崖っぷちって言葉を
良く聞くけれど

何処から効くかってのが 
問題なのかも知れないね

何を以って 崖とするかも 
拘って 来るんだものね

お肌の曲がり角 
人生の折り返し ....
行き先は上海
360度、海が見渡せる場所に行けるから
船旅が好き

地球が丸いってことを
実際にこの目で見て
感じることが出来るから

地球の丸みのてっぺんで
デッキの風を感じ ....
意味もなく
きみの匂いを嗅いでいる
そこには
しあわせだとかふしあわせだとか
そういう類のものは
感じられない

春先のつめたい空気の中
アイスをほおばる
その口元
きすをするのに ....
 
 
ベッドからどこにも行けない
そんな入道雲だった
繁茂する植物から
こぼれる光を集めて
キャラメル色の砂利道で
肩幅の狭いピアノの調律師が
子供と週末の相談をしている
何が幸せ ....
{画像=120318231559.jpg}


人は87年間考えて、
考えて考えて、
考えて生きていくと、
いったい何に成るのだろう。

心に硬い硬い殻を纏った
岩石にでもなるのだろ ....
僕は病んでる自分を疎ましく思ったり

でもいとおしくもある


診察券にはだいぶ慣れてきたし

人間て病んでて当たり前なのかも知れない


検査着に着替えて腹部CTをとる

さ ....
ムリーの病名精神病
学がないから自分でつけた
ムリーは黒目がちで夢見がち
素敵な王子様と心中したい
でもいつだって叶わない
ムリーの全てはむり

長女マリーは勉強家
次女ミリーはしっか ....
結論から言えば文学極道は滅亡することはない。ただし、滅亡ということのそもそもの意味は文学極道において持ち得ないという前提においてである。文学極道は滅亡というものを抱えるほどに大きな存在ではないとか、そ .... へそでおちゃを
わかしていた

ごごさんじまえ
それでも
まだわらっていた

へそでわかした
おちゃはまだかと

いまわかしてるよと
うみがなった
 
 
栞が見つからなかったので
小さな紙片を代わりに挟んだ
モノクロの海の挿絵がある頁だった
砂浜に栞が一枚うちあげられていた
巻末には幼い字で父の署名があった
 
 
どんなにうらやましくても
まいにちていじであがって
あすはゆうきゅうだとわらって
どにちとあわせたら
ななれんきゅうだとわらって
りょこうをして
ひとがうまれたらいわい
ひと ....
べんりなので
コンビニにいった

ねむらないひとが
わたしを
まっているのだ

よなかにしごとの
でんわがなった

わたしは
ことわるりゆうを
うしなっていた

 ....
私は今、遠い異国の空の下 
遥か昔に栄えた、廃墟の前に立っている 

まっ青な空に輝く太陽に照らされた 
誰ひとりいない古代の都市で 
幾百年の時を越えて吹く風に 
角の溶けた無数の柱の間 ....
 
 
熱く茂っていた青葉のような感情も
秋が来れば紅く色づき
やがて枝を離れ
アスファルトに落ち
わたしの胸にも落ちる

落ち葉は、言の葉となる

胸に立て掛けていた
ほうき ....
生まれ育った故郷の林が大好きな 
賢治の妹トシは額に汗を滴らせ 
まぶたの裏に 
この世という牧場の出口で 
風に開いてゆく、木の扉を視ていた 

息を切らして、家に戻った賢治が 
震え ....
次の瞬間、
目の前にはグレーの斜め縞の歩道があり
潰された蛙のように両手を上げて
突っ伏していた

冷たい衝撃は
転がっている前歯のもの

遠巻きのギャラリーが安否確認をし ....
東京特許ぱみゅぱみゅ
ぱみゅぱみゅ特許許可局
ぱみゅぱみゅぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ
かえるぱみゅぱみゅ無許可ぴょこ


