貧しい公園の貧しいベンチで
貧しい僕らが座っていて
コーヒーをひと缶
分け合って飲んで
だけど、愛だけはあるから
寂しくはないよ

お金が入ったら
二人で公営の団地に住もう
そこには ....
良かった とたくさん書いてある手紙
挫折した私にあてた 亡き先生の言葉

都会の勤めを一年で辞め地元に再就職した
仕事を覚えたての私に

あなたの事だから きっと会社の利益になる
早く決 ....
「ああ、やんなっちゃうな」
ある日クラウディは早く着いた塾の窓辺で空を見上げて呟いている
こうやってボウッとしてる間にも着実に迫るそれが虹試験なのだ
そこにどこからともなくぬぼっと現れる紳士
 ....
 この先は川でいきどまりのはずなのに…


 帰ってゆくオランウータン
 帰ってゆくパンダコパンダ
 帰ってゆくオットセイ
 帰ってゆくコアラ
 じてんしゃにのって
 はた ....
遙か遠い昔から
聞こえてくる音色がある




 *


四十五億年を眺める
不確かな追憶
だから君はちっぽけなんだ
とは言わず
だから君の存在が大事なんだ
と云う
大地 ....
 
  
ノートの中で消えかけている
紫陽花の履歴
錆びた機器類は蓄電されることなく
表面積のすべてが風に接している
 
人の断面には形容詞が無い
優しさを語ることに対して
まだ臆病 ....
焼き終ると
かたちはもうなくなっていた
まだわずかにのこっているだろう
最後の肉を焼こうと
熾火が立ち上がっていて
それはいのちの終りの
かがやきのようにも見えた

  (そして、骨だ ....
唇から漏れる言葉が
形をつかまえて
寝転がる
君の膝に蝶
やわらかな微笑み

昼下り
鐘をつく羊
小さな手足
頬色のよくなった
曇り空

明日と言っては涙する
優しい君
秘 ....
光の壁の向こうに手を伸ばすと、音の河が流れている。手をつけると波紋が広がりあるいは渦が巻く。私が床に寝そべってこれを書いているときにそのことばは私と光の壁の向こうで音になっていて、その壁のさきで、園の .... けだるい床に敷かれたままの寝具が
なだらかな山を見せ
私は脚を崩し
あなたはインドの仏さまのように
片腕で頭を支え横になっている
輪郭だけを知っているつもり
ぬくもりに残像を刷る朝
(  ....
三時草の おばちゃん とは
三時草を 私にくれた人のことだ
三時草は おひさまが三時の高さにあるときだけ咲く
だから さんじそう

三時草の花が
三時草に咲くためには
三時草 ....
飲食店の研修二日目 今日で君に会えるのは最後
休み時間に何度か喋って 仲良くなったその流れで
連絡先を渡そうと メモにアドレス書いたのに
最後まで渡せなかった 宙ぶらりんの紙切れ

僕の恋愛 ....
さらさらと
まとわりつくもの
ふりほどかずに
ねむる


首のまわり
言葉と鎧
うなじの角
避けられた 寝返り


粉より大きく
嘆きは浮かび
氷をほど ....
 
 
皮膚を持つ、
匿名の

 +

ひりひりした痛みを
登記するものとして


 +++


ひつじが忠実に
時計を分類している
広くて静かな
都会の一室、そして ....
もう二度と行かないし
もう二度と帰って来ない
フェリーの二等客室に籠りっきりで
俺はずっとノートに言葉を書きつけていた

海の色はクリーム色
世界は脅威だ
俺の知っていることは
世界の ....
むすこが
いじめられているらしい

ちちもまた
いじめられていると
じかくしたのは

おさけをのんでいる
ときだった

むすこはまだ
おさけがのめない

のめない ....
川原で
宮川大助師匠のような顔をした生き物を見た
って 言って良いのは 花子師匠だけかもしれないけれど

ずんぐりむっくりとしたケモノだった
大きさは 犬と猫の中間くらい
 ....
{画像=110524233901.jpg}

昔カナリアを飼っていたことがあります。それは入社して2年目くらいの時でした。私が入っていた独身寮はもちろん動物厳禁なわけですが、金魚や熱帯魚のようにこ ....
 
 
先生、バナナはおやつに入りますか
バナナはおやつに入れますか
入ってもいいですか
構いませんか、そう思っても
皮はついていていいですか
それとも皮はむきますか
皮はむけますか
 ....
裁判所の待合室から
開港記念館の塔の屋根
クイーンの塔と
港に入った船から愛された目印も
今ではたくさんの灰色のビルディングに埋もれ
往時を偲ぶには上陸して裁判所の前に立つしかない。
 ....
 
