荒んだ気分に吹かれているのも
快速電車の乗り心地です
時に青白い猫が追い越して行くのも新鮮
手放しで夜道を直進するも悪くない
見通しは甘くありません
集会に行くのだとばかり思っていたら
対 ....
アスファルトに打ちつける
雨の勢いが強くなり
せっかくの買い物も少しずつ
憂うつさを増していた

家に帰れば君がいるだろう
早くしよう
と足の動きが速くなる
最近キスが足り ....
夜を走るそれが僕の仕事
蝙蝠のように明るいうちは
逆さにぶらさがって微睡み冷たい夜を待つ

銀色のフルートを隠し持って
それがいちばん素敵に響く時刻をじっと待つ

心奪う旋律は忘れかけた ....
オバケ同士で驚きあっている ときどきは野道をはずれたわわに実った
葡萄のみずみずしさのなかをあるく

清流はただひとすじに丘をくだり
やがてはしずかな湾へとたどりつく

空から舞い降りて来る静謐をひろいあつめ
ジグ ....
雪兎のような 色合いの
桃色カーテンに 透かした

スカシた アイツの コトも
痛む 腿の 筋肉も

ぷるる 震えるような

可愛らしさ
愛しさ

切なさ
痛さ?

 ....
痛みや叫びをぼくは聞いている

ハラハラしながら

動揺しながら

からだを傷つけながら

痛みや叫びをぼくは聞いている


戦場なんだ

ここは戦場なんだ

生きている ....
金木犀の木を根元から見上げる
町中ににおいが広がる季節だ
朝晩の冷え込みが増して
空の上底が少しずつ遠くなる

太陽の光が弱まり
勢力を拡大する樹木の紅潮
涼しげな暖色が控えめに
 ....
ナ、ナ、ナナジュウキュウエン!救援を求ム。そうゆうことにしておくから


くるくるうシンケイスイジャクわたしのこきゅうはちきゅうをゆがめつつ

つつがあるちょこっとかじるチロルチ ....
反射鏡の こちら側から見た世界は
鋭角に 歪んで

鏡台に 腰掛けた私は
危うく 転がり落ちた

睫毛に描いた 何時かの思い出も
米粒に写経した 文字の如く
判別出来なくて
 ....
透明になりたる銃や散る桜 三年前の揺れに閉じ込められた我々は
今こちら側の歪んだ空間からあちら側を眺めている。

閉じ込められたものは善意
解き放たれたものは相手の知れない戦意と
得体の知れない悪意

鏡や水たま ....
真夜中に珈琲がきれる
煙草なら予測できるのに
インスタントの残りをよく忘れてしまう
一袋くらいパックがあるだろうと彼方此方を探しまわる
引き出しや鞄の中を探す
語れないひとときが ....
万華鏡がはじけたようにピアノ弾く夏の夜には花火のピアス ちちとはは
ふたり
きみがうまれたあとなぜか
はじめててを
つなぎあったひのはなしをした

ゆうこくのうみに
むかってあるきだしたあのとき
べんちにすわってふたり
こどう ....
憎しみを忘れるな
献身的に仕えれば仕えるほど
鬼はわたしを罵り唾を吐きかけた
黙々と庭で草むしりをする人間どもは何故か笑顔で楽しそうだ
※尤も人間たちは舌を抜かれていた
不思議な光景に映 ....
わたしはピアノなのだろうか
誰かが
わたしの蓋が開けたら 喜ぶだろう日に
開け放たれたの

なのに あなたったら こころが ふらっとにのっちゃって
わたしをメゾピアノにもさせないで
わた ....
きれいなきれいなシャム猫と友達になりたかった
から、
毎日毎日探してた。晴れた日は陽光の跳ね返りの中まで目を凝らして、そして
雨の日は粒の隙間から覗き込んでた、時々片目をつむって。
うえの ....
食べたものがお腹に溜まってくると気持ちわるい
出そうか出すまいかと迷ってるのはボクと腹の虫
これは無理に捻り出せば後ろに残るし
といって出すのを止めればまた虫たちが布団の中で暴れだす ....
苦虫を さらに 噛み潰し
要らぬ原稿 紙つぶし

