こころは洗濯できるものだろうか
いつもその時どきなりの
こころで生きれるように
できるものならば
天気の良い日に
やさしい風の中に
干してみたいものだ
彼女が日記を閉じるということを知ったとき、わたしはロンドンにいた。初めて彼女の日記を読んだときに、いったいぜんたいどこにいる人なのかわからない日記で、それは遠い国にいらっしゃることだけはわかったので、 ....
葉を落とした蔦は陰鬱な妄想
囚われた家も人も沈黙を叫ぶかのよう
十一月は開けっ放しの箪笥
風や霙しか仕舞われていない空の空
冬は心の真中から始まる
だがものごとの始まりは不明瞭
....
山の神舞 蝦夷神の生き残り
桓武天皇の御世
たいらげられた蝦夷の神
神社(やしろ)は倭の神の依り代のため
彼らは神社(やしろ)を知らなくて
ご神体ははやちねさん
早池峰神社の鳥 ....
いつも 羨ましいと 思ってた
いつか 欲しいなと 願ってた
願いが 叶った 七年目
ラッキーセブン の ストライク
流れる涙 玉のよう
溢れる心 波のよう
花の 好きな 母 ....
歩きつづけていればいつも風のなかにいられるのに
立ち止まればいつも後悔ばかりあふれ出す
そんな思いを振りはらいながら地下鉄の駅まで
強い日差しに照らされて歩く
明け方に見た夢のなかで傷つけ ....
暖房や裸のイヴの息遣い
遠ざかるボイジャーニ号蓮根掘る
アカシックレコードでモテるコツさがしている
勿論 エックスの部分に 過剰反応する私は
昨日 WEEK ENDを UPした トコロ
嗚呼 高校時代から 抜けきれて ないんだわねぇ
なんて 呟きながら
今にも 降りそうな 空を 眺 ....
五時間半のパートも毎日つづくと
腕も、足も、腰も痛くなって
お風呂上がりにはからだじゅうに
星を貼って、寝ます
星は、
ツボとよばれるからだの黒点に貼るから
いくつか貼ると
わたしのか ....
今日も僕はお金で孤独を買う 旅費を払って一人旅 他人に与えていた心身の隙間を 旅先の風光がかわりに埋める 本を買って一人で読書 まっさらな自分に活字の苗を植えていく お金で連帯も買えるけれど 連帯は自 ....
せんぷうきが ゆっくり 室内を見回し
ざわざわ うなじを撫でる。
そとはかんかん照りで
けさ干した毛布がベランダで揺れる。
さっきから
赤い目をしたコバエが、しつこく小指にとまるので
....
箱を眺めると ポークカレーと銘打っており
何やら 有名なシェフも 映り込んで いる
ふむふむ、普段は ビーフが 定番なのかは 知らないが
アタシは 肉じゃがも 豚肉が 定番で ....
膝掛けや捺印の無き借用書
後悔ばかりの走馬灯が見える
過ぎ去ったものの影を追わないで
思い出の名前を口にしないで
あの日を小瓶に閉じ込めないで
銀の魚は
網の目をくぐって
すべるように消えるもの
手から手へと渡ってゆく ....
膝下五センチのスカート丈
三つ折りの白い靴下
おかっぱに切りそろえた髪
私は校則通りの平凡な中学生
ふくらはぎ下までのスカート丈
伸ばしたままの靴下
パーマがかかった茶髪
そう、あな ....
今さら遅いと思います。
最後の話は
富ヶ谷の空
まぁるく描かれた
ジェットの雲
五色の輪のことでした
その話をした刹那
一〇歳の僕は
テレビから飛び出して
庭に駆け下 ....
咳きや夜陰を照らすカノープス
ツッコんではいけない悪い見本を見た
あともう少しと思うところで
火を止めるのよ
もう薪はくべなくていい
蓋をあけてはだめ
後は鍋ごとさめるのを
待つの
ゆっくりさめながら
ジャムはだんだんジャムになるから
リスの母さんは ....