焦らずゆっくり読んでください
噛まずに読めるまでが遠足です
 
 
タンスの引き出しを開ける
衣類を取り出す
中に入る
遠くのアフリカでキリンが鳴いてる
誰かが閉めてくれる、その日を思う
 
愛は今でも投げ交わされているのです


目には見えないものまでも
可視化してしまう時代ですから

どんなにちいさな灯りでも
見つけた、それを 愛と名付けて
大事にしたいのです。

 ....
疲れ果てた時に

一杯のコーヒーを飲む

ほっと一息

世界が変わる

もうすぐ世界は

滅びるだろう・・・

だが、しかしこの一杯のコーヒーは不滅

ということは世界も不 ....
{画像=120303011011.jpg}


雨と風が一緒に顔にかかって
少し髪を濡らす交差点に
ぼくは独り君を想い立っているよ

君がいつもしていたリュックの色は薄い緑色で
不思議 ....
高揚を求めながら
沈み込んでいるたましいは
かわりながら
かわることの意味をしらない

やさしさがオセロの ....
むかいに洋館のある静かな広いとおりに面した

千原さんという掛け軸と刀のある名家の末裔らしいこじんまりした家の裏手の

片隅に石炭スト−ブのある一間に母とあねと僕は父の仕送りで暮らしていた
 ....
びょういんの
まちあいしつで
ろうじょが
テレビをみている

なにもうつらない
ひかひかひかる
しろいがめんをみていた

なにかを
まっているようだった

やがてろ ....
 
 
父が潜水艦を買ってきた
またこんな大きなもの買って
と母が愚痴をこぼす
兄は鴨居の下で自分の腕を触っている
犬は昨日、何も食べなかった
十二月の夕暮れは突然やってきて
時間の無い坂道を上って行く
左手に灰色のニコライ堂が聳え
覆い被さりながら

聖橋の先には聖堂の黒い森
神田川もJRも跨ぐ聖橋
暗いトーンの夕暮れから
 ....
エンゼルフィッシュの思い出が
一つだけ 有る

アレは 人生に たった一度の
(…と、言い切れる程
次回の パスポート 作成予定は
なかったりも する)

ハワイ 旅行

だなんて ....
 真夜中の底に座ったまま、やわらかい悲鳴
が澱になって、沈んでくるのを見ていた。張
られて赤く染まった頬を覆っていた長い髪が、
絡まり合いながら水面に浮かぼうとしている。
「あなたが思うより傷 ....
赤ちゃんは
眼が見えるようになると
まず
人の顔を認識するらしい
丸の中にふたつの小さな丸があったら
それだけで顔だとして
笑いかけるように
出来ているらしい
そうすることで
世界は ....
一日ごとの神様というと大袈裟だけれど
それぞれの日に担当者が決まっていて
八百人が毎年持ち回りで
一日ずつ見守っている

年に一度の総会で
月ごとにグループを作るのだが
その時ぽつんとひ ....
あおばさんのおすすめリスト(15330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
崖の境界線- 藤鈴呼自由詩2+*12-3-20
ジャ〜ん- RT自由詩312-3-20
春の、匂い- かんな自由詩9+*12-3-19
age26- たもつ自由詩312-3-19
岩石のような人- beebee自由詩27*12-3-18
診察室- 梅昆布茶自由詩2312-3-17
病気がちのムリー- ピッピ自由詩512-3-16
はたして文学極道は本当に滅亡するのか- kaz.散文(批評 ...2*12-3-16
タバコ休み- 小川 葉自由詩212-3-9
age16- たもつ自由詩7+12-3-9
生きがい- 小川 葉自由詩112-3-8
コンビニ- 小川 葉自由詩512-3-7
夢の都_- 服部 剛自由詩6*12-3-6
焚火- 佐倉 潮自由詩512-3-6
イーハトーヴの国_- 服部 剛自由詩412-3-6
過信- 森の猫自由詩17+*12-3-6
声に出して読め- 新守山ダ ...自由詩312-3-6
age13- たもつ自由詩412-3-6
hannou- 鈴木陽一 ...自由詩112-3-6
模型細工- yamadahifumi自由詩212-3-6
誰か背中を押してくれ_/_冷たい交差点- beebee自由詩27*12-3-3
_『無題』- あおい満 ...自由詩4*12-3-2
時の遠近法- 梅昆布茶自由詩1012-3-2
残された力- 小川 葉自由詩512-3-2
age8- たもつ自由詩512-3-1
午後五時の御茶ノ水駅から- ……とあ ...自由詩12*12-3-1
エンゼルフィッシュ- 藤鈴呼自由詩2*12-3-1
石榴- yuko自由詩612-3-1
- そらの珊 ...自由詩20*12-3-1
うるう人- 木屋 亞 ...自由詩4*12-3-1

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