アタシャ いつでも 暇つぶし
そろそろ 食べたい ひつまぶし
都会を走れば
何もないことに気づくだろう
効率的で便利だが
この街には何もない

すべての都会は等しく同じ
この国の都会だけじゃない
便利に支配された都会は
速さに乗っ取られた道路は
 ....
春になったら
冬は死んじゃうのって
おまえがあんまり悲しそうだから
ひとつ、翼をあげよう
冬とおんなじに
翼をあげよう

どこへでも渡っておいで
時が満ちるまで
空がめぐるま ....
美しく作ってもらえなかったアンドロイドの気持ち 裏声のまま面接を終えた そっと今も
地球に隠されている
新しい一日には

夜明けの太陽から
陽射しが煌めいて
鳥たちが
鳴き始める約束の朝
窓を開ける
君の微笑みに

旧来の知人から
感謝の手紙が届い ....
指切り一つ交わした
はっぱが落ちた事
引き金を夢にみたこと
うごいて、
振り返る途中で、
どんな、という言葉の
温もりを散らす
フレームに焼かれた
数と/が
 ....
 .
ぼくをここに最初につれてきたひとは絵かきだった
ラブホの裏 どぶ沿いの小径をとにかく奥へすすむ
落ち葉とぬかるみで滑り落ちながら昇ると尾根道になる
しばらくしてふるい木のベンチと道標があ ....
ひとつの連鎖が
もうひとつの連鎖を呼ぶ
連鎖が動く
右か左か
正か負か
負の方向に向かえば  ....
七色に輝く水しぶきを浴びて
キャッキャと走り回るあなたを
私だけのファインダーに
永遠に閉じ込めておきたくて
夢中でシャッターを押したのに
あなたのぶれた指先や
揺れるスカートのレースしか ....
真っ白なノートの最初のページに
下ろし立ての鉛筆の先を押しつける
一文字も書けなかったとしても
はじまる はじまるよ
べっこう飴をなめながら
濃いめのコーヒーを口に含む
砂糖を切らしたわけ ....
あおばさんのおすすめリスト(15345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜道で猫に会う- Lucy自由詩19*14-9-28
79円- かんな自由詩15*14-9-28
朝マック- 梅昆布茶自由詩714-9-28
オバケ同士で驚きあっている- 北大路京 ...自由詩1814-9-27
ある白地図- 梅昆布茶自由詩1014-9-27
もろこしうさぎ- 藤鈴呼自由詩3*14-9-27
戦場なんだ- 吉岡ペペ ...自由詩314-9-26
花の下にて、秋- 木屋 亞 ...自由詩3*14-9-26
79円- 阿ト理恵短歌7*14-9-26
窓際の破片- 藤鈴呼自由詩2*14-9-25
透明になりたる銃や散る桜- 北大路京 ...俳句414-9-25
現状認識- ……とあ ...自由詩8*14-9-25
赤坂三丁目の珈琲- アラガイ ...自由詩9*14-9-25
万華鏡がはじけたようにピアノ弾く夏の夜には花火のピアス- 北大路京 ...短歌314-9-24
あきら/うまれたひ- かんな自由詩9*14-9-24
蓮池- アラガイ ...自由詩9*14-9-24
ねこふんじゃいな- るるりら携帯写真+ ...15*14-9-24
猫と信号機- あ。自由詩6*14-9-24
便秘- アラガイ ...自由詩9*14-9-24
つぶし・まぶし- 藤鈴呼自由詩2*14-9-23
唯一無一- 木屋 亞 ...自由詩3*14-9-23
冬の翼- 千波 一 ...自由詩814-9-23
美しく作ってもらえなかったアンドロイドの気持ち- 北大路京 ...自由詩814-9-23
裏声のまま面接を終えた- 北大路京 ...自由詩914-9-23
君の微笑みは世界の何処かに- りゅうの ...自由詩27*14-9-23
新しい一日(ゴル投稿)- 百均自由詩5*14-9-23
美術講師- Giton自由詩4*14-9-23
かなしみ- あおい満 ...自由詩814-9-23
夏のアルバム- 夏美かを ...自由詩41*14-9-23
新しい一日/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外- こうだた ...自由詩7*14-9-22

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