僕と違う科に属するドラムあるいはギターの指先が何かを悟っ(軽勃起)ていたんだ


それでも廃れたデスロック歌うか成仏し損ねた哀しきロッカーの名残たち


華奢なボーカルの背中がライトで映し ....
たくさんの人が食事をしている
僕はテーブルの下で這い蹲って
様子を伺う

海の向こう側の食物が海のこっち
側の人の口に入っていく

・・・・なんておぞましい光景!

ムーミンのママだ ....
もっと寒くなれば人類絶滅す プールの温度計こすり続ける


指先のあれが食われる雲なのだ 小さいくもはみんな私だ


君の産む愛の結晶その産声ジョンと名づけたぼくのあやまち


夜、 ....
おつきさまの
うらから、とびでている
あんてなをねじまげて
 
ちきゅうのじゅうりょくから
にげだすじゅんび
 
えいせいきどうから
わくせいきどうへと、のりうつる
そのための
  ....
あとかたもなく
灰にするということだ

ひとりで
生きていくために

世界に
巣立ちをせよということだ

父を焼く

かたくなに
声を伝えぬおとがいを
持ち上げたなら
かさ ....
頭が少々重く
風邪気味であったので
目覚まし時計をかけずに
ゆっくりと眠ることにした
そのままうっかり百年間眠ってしまった

百年後の人類は
ファッションや顔色が少しおかしくなっただ ....
砂原を歩いていると、人間の手が蠢いていたので、掘り出した
父だった
父はこんなところに埋まっていたのだ
途中から誰かがわかったので、指先でなでるように、焦って掘り出した
息をし ....
蛸男と偶然すれ違った
僕と君たちと一体何が違うって言うんだ
開口一番蛸男は僕に突っかかってきた

何も違いやしないさ
君は十分に魅力的だよ

当たり障りのない言葉を返すと
 ....
逃避行ロケットに乗って行こうよ
火星なんかがいいんじゃないか
知ってるかい
あそこには何でもあるんだ
地球に送られる映像は
やつらが勝手に作ってる

お父さんに挨拶はしない方 ....
馬はずっと土の中で
千年以上も埋まっている
生まれた時は丘の上にいたが
数え切れないほどの戦乱と
自然の変化によって
冷たい土の中へと潜っていった
それでも馬は
丘の上から見た日の出を
 ....
無人駅に降り立てば
地図の見方にも
ちょっと工夫がいる
缶ビールをぐっと飲む

子供の頃に
抱きしめ方を習ったような
初夏の風にさえ
あいさつを交わしたい

垂直に支えつづける日射 ....
君の手は空には届かない
当たり前だけど

けれども最初から
そう思っていたら
君は何もしない人になる
無理だとわかっていても
やってみるのもいいものだよ
ああやっぱりダメだったね
そ ....
ふと
したことについて
ふと
わたしは
道標に
いつまでも
宿題をわすれている

ふと
空が滑り
ふと
雲はいつのまにか
描きかけた
キャンバスの中に
紛れ込んでいる

 ....
長い耳のようなものに
巻かれている
なでてみると
自分の耳なのだと気づく
近くでは耳が産まれている
いくつかは知っている耳で
いくつかはよくわからなかった
産まれてきた耳は
自ら声を発 ....
私は元来
無口な男でありまして
うっかり、思慮深く思われがちですが
それは、本心を秘めている
というより、むしろ
現すタイミングを計れない
どうにも不器用な人間なのです


何か言わ ....
 時には散文を書こう。詩ばかり書いて、詩ばかり読んで、詩のことばかり考えているうちに、段々と散文の書き方を忘れてしまった。
 すぐに改行したくなる。
 
 すぐに一行開けたくなる。
 すぐに展 ....
きみが笑った
きれいだった
春だった
桜がさいていた
ひとがたくさんいた
きみが笑った
目がきれいだった
美しい弓をえがいて
きみの目が笑った
春だった
時がもつれていた
もつれ ....
おいしいおいしい鱈の目
ほじくりかえす おしたしにするといいんだ
てんぷらもぜっぴんだね 鱈の目
先っぽだけまあるくつまんでみる
まえばでやさしくねぶってみるよ
鱈の目 酢みそであえよか ....
賛成多数で
人として当たり前のことが
ぼやけてく

