明るい陽が僕の顔刺した。痛いと悲鳴を上げる瞳
   の
   見える窓は僕と他人を繋げてる唯一のモノ
      か
      らは、楽しそうに遊ぶ子どもが見えます
            ....
物干し竿に吊したシャツが

風を孕んでくるりくるり


くる  くる




掴んでる洗濯バサミは

一生懸命!!








※ 洗濯バサミは今日も健気 ....
黒魔術だと思う。なにか黒く光る言葉たち。
ギミックみたいな改行。
碑文、と作者は言う。それは(朗)読んではならない(おそらく)。
目で見る、使われる漢字の与える印象の強さ。詩の形の強さ。
ある ....
太陽君のブランコで
僕のスピードはいっきに上がったよ
そしてさっきようやく 帆を張り終わった
見た目はちょうどオアフ島ほどだけど
風を受ける面積はタスマニア島なみ!!
太陽君からそよ風しか来 ....
壁に貼られた黄ばんだポスターの中で
彼は永遠に身悶えしている
20年以上も前に
この世を去ったロックスター

天才的というよりも
悪魔的なテクニックの持ち主でありながら
彼の中には
彼 ....
今日は風が強くて
ほとんどどうしていいかわからないくらいだけど
一年いちどのしらさぎの日
休んでるわけにはいかないから
カイとわたしとふたりして
言葉にならないもの抱えて出かける公会堂の庭
 ....
私、カンガルーの赤ちゃん

ポケットから顔出して
冒険して 想像して
怖くなって引っ込む

ぬくぬくで安心で
うれしくて一回転
ドッタンバッタンしてから
上向いて
イタズラな顔をひ ....
食べかけのスイカがもう
夏に生きる虫のように臭っている
庭に埋めなきゃ
そう思ってサンダルを履いたのだが
シャベルが見つからない
春先に何かの花を植えた時には確かにあったはずだ
ス ....
何か目的があったわけじゃない。
ふいに何かに突き動かされたみたいに、
閉まりかけのドアをすり抜けるようにして電車を降りた。
大学時代にバイトしていた小さなレンタルCD屋があった街だ。
ホームに ....
青空に
ふとキリンが
浮いている
なんという
虚ろな空なのだ
ああ青空


縞模様を辿ってついにここまで来ました


ここまで来た
ふと
振り返るキリンの眼には
何も映らな ....
アスファルト道路のかたすみ
しゃがむと子犬の目線
暗いところ
暗いところ
選んで
何も見ないの
三日月のよる
うるま 
うるま
はじまりのなまえ
うるま 
うるま
ぼくんちどこいったん
ひんぷんのよこの
ゆーなんぎーのそよと
ゆーなんぎーはーめーの
いとのつつつと
はじまりのとおく
とお ....
きもちとか
こころとか
せかいとか
いのちとか
それからあいとか
まちがっても
ことばでは
いえないようなこと

ひとつの花のうつくしさを
つたえることばは
つねにたりな ....
死んだ君が極限にまで死に近づく事を語った春の夕暮れ

死を口にするのはこれで最後にしよう波打ち際のような憂愁







桜がこわい。きみはそう言った。春の夕暮れ。
汽 ....
計算機を裏返し
ドライバーでひとつひとつ
ネジをはずす
基盤が剥き出しになる
入りくんだところで
ラーメン屋は既に営業している
のれんをくぐる
いらっしゃい、とだけ言って
寡黙 ....
夕暮れに塗られたりんごが
夜更けに眠れないからと
朝をかじっている
どうにも力が足りなくて
上手く噛み千切れない

どうにかあがいてみたくて
こぶしを握り締めて
枕に丸い頭を叩きつけて ....
わらいながらないた

冬のくるしいことは
もうじきにおわるんだとしんじて
きょうきはかかとすれすれのところに
しまいました

あたたかい
かぜはしおからく
さいたまは あざやかで ....
公園でバカ男は一人ゴミ拾い
ぐふふ

ゴミ拾いをする→バカ男はいい人→見ている人も
そう思う→バカ男、総理大臣→世界征服→世界統
一→ゴミのポイ捨て禁止条例を制定→公園がきれ
いに ....
春のぬるい風をどうしても愛せない。
凍てついた枯れ枝の尖った輪郭を
冴えた静寂の中を立つ潔癖な冬木立を
ただ耐える以外には何もしないですむ季節を
ぼくは心底愛していたので
ふくらみはじめたつ ....
砂浜