ミツバチの午後 井坂洋子
恋人に会いにいくときは
緑樹の濃い反射がほしい
幾重にも層をつくる
日射しのプールの水面下
顔をあげると
ミツバチの唸りが耳もとをかすめる
肉体(からだ ....
血が流れた、青髭の家で、――屠殺場で、――円形競技場で。(「大洪水のあと」ランボー、宇佐美斉訳、『イリュミナシオン』所収)
文章には流れがあります。それは、時系列に沿ったストーリーの流れであ ....
やがてくる世界が終わる瞬間も叶わぬ恋に苦しんでいる
愚痴ばかり書きたるブログや憂国忌
生きるために多趣味
アベノミクスなんでおつきあいしてください
今、僕は、旅先の尾張名古屋名鉄ビル9階の
「矢場とん」で味噌カツ定食を待っている。
景気づけに、豚の横綱がポーズをとっている
絵柄のグラスビールをくいと、飲む。
思えばあれは9年前…独り旅 ....
横たわる死者の耳は、空いている。
薄ら目を、開いている。
顎を天に上げつつ
何か、ものを云おうとしている。
力強い耳朶から
渦巻いてゆく鼓膜へ
吸いこまれそうに視る、僕は
鼓膜の ....
あおばさんのおすすめリスト
(15330)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
太陽
-
梅昆布茶
自由詩
25*
13-12-1
ない日記の感想
-
渡邉建志
散文(批評 ...
2*
13-12-1
裏表紙
-
ただのみ ...
自由詩
22*
13-11-30
早池峰山(はやちねさん)
-
……とあ ...
自由詩
11*
13-11-30
青薔薇
-
藤鈴呼
自由詩
3*
13-11-30
新しい感情
-
カワグチ ...
自由詩
6
13-11-30
暖房や裸のイヴの息遣い
-
北大路京 ...
俳句
4
13-11-30
遠ざかるボイジャーニ号蓮根掘る
-
北大路京 ...
俳句
6
13-11-30
アカシックレコードでモテるコツさがしている
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-30
ブヴ輩
-
藤鈴呼
自由詩
1*
13-11-28
星座
-
たま
自由詩
35*
13-11-28
twitter
-
葉leaf
自由詩
3
13-11-28
桃。
-
凍湖
自由詩
2
13-11-28
贈り物、届きました
-
藤鈴呼
自由詩
3*
13-11-28
膝掛けや捺印の無き借用書
-
北大路京 ...
俳句
1*
13-11-28
後悔ばかりの走馬灯が見える
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-11-28
季節
-
梅昆布茶
自由詩
15
13-11-27
さくら色の息吹
-
夏美かを ...
自由詩
32*
13-11-27
五輪−姉弟おしまい
-
……とあ ...
自由詩
12*
13-11-27
咳きや夜陰を照らすカノープス
-
北大路京 ...
俳句
4*
13-11-27
ツッコんではいけない悪い見本を見た
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-11-27
さめるまで
-
Lucy
自由詩
23*
13-11-26
詩の構造について_詩と向き合う
-
葉leaf
散文(批評 ...
8
13-11-26
列挙する能力_詩と向き合う
-
葉leaf
散文(批評 ...
6
13-11-26
やがてくる世界が終わる瞬間も叶わぬ恋に苦しんでいる
-
北大路京 ...
短歌
4
13-11-26
愚痴ばかり書きたるブログや憂国忌
-
北大路京 ...
俳句
3*
13-11-26
生きるために多趣味
-
北大路京 ...
自由詩
6*
13-11-26
アベノミクスなんでおつきあいしてください
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-11-26
味噌カツを食べた日__
-
服部 剛
自由詩
10
13-11-25
呼び声ー高村光太郎展にてー__
-
服部 剛
自由詩
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