえねるぎーとなってさらに
宇宙の深奥へと誘われる生命なのだから

まだ魚だった ....
「あなたは神を信じますか」
ふいに声をかけられ、振り向くと、若い美しい女が立っていた。
 鈴木俊介は保険会社に勤務し、主に災害や火災に適応した商品を担当していた。昨今の地震や水害に対応するべく画期 ....
遠い、遠いあの日
結婚式のときにいわれたな

サムシングブルー
何か青いもの

「青」とは
透き通る
悲しみと、誇らしさ

おお、結婚。

はて、それならば
離婚の色は
何 ....
火花 踊る 
恐怖 揺れる 
刹那 祈る

マチマチの心が
町町に 溢れ
まちまちに 当たり
弾ける

田畑を 焼き尽くす
大文字の 彩りが
秋に肥え 冬を越え
枯れた ....
私の体で
彼は疲れる
私の言葉で
彼はいがむ
私の島で
彼は漂着する
私の果実で
彼はもぎとる
私は島を沈める
彼は舟すら作れない
何年ぶりだろう
二人で食べる黒蜜のあんみつ

手術前のある日の病室

老舗の和菓子屋の前を通り
ふと気づいて買った
お土産のあんみつ

あんみつの中には
紅白の求肥や赤豌豆
漉し ....
 
過去は逆立ちしたってかわんねー

でも、未来はどうだ?

今しだいじゃねーのか



 
紫陽花や女ばかりの研究所 経済的な理由から
全て「ジャンク」だった
クズとされるその部品を寄せ集め

これまたお笑いな筐体に
ガラス張りの天板のテーブルだよ

ちゃぶ台君と名づけたそれは
今日も私のパートナーだ ....
死んでいる系のぼくらは
テレビを見ない
酒を飲まない
声を出さない
夏なのに
長袖のジャンパーを着ている
手にはいつも、
iPhoneを持って。
スライドする指だけ ....
砂浜の砂を握りしめ
手を開けば
崩れる砂
崩れた砂を見ると
砂は砂粒と砂粒だった

地球はひとつでも
本当の地球は
個々の人々や生きものたち
一粒一粒の砂粒

この世の中の本当の ....
脂の乗った腹は 嫌だけれども
油の乗った 人間には なりたい

油ばかり 売っていては
物事から 脱線して しまうけれども
売る油すら 手元に無いようじゃあ
潤いが 無い 気もするの

 ....
雷の落ちたあたりに錆びた塔 一般的問題はすぐに答えられらた
だがその後に延々と演算を求められ
そしてその果てに少数点以上三桁を記せと
これが鉄道会社の入社試験
二百人近くが本社ビルの会議室で
面接も当然あった
母親・ ....
あおばさんのおすすめリスト(15345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
扇風機の口癖(ゴル投稿)- 百均自由詩3*14-9-12
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- 藤鈴呼自由詩2*14-9-11
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まほうの西瓜(ゴル投稿)- 百均自由詩3*14-9-11
藁半紙- ドクダミ ...自由詩4+14-9-11
十六夜2首- Giton短歌3*14-9-11
たそがれ- nemaru自由詩10*14-9-11
靴紐を結んで跳んでカンナの黄- 北大路京 ...俳句314-9-11
旧約蝶々- やまうち ...自由詩3*14-9-10
飯の種- 藤鈴呼自由詩1*14-9-10
江戸っ子メグ「わたしの好きなもの」- 花形新次自由詩114-9-10
月夜に溶けるブランコになる- 北大路京 ...自由詩714-9-9
硬度10の憂鬱_ - 阿ト理恵短歌9*14-9-9
彗星のうた- 梅昆布茶自由詩2114-9-9
- 山人散文(批評 ...7*14-9-9
わかれのいろ- うめバア自由詩714-9-9
モノクロ花火の夢- 藤鈴呼自由詩2*14-9-9
遠くの島- nemaru自由詩2*14-9-9
あんみつ- ……とあ ...自由詩34*14-9-8
未来- 殿上 童自由詩20*14-9-7
紫陽花や女ばかりの研究所- 北大路京 ...俳句214-9-7
もう選択肢は少ない- ドクダミ ...自由詩214-9-7
『iPhone』- あおい満 ...自由詩914-9-7
だから僕は時々空を見る- ichirou自由詩15*14-9-7
アブラカタブラ- 藤鈴呼自由詩2*14-9-6
雷の落ちたあたりに錆びた塔- 北大路京 ...俳句114-9-6
入社試験と- ドクダミ ...自由詩114-9-6

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