そこに咲いた白い花 少女は
けれどどこにもいない
青空に溶ける

たくさんの涙を数えた そっと
生まれ
離れる うた
空を流れる月日
水のように冷た ....
はずむように近づいてくる
あなたの息は白くない

コートは着てこなかったよ
と言って肩をすくめる姿は
想像よりも少し小さく見える

はじめましてとはじめましてがぶつかって
どういたしま ....
脂肪がもーえるー
つーきよーの夜にー
バーカ男は歌をうーたいますー
(巨大なカピバラごそごそ)

空はひろーくてー
星はきれーいでー
でーもカーテンが邪魔なんですー
(巨大 ....
かのん、は
「入院」がだいきらい

だから高熱で白目をむいて
こんなにも
「あつくてさむいよお」ってふるえているのに
「いきたくないの」って
ベッドから起き上がっておかあさんにしがみつく ....
黒い円盤に封じこめられた過去の叫び
くるくるまわる盲目の蜥蜴
蜥蜴の王は
わたしを
見ない

幾千の音符が
それぞれは鎌のかたちをして
わたしの胴と四肢とを裂き
全体 ....
部屋の隅の埃や
ガスレンジの油なんかを
うまく避け見ないようにしてきた母

そんな母を、
うまく避け見ないようにしてきた父

そんな父母を、
うまく避け見ないようにしてきた弟

そ ....
二人で寝そべっているベッドの上で
君が天井に向かって
両腕を伸ばすのに僕は見蕩れていた

親指と人差し指を直角に
天井の電気を
被写体に選んだような格好で
僕に問う
          ....
  手のひらの中に
  そっと星を隠していたら
  夜になって光りだし
  銀河系宇宙であることが
  ばれてしまった

  それは蝶のように
  よぞらをかざって ....
 
  日はまた昇る
  を書いたのは
  へミングウエイだが
  確実にこれから
  35億年
  日は昇るのだろうか
  地球の命は90億ぐらいだが
  いま私たちはその ....
妻と二人で梅干を漬ける
台風が近づいている
空はまだ晴れているけれど
窓から入る風は生暖かく蒸し暑い
梅の実の良い匂いがする
水洗いした梅の実をタオルで一つ一つ拭き
ヘタを楊枝でほ ....
耳元で
指に巻かれた髪が
音もなくほどかれるとき

少しの沈黙が欲しくても

あなたは
何事もなかったように話をつづけて
僕は
一語を味わうゆとりもなくて

また
その髪が
 ....
あおばさんのおすすめリスト(15345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
陽採り- 完食自由詩11*05-3-18
使命- しらいし ...自由詩4*05-3-18
こもんさんの詩について思うこと- 渡邉建志散文(批評 ...8*05-3-18
太陽からの風- クリ未詩・独白205-3-18
ピンナップロックスター- 大覚アキ ...自由詩405-3-18
冬去しらさぎ- 佐々宝砂自由詩305-3-18
カンガルーの赤ちゃん- 木葉 揺未詩・独白10*05-3-18
遠泳- たもつ自由詩705-3-17
1・17- 大覚アキ ...自由詩305-3-17
青空のキリン- 第2の地 ...自由詩705-3-16
三日月のよる- チアーヌ自由詩505-3-16
連音/うるま- AB(な ...未詩・独白805-3-16
はじめ- 石川自由詩405-3-16
遺された春(3)- 渡邉建志未詩・独白6*05-3-16
後悔- たもつ自由詩1005-3-16
黄昏りんご- 霜天自由詩405-3-16
神奈川流星- オオカミ未詩・独白1405-3-15
ブラック- バカ男自由詩905-3-15
シェルター- 汐見ハル自由詩7*05-3-15
- 浅見 豊自由詩2*05-3-14
そうやって春は来た- ベンジャ ...自由詩1305-3-14
メロディー- バカ男自由詩505-3-13
『かのん、の、「入院」』- 川村 透未詩・独白30*05-3-13
蜥蜴の子- 佐々宝砂自由詩405-3-12
平和な我が家- 自由詩3*05-3-12
君が好き- 自由詩2*05-3-11
ぼくの手はふつうなのだが- 天野茂典自由詩1805-3-9
日はまた昇る- 天野茂典未詩・独白305-3-9
梅干- たもつ自由詩32*05-3-9
ほどかれた髪- ベンジャ ...未詩・独白605-3-9

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512