白い手袋を振るみなさん
頑張ってください

昨日までの
仏頂面のほうが
嘘がなくて微笑ましかったです

手袋はとってくださ ....
あの電車に乗ってゆけば
雲を見ることができる
今はまだ春だから
風の歌はきっとやさしいだろう

あの電車に乗ってゆけば
海を見ることができる
今はまだ春だから
波の音はきっとおとなしい ....
    弔いの言葉が捌かれて
    彼らはそれを咀嚼する
    通約された痛みの淵に
    紫紺の{ルビ輪=ループ}を描きながら
    桜は
    自らの闇に向かって落下する

 ....
畳の部屋に座る祖母が 
親父と叔母を目の前に座らせ 
「もしも私が世を去った後も
 互いに仲良くしなさい  」       
と静かに語っていた頃 

仕事帰りで疲れたぼくは 
霧雨の降 ....
新しいビルは、めっちゃ静かです。無音 真空 空間です。トワイライトゾーンです。
アフターエフェクト、掛かりまくってます。処理が重いです。思い出、ぽろぽろです。
動画作成コーナーは、お子さん出産コー ....
ざわめいている
てと
てあしと
あしと

ならんでいる
そして
すこし
おしかえし
ている

ひとは
よなかに
やさしく
しんどうする

ざわめきを
すみずみまでつた ....
地球に降り立った天使は
神様に間違われ
みんなにちやほやされて
子どもたちの教科書に載ったりもして
毎日毎日良い気分

ある日真っ黒なカラスに乗って
悪魔がやってきた

 ....
転げまわっているうちに
ようやく産まれた
ようやく
あなたの声が聞こえた

そして
これから
初めてばかりの世界で
歩いてく

みんな同じで違うから
って
この世界でど ....
あっ 

と九十過ぎの{ルビ老婆=ろうば}が言うと 
黒い杖はエレベーター十階の 
開いたドア下の隙間にするりと落ちて 
奈落の底で 
からんと転がる音がした 

「 杖も毎日使われて ....
ぼくがまだ見つけない 明日の
呼吸の波は、かぎりなく無音で
おしよせては、
皮膚のあいだに刻まれた旋律を
からめとりながら
引いていく


奥深い場所で対流する
なまぬるい記憶、ある ....
昨日の月は

尖った 細い 月爪だったので

夜を枕でくるみこんで

空を引掻いてしまわないように

唄を歌って

ふかい、ふかい 息を吐いたら

枯れた冬 ....
寝過ごす街に喝を入れるのは
ピンヒールの靴音

一年中食べ過ぎたり、飲み過ぎたりする街が
眠り姫の物語する季節は春

ぽっかり微笑む陽射しに
散歩中の乳母車の赤ちゃんも
営業中の働 ....
あおばさんのおすすめリスト(15330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
2007.4.21_軽音楽サークル新入生歓迎ライブにピッピ潜 ...- ピッピ短歌407-4-21
嘔吐- ねろ未詩・独白4*07-4-21
止まれ!!- ピッピ短歌707-4-21
うちゅーゆーえい- 山中 烏 ...自由詩5*07-4-21
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春眠- 楢山孝介自由詩13*07-4-21
砂原に- リーフレ ...自由詩37*07-4-21
蛸男- なかがわ ...自由詩3*07-4-21
逃避行ロケット- なかがわ ...自由詩1*07-4-21
土の中の馬- ぽえむ君自由詩7*07-4-20
無人駅- tonpekep自由詩18*07-4-20
君の手は空には届かない- ぽえむ君自由詩14*07-4-20
在りか- tonpekep自由詩12*07-4-20
耳の産声- たもつ自由詩1007-4-20
太宰ヒラメ- 佐野権太自由詩41*07-4-20
散文リハビリテーション- 楢山孝介散文(批評 ...3*07-4-20
きみが笑った- 渡邉建志未詩・独白707-4-20
鱈の目- 角田寿星自由詩5*07-4-20
手の振り方_- AB(な ...未詩・独白807-4-19
あの電車に乗ってゆけば- ぽえむ君自由詩13*07-4-19
喪花- 月夜野自由詩13*07-4-19
出棺の日- 服部 剛自由詩11*07-4-19
異動しました次郎です、よろしくお願いします。- 狩心自由詩3*07-4-19
くんれん(なみ)- たもつ自由詩907-4-19
天使の裏切り- なかがわ ...自由詩3*07-4-19
耳の産声- AB(な ...自由詩507-4-18
古い杖- 服部 剛自由詩12*07-4-18
耳の産声- 望月 ゆ ...自由詩29*07-4-18
月爪- リーフレ ...自由詩15*07-4-18
*春に過ごす*- かおる自由詩11*07-4-18

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