ただ 遠い出口の丸い光が見えていたから


「それでは また」

ポツリ一言 質量を伴わない声では背の側に当たったことに気づかない

ひたすら光の穴に向かって空回りの歩みをす ....
茄子ならば ミートソースか ナポリタン
あら 一句 できちゃった


紅いものは 心が ぬくたまります。
ぬっくい・ぬっくい♪ と
にこちゃんまーくした 湯飲み茶わんを
連想するような。 ....
君の背に蝉の抜け殻引っ掛けた俺の前世は湿気た花火だ 真昼の空気越しに見る空は青くて
目には見えない風がひんやりして気持ちいい

空気が透明でよかった

なんてね

でも

さっき君の声が僕を呼んでいるとき
君の声は透明で何も見えなか ....
紅き屋根を 包むような松が
まるで 人型のようで
目はどこだ 足は何処だと
探したく なりました

枝についた雪は 昼間のもの
夕方には あたたかな光で
御覧の通り 溶けてしまいまし ....
 
あなたとわたしの汗が滴る肌 舌をはわせてあげる

あえぎ声 はてるまで

何もかも とけてしまうまで



 
埃っぽい一日が暮れかける
ゆくあてもない想いが影といっしょに夕闇に溶けて行く

ちっぽけな哀しみを手のひらで転がして
ため息にも似たつぶやきを繰り返す

幼い頃母に背を押されるようにして嫌 ....
僕が大真面目に詩を語るとき
きみは鼻で笑うかも知れない
確かに僕は馬を引き連れてオドケル
鎖につないだ烏帽子の猿たちを宙に回す
アンクルなつま先
底の抜けたブーツ
しかし考え ....
わかっているのだ
燃えるゴミは火・木曜日
かんとビンは水曜日
古布と資源ゴミは土曜日
でも、間違えたのだ
自治会の方がやってきた
ゴミを突き返し、怒るのだ
間違えた、やってしまった
そ ....
正論を吐く人のカツラずれている キミが 駆け付けたと言うから
勢い勇んで 飛び出した

窓の向こう 染めるのは
音 五月蠅い 暴風雨

なあんだ つまらない と
窓を 閉めようとして

パワーウィンドウが
 ....
遠慮がちにドアを叩く音

家が帰ってきた。

喧嘩して家出していた家が。

家との喧嘩は大変だった

棚のものが全部落ちたりして。

どうでもいいことで喧嘩になった。

あんな ....
新雪は キレイだけど
深雪は コワイ

親切は ホシイけれど
新設は シナイ
炎昼売りつけられたるイルカの絵                                       タ
                                      イ
                   ....
7月13日

渋谷・新宿・池袋を往復し

アフター5の一時(いっとき)を味わいながら

君の姿を探してみる・・・・。

(東京での生活は、楽しいよりも苦しいだけが多いと感じた日。)
 ....
白いとこ以外踏んだら爆発するよ!
真新しいしましまに夢中な君は
塀の上のよこしまな視線にもお構いなしで
肉球パンチでトラック止めてみせたって
今はきっと気づかないね

  緑の棒人間ペカペ ....
さほど
離れてはいないところ、の夏

されど
懐かしさがにじみ始める、夏



夕暮れを
言葉で描いてみるけれど

この手に握る貧しさが
あらわになるだけ



 ....
昔 泥棒扱いを された 
後年になり 真偽を問うも 

その時の 思いを
紐解くことは 難しい

やはり その時々で 
解決しなければならぬ 問題は
多いのかと 実感した
 ....
それにしても遠くまで
神田の古本屋街
電車賃を足したらぜんぜん安くない
なるほどねえ
学びの為の資料は安くない
おまけに店主の狡猾さ
ソレに負けない
「どんな本がお入り用かね」
「醸造 ....
寺に日が当たれば
達人同士の犬の争いが
クイックタイムの条件で
決着を見る

その時私が弾いて居た
サティーのジムノペディーが
私の日記を書いた紙を入れた
クリアファイルを消して居る
 ....
{画像=140920123249.jpg}




*

あなたはわたし わたしはあなた


愛を頂戴、毒をあげる。
言葉を頂戴、嘘をあげる。
声を頂戴、棘(トゲ)をあげる ....
空腹時前世で食べたういろうを思い出すから名古屋出身 ラジオからネタバレしてる映画評論 あれ真っ暗だと思ったとき
ようやく目を凝らした
全くわからんので
先生(うーたん)は目を開けた真っ暗と
目を閉じた真っ暗の違いは何だっけと考え
歯をむき出しにしたしわくちゃの顔を想像して
 ....
両腕を広げて
カモメの真似をする
あなたは白く美しい両翼で
柔らかな曲線を描いていく
航空力学が及んでいない
理想的な空気の流れが
あなたの後ろで渦を巻く
僕は数をかぞえ ....
密着する
二枚の硝子の間に
挟まれ
光を透す
スライスされた脳細胞

彩色を施され
プレパラートになった私を
沢山の私達のあいだに
並べる
ゴムの手袋をはめた指

皮膚の記憶を ....
夢、を
にぎり締めたつもりで
ひたすら走った

走るしかなかった



懸命に汗をかいたら
報われるのだ、と信じた



吹く風は
流れる汗を連れ去って
清々しい ....
バレンタインを 目の前にして
恋バナに 花を咲かせる輩も 多いのでせふ 

そして鼻 高々 
上手いこと 告られる日を 待っている 

恋のパワーは 素晴らしく濃い
早く来い来い ....
丸い月を映す池の、{ルビ水面=みなも}はゆれ  
草の露に宿る月も、風にゆれ   

僕が苦手と思っていた
あの人の瞳の奥にも
もしや
僕に似た心象の水面に、ゆれる

月のひかり  
 ....
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