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つかのまの休日に天使がやってきてしばし話をすると
迷走する天界のことやいま抱えている天使間の軋轢のこと

ほんとうのリベラリズムや偽物のプロパガンダの見分け方や
彼?にもいるらしい兄弟姉妹や縁 ....
流民をへて流民にあう
きみは遠い昔の記憶の中の文学少女

すべての物語を読み切れないように
たとえばたった一人の歴史も解析できずに

やはり僕はでくのぼうにもなれない半端者
きみの洗礼を ....
失われた時を還せ
死んだ夢を呼び覚ませ
きみのうなじの産毛が好きだから
僕の名前を風に聞いてくれ

最期の銅鑼が鳴り僕たちのバンドは退いてゆく
黄昏の中へ精緻な夜へと官能をつなぎとめる
 ....
運命は変えられるの?
アリスは尋ねる

運命なんてありはしないさ
きみが夢のなかで存在するように

偏在する夢が現在という一点に
結ぶ露のようなものが人生らしいんだが

アリスは頷く ....
いま歌っているのだろうか心から
誰かに伝える努力をしているだろうか

僕はソングライターではなかったのだろうか

きちんと生きているだろうか
きちんと本を読んでいるのだろうか

ドラッ ....
恣意的にはなす術も無いがときに僕のマックが代弁してくれるだろう
僕のOSは古すぎてもうあたらしい言葉を紡げないから

内緒話しを夜通ししてみたいんだ       ケ ....
埃っぽい一日が暮れかける
ゆくあてもない想いが影といっしょに夕闇に溶けて行く

ちっぽけな哀しみを手のひらで転がして
ため息にも似たつぶやきを繰り返す

幼い頃母に背を押されるようにして嫌 ....
たぶん20代のころ東横線都立大学にあった中古レコード店「ハンター」あたりでみつけただろうシングル盤。

1994年に没したハリー・ニルソンの曲。
ジャケットとあいまってとてもキュートな埋もれた名 ....
僕の成分はわがままが70%

君の成分は愛が70%
おっちょこちょいが20%

のこりの10%がきみへの愛しさなのか

うつくしく哀しくひとはいきてゆく
ときに無情に打算にいきてゆくが ....
ジムで軽く汗を流した後でも
僕は特別な人にはならない

僕の専門はロックだが
知性に裏打ちされた感性で生きてゆきたいと
思っている

ジョーきみに言いたいんだ
書を捨てて街に出よう
 ....
フィボナッチ数という概念以前に
自然は数理をすべて把握していた

僕の心の中で君との関係性の黄金比は
生物学的に柔らかく深くとても妖しく
揺れ続けているがそれでも

日常の僕はいつも不安 ....
陰翳図鑑を紐解いてみる
きみはどこにもぶんるいされていないメタフィジカルな亜種だ

世界のどこを掘ってもきみのような奇蹟に会える訳も無い
ちょうど僕が98回目の神経衰弱を患っている時にきみに出 ....
僕の部屋は詩と光で満たされ
君という音楽が遠くから流れてくる

部屋干しのジーンズがぶら下がり
台所には洗い物が山積みなんだ

愛用のマックもコーヒーやスナック菓子の砕片で
薄汚れてはい ....
久しぶりに売れない女流詩人の友人からメールが来る
詩を書き始めて11年目だそうだ
ちなみにぼくはまだ3年目ぐらい

