ブームが去ったあとにハマっている 無だけだった
光も音もなにもない世界
始まりはだれも知らない
気の遠くなるような時間だけが流れる

*

今日は平日だが、代休で感覚的には日曜の気分だ
余り良い気分とはいえない
明日 ....
コーヒーの味は二の次店員の顔を見るため毎日通う 社畜になれる子らを羨ましく見ている 人気があるものを叩けなくなって大人 人生の失敗ポイントが千を越えた 決められた路しか走れない鉄の匣の中に
小さな蝶が迷い込んで、ふいに私は其れを掴んだ。

翅を捥ぎ、手足を捥ぎ、壊さない様に、そっと、そっと、
のたうつことしかできない、木偶を ....
地階の
寡黙な土踏まずから
4階の
華やかな脾臓まで
動脈としてのエレベーターは
人と花束と高揚を
送り届けた

6階の
冷徹な口角から
1階の
大らかなアキレス腱まで
静 ....
後ろを振り返るとだれもいない
たぶん肩をたたいたのは夕暮れ

漆黒が塗り重ねられてよるを待つ
あさの白さに塗り変わるまで

針千本飲まされてもうゆびきりはしないと思ったころ
ぼくは立派な ....
ダンシング ジュエリー ミッドナイト
キラキラは 当たり前
ドキドキが 足りないのと キミは泣く

スポットライトを 浴びたって
シャワーを浴びたい 汗だくで

タラリ流れる汗よりも
 ....
ひとはみな おわりがすきだ
おわらないものはない
それが やわらかなものをひきよせ
ときには むかしに
かつて ほんとうは じぶんは
すくわれていたのだ

という
ささやかなゆめを
 ....
秘密基地の秘密がもれている 自分のなまえを難しい漢字で当てて書いている 台風も去って
朝焼けが静けさを演出する土曜日
時が少しずつ動きはじめる午前四時半
遠くの方から
いつもは聞こえない
名神高速道路を走る車の音が聞こえる
そろそろ
雀が起き出して朝を歌って ....
話の先にいるはずの姉
明るい声はしだい
次第に光を失い

七歳の姉は五歳の自分に向かい
満面の笑みで輝いていた。

今日の現実に
楽しげな昔が
揺らめく会話

苦々しげな現実 ....
火山灰で覆われた現代の都会から皆が脱走した
心の闇を共通の言語として用いて

田舎の畑を引き裂いて昇ってくる太陽に
心の闇を肥料としてくれてやった

錯乱した鋼鉄が動けないでいる
心 ....
その言葉で
誰かを 非難するのは
意外に 簡単、

自分を 振り返るのは 
意外と 困難。

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
最後まで帰国できずに吾亦紅 まきびしがなくてコンペイトウ撒いている 鍋に火をかける。

ことっ。ことっ。ことっ。ことことことっ。

コンソメの香りが溢れ

作り置きのパスタを沈めると

つまみ食いの衝動が止まらない。。

(にんじんと、たまねぎとジ ....
山手線から見える住宅街のテラスを遠くに

厚切りのミートローフを思い返す。

暗い路地を遠くに

音と植木のテラスを目指して上る坂の上には

友との語らいと味わいの時間が

一人き ....
遥かな星の光に導かれたいと思った
滴を飲み干すようにそのいのちを汲み取りたかった

それがたとえつかの間の足元を照らさなくとも
静かに己の無知をおしえてくれるなら
僕は本当の光に従いたいとお ....
霜降や三段跳びの新記録 気の利いた嘘がつけないでいる  ブランコ


息を吸って
息を吐いて
息を吸って
息を吐く
いつも意識の片隅で
緊張している
生きるために

前脚を出して
後ろ足を出して
前脚を出して
後ろ足を出す
 ....
別れを伝え行く人々の亡骸を積み上げるかの様に

上を目指してゆく・・・・。

「残忍に、なってしまったのだ。」と

泣いたのは最初だけ。

今では

戦場の一人となった。

( ....
会えると感じた、深夜の歌舞伎町。

都心へと向かう電車内は、乗客もまばらで

反対列車の人々の顔が

余計に疲れて見える。

(とくん。とくん。とくん。)

とくん
       ....
(いきよう、いきよう、いきよう)と――  
この体中に張り巡らされた、血の管を  
絶え間なくも流れゆく  
命の声は何処へ往く? 

昨日?  
今日?  
明日?  
いや、今だ― ....
笑いの公式にあてはめられて嫌な顔している インドでは有名だと言い張っている
あおばさんのおすすめリスト(15345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ブームが去ったあとにハマっている- 北大路京 ...自由詩913-10-28
エンドレスドリーム_ZERO- 小林螢太自由詩5*13-10-27
コーヒーの味は二の次店員の顔を見るため毎日通う- 北大路京 ...短歌413-10-27
社畜になれる子らを羨ましく見ている- 北大路京 ...自由詩213-10-27
人気があるものを叩けなくなって大人- 北大路京 ...自由詩313-10-27
人生の失敗ポイントが千を越えた- 北大路京 ...自由詩613-10-27
今日、狂、興爛La- xxxxxxxxx自由詩113-10-26
エレベーター- nonya自由詩28*13-10-26
蛇行- 梅昆布茶短歌1313-10-26
ダンシング_ジュエリー- 藤鈴呼自由詩3*13-10-26
祈り- 佐藤伊織自由詩213-10-26
秘密基地の秘密がもれている- 北大路京 ...自由詩1113-10-25
自分のなまえを難しい漢字で当てて書いている- 北大路京 ...自由詩413-10-25
エンドレスドリーム- 小林螢太自由詩1*13-10-25
電話ー姉弟2- ……とあ ...自由詩11*13-10-25
心の闇- 葉leaf自由詩413-10-25
その言葉で- 藤鈴呼自由詩1*13-10-25
最後まで帰国できずに吾亦紅- 北大路京 ...俳句213-10-24
まきびしがなくてコンペイトウ撒いている- 北大路京 ...自由詩1013-10-24
いえのあかり- 梓ゆい自由詩213-10-24
回想- 梓ゆい自由詩113-10-24
断章- 梅昆布茶自由詩2013-10-23
霜降や三段跳びの新記録- 北大路京 ...俳句313-10-23
気の利いた嘘がつけないでいる- 北大路京 ...自由詩313-10-23
北の亡者/Again_2013神無月- たま自由詩33*13-10-23
現場主義- 梓ゆい自由詩113-10-23
週末- 梓ゆい自由詩113-10-23
Stage__- 服部 剛自由詩1013-10-22
笑いの公式にあてはめられて嫌な顔している- 北大路京 ...自由詩213-10-22
インドでは有名だと言い張っている- 北大路京 ...自由詩613-10-22

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