 
たからじまに
よるがくる
りかしつのすみで
 
 

 
 
たんすのなかで
よりそう
りぼん
 
 

 
 
たくさん
よめば
りすもすむもり
 ....
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°

電話かけようか だいぶ迷ったんだけど 
いざ掛けても
何て声かけて良いものか分からなくって、

しかも タイミングも悪 ....
{画像=110522224220.jpg}


気が付くと雨の音があって
全てが濡れている。
空気の匂いが濡れている。
自動車の走り去る音が濡れている。
風にそよぐカーテンが濡れている。 ....
ぱんぱんになった子ねずみを三十か四十集めて家中でレースをしたい
なだらかな丘にそよぐささやかな草原を剃り落としたい
甘やかなミルクを二週間あつめて煮詰めて飲み干したい
扉のおくにある柔ら ....
 
 
なぜこんなにも
ひつようのないものが
そぎおとされて

ひつようなものだけが
せかいをこうちく
してしまうのだろう

なぜこんなにも
ひつようのないものが
なきさけび
 ....
女教師 と 女学生

『 遠足前日 』
 

* : * : * : * : *


先生:ってことでね、おうちに帰るまでが遠足です。 なにか質問がある人ー

生徒:はーい!  ....
夜中にひとり食パンをかじる
バターをつけないで
ジャムをつけないで
電気もつけない

冷蔵庫の前にしゃがんで
はみはみ
虫みたいに食べる


どこか外国から船に乗せられて
海をこ ....
カーテンを開かなくても分かる 今日は晴れ。
眠気を感じず きびきび 起きれた。
迷いなくベッドメイキングをする。
積んでた本に 小指をぶつけることなく洗面所に行く。
歯磨きからコンタクト装着ま ....
ひらがなの
かきじゅんが
ぜんぶさかさまだから
おかしかった

まるですきにさきみだれる
はるのはなを
みているようで

まちがえていることが
ただしいのだと
きみに ....
世界中で170万人が死んで行く日々に寝たり起きたり仕事したりする
170万人が死んでいるから生きているのかとかそういう自覚は無く
かと言って140人ずつ増えて行く人間を育てる気も無いまま
眠たい ....
あおばさんのおすすめリスト(15345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不滅- 真山義一 ...自由詩2511-6-4
日本画家の先生へ- 砂木自由詩22+*11-6-3
誘拐かすてえら- 渡邉建志自由詩311-6-3
城址公園の傍らの川沿いの道は通学路なのだった- 石川敬大自由詩14*11-6-2
あまみずの_水化粧- 村上 和自由詩811-5-31
追憶、の- たもつ自由詩711-5-29
遺骨- 岡部淳太 ...自由詩8*11-5-29
ぽろん、ぽろ- ふるる自由詩6*11-5-29
寝る前に- 渡邉建志散文(批評 ...211-5-29
夜明けを占う- たちばな ...自由詩1211-5-28
昼夜を問わず- るるりら自由詩13*11-5-27
バイトの研修に来ていたJKに連絡先を渡そうとして渡せなかった ...- SEKAI NO RET ...自由詩3*11-5-27
ひとつ_うつろい_Ⅳ- 木立 悟自由詩711-5-26
ひと- たもつ自由詩7*11-5-26
世界を共有する密林- 真山義一 ...自由詩25+11-5-26
親子- 小川 葉自由詩411-5-25
ひとでなしという_素敵な言葉- るるりら自由詩17*11-5-25
カナリアのフランケン- beebee散文(批評 ...911-5-24
バナナはおやつに入りますか- たもつ自由詩3*11-5-24
横浜の風景に思う- ……とあ ...自由詩7*11-5-24
便りがないのはよい便り- 小川 葉自由詩3*11-5-24
満点星- 藤鈴呼自由詩2*11-5-23
- beebee自由詩911-5-22
あるいは五十に届くかどうかの- はるな自由詩311-5-21
コンポジション- 小川 葉自由詩4*11-5-18
バナナは_おやつに入りますか?- 北大路京 ...自由詩14*11-5-18
深夜、食パン3枚- 橘あまね自由詩3211-5-17
気分- 電灯虫自由詩9*11-5-17
一年生- 小川 葉自由詩511-5-16
別にまぁそんな事どうでもいいんだろうけど- 虹村 凌自由詩911-5-15

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