僕の大好きな感覚的詩人
いつか詩集を出したいと言っている猫好きで鬱病持ちの ....
初めて君に遭ったとき
君の瞳によぎった喜びの表情を
俺は見逃さなかった

人生で与えられる物は少ないが
創造という風をいつかつかまえることができたら
上出来な人生といえるだろう

醗酵 ....
恋人たちは喜びをわかちあい
老人達はバックギャモンに余念がない

子供達は無垢に世界を徘徊し
大人達は株価のチャートに気を取られ

僕はといえば太陽に労いの言葉をかけて
しけた煙草に火を ....
緩やかな流れに触れたいと想う
雑多なものをすべて洗い晒してしまう水のちからに

ただ流星の軌跡をおいかけて
その先の消滅を想う

ときに走りときに休みときに泣いて
やはり今がいいとおもっ ....
どうも世の中は愛撫に肯定的ではない
君の乳暈的世界で僕は日夜トレーニングを怠らないが

硬骨魚は自分の砦と離島に棲むのが好きだ
でも女は快感を要求しボンネットが揺れるだけ

柔らかな肉の隙 ....
ぼく雅羅櫛
きみ観瑠奇異上意

異星人が過半を占める地球で

どうやら宇宙は愛の摂理で
成り立ってはいないようだ

老後の資金なんてもう要らないし
どうせ星になるんだからなあ

 ....
届かぬ手紙を携えたまま僕たちは彷徨する
どこかの洞窟の壁に刻み付けられた
忘れ去られた古代語の詩と
生きるということの目印をもとめて

新宿東口の地下街は果てしなく荒寥に染められて
彼方此 ....
孤独はいまも継続中だ
それが常態となってしまえば
たいした痛みも感じないものだ

ときおり非日常にきみがやってくる
それは僅かな恩寵でもあり
かすかな煩悶でもある

きみは花をアレンジ ....
あるとき哀しみがやってきて
壁紙を引き剥がし読みかけの
テーブルの上の本を引き裂いてゆく

暗幕で覆われた部屋には夜しかない
そう曠野はいまこのこころに映る風景なのだ

それでも半額のシ ....
束縛されない生なんて一時も無い
愛しきれたひとなんていなかった

孤独は平気だが
孤立しては生きてゆかれないから

哲学書を逆から読む
偏ったじぶんの人生観の途上で

ニーチェや仏陀 ....
実験工房にて
神学を爆破する導火線に
火をつけてみる

解体工房にて
蔓延するヘイトスピーチの
舌の根を根絶する
スナイパーロボットと
遊ぶ

あの建物は
もう誰もいないのに
 ....
頻繁に人にであうでもない
この生活にあまり不満はないのだ

ベランダの脇の雑草がどう伸びようと
有る意味僕のそとの世界のできごと

疲れている意識もなるべく解消しようと
優しい母や鬼嫁も ....
おなかの小魚はときどき小ちゃな声で鳴くたいせつな奴だ

電子ジャーの独り言を翻訳しながら夜が明ける

痛みっていつも友達だったなこれからもよろしくな

僕の休日は病院に奪われてディスカウン ....
キムチトーストにはまっている
いまさら短時間高収入の仕事に就くすべもなく

ちぎられた時間のなかでファーストフードならぬ
簡単な食事と全自動洗濯機
電子レンジとオーブントースター
せまい部 ....
ひとの心は果てしなく彷徨う
距離や時間を超えてゆく

痕跡にすぎないものに捉われ
憶測の触手をあすに伸ばしておののく

ときどき何かを削ぎ落しながら
変わってしまうことをおそれながらも
 ....
回転しつづける君の夜に
墜落するイカロスのちぎれた翼を貼り付ける

思いつくままに貝殻を並べて手紙を綴る
離島の風景をきみの気を引く為に誇張して淋しげに

風化するものはそのままにまかせた ....
生きることは単純なことの積み重ねなんだ
難しいことは何もないはずなのに躓く
躓くところから物語は始まるのかも知れない

ただ対処する方法がわからないだけ
たぶん物事に正解はないが解決するちか ....
あおばさんの梅昆布茶さんおすすめリスト(330)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
天使の訪問- 梅昆布茶自由詩1316-11-16
流民- 梅昆布茶自由詩15*16-9-15
四季- 梅昆布茶自由詩1016-8-26
アリスの夢- 梅昆布茶自由詩516-8-20
ソングライター- 梅昆布茶自由詩1116-7-29
Hey__Joe- 梅昆布茶自由詩916-7-26
夕暮れ2- 梅昆布茶自由詩816-7-16
子犬の歌- 梅昆布茶散文(批評 ...416-7-13
僕の成分表- 梅昆布茶自由詩416-7-13
君と話したい- 梅昆布茶自由詩1116-7-5
フィボナッチの夢- 梅昆布茶自由詩10*16-6-28
メトロポリスの夢- 梅昆布茶自由詩716-6-24
ドレッシング- 梅昆布茶自由詩516-6-18
愛おしき女たちへ- 梅昆布茶自由詩5+16-6-7
死者の書- 梅昆布茶自由詩1216-6-6
ふたたびスケートボードに乗って- 梅昆布茶自由詩1116-5-31
君へ- 梅昆布茶自由詩1416-5-28
愛撫へのエチュード- 梅昆布茶自由詩716-5-20
平和に捧ぐ- 梅昆布茶自由詩816-5-18
迷宮- 梅昆布茶自由詩416-5-16
孤独の断章〜アレンジメント- 梅昆布茶自由詩1416-5-10
窓から見える曠野- 梅昆布茶自由詩1416-5-7
使命- 梅昆布茶自由詩1116-5-5
実験工房にて- 梅昆布茶自由詩1116-5-3
えーと。。- 梅昆布茶自由詩9*16-4-12
とっても素敵な世界へ- 梅昆布茶短歌15*16-3-7
途上にて- 梅昆布茶自由詩1316-3-1
越境- 梅昆布茶自由詩2316-1-8
自転周期- 梅昆布茶自由詩1515-12-28
時間、ありますか- 梅昆布茶自由詩2115-12-22

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