100日目の日記 (2) 4月

4月1日〜30日の呟きの中から,震災に関係すると思われるものを抽出,微調整したもの。
(注○)は6月19日現在での注釈。







2011 ....
100日目の日記 (1) 3月

3月20日〜31日の呟きの中から,震災に関係すると思われるものを抽出,微調整したもの。
(注○)は6月19日現在での注釈。






2011年 ....
 

歯を磨いた
言い訳をした
良い年をして
どちらもまだ
苦手にしている
食事をすれば
あたりまえのように
食べ物をこぼす
それでも箸の持ち方は
三年前に直した
誰も傷つける ....
最近、ぐだぐださが、よりいっそう重いです。

美術教室であまり集中出来なかったり意識が飛んだり(解離)、
しないといけないことはたくさんあって、したいことも一応ある。
のに。

自己嫌 ....
   別の生き方があったと思う

キット
設計図に忠実に従って
組み立ていれば

はじめに
描いた
チェックしていたルートを
忠実に
道を挟んでいる
道の外にある世界を散策してみ ....
 
 
右手の人差し指が
鍵になってしまった
どこの鍵だろう、と
合いそうな鍵穴を探すけれど
鍵の要らない穴しか見つからない
ふと鏡をみると
自分のおでこのあたりに
それらしき穴があ ....
{画像=110618182721.jpg}

ふと目を覚ますと聞えて来た
あれは風の音!?
水を跳ね飛ばし走りまわる車の音
でも遠くうねっている潮のような音だ
風にもまれる木々の音に交じっ ....
私の詩は、一つの庭。 
暖かい陽のふりそそぐ庭に根を張る 
草と木と花 

土の下に張り巡らされた 
地底の家へ 
今日の食物を運ぶ一匹の蟻の、愛しさよ。 

今・私の詩を読んでいるあ ....
身ごもった妻が慌しく、出勤していったので 
休みで家に残った僕は 
巻いてる暇のなかった水天宮の腹帯を 
胎内と等身大の赤ちゃんの絵を包むように 
ぐるぐる巻いた 

紙と帯のすき間から時 ....
港町を
女の子と歩いていた
正直、
まったく楽しくない
第一、話がまったく噛み合わない
彼女は体育大学出の
ばりばりの体育会系で
本などほとんど読んだことがないという
その点、俺ときた ....
※婿島のアホウドリ 小笠原
 羽毛採取の乱獲100年
 個体数2000ほど
 鳥島から雛を避難

海面に浮き上がった獲物を
風を味方にして
長駆滑空して捕らえる
海の女王

羽ばた ....
しをかけないということは
いいことなんだな

いそがしくて
じゅうじつしてるんだな

はちにおわれて
にげながら

ふとそんなことを
おもった
分厚い透明な壁を間に挟んで
僕と彼女は立つ。
一歩の歩幅分を半径として
必要最小限の灯りだけしか
他にはいない。
お互いだけ。
頷き 始めた。
視線を交わす。
胸の上下に動くのに合わせ ....
みずからの
罪に気づかない
それでいながら どこか
奇妙なうしろめたさを思って
隠れてしまう
逃げてしまう
みんなが笑い
さざめき 声を
かけあう中で
ひとり帰る
橋をわたって
 ....
{引用=Mrs.Venus

幸せを呼ぶキリン
上空に 白虹 halo

いつか あなたと見たい
幻月環 現実感

南極の夕暮れ
寂しさも忘れるほど包み込んで
ミセス ヴィーナス
 ....
{引用=







とても固い結晶が
流水よりも早く融けるのを見た

蒸発したあの人の姿は
あの人以外の誰も知らない



釣竿を垂らして
静かな時間と彼方に見 ....
ぎょうざを焼いていたら
「星の王子さま」を読みたくなり
けれど本がみつからず
木を抱くようにあなたを抱いて
森との正しい関係について
ためらい
分割払いのようなキスは
うわのそらで
お互いの調和は水 ....
 今日はバリバリだったねえ

 そうだね、バリバリだったねえ

雪もカチカチだったねえ

うん、カチカチだったねえ

お日様はキラキラだったねえ

そう、キラキラしてたよ

で ....
{画像=110612024826.jpg}

日焼けに火照った肌が大理石を求める
君の肌えを求める
つやつやした冷ややかさがぼくを貶める
こころが求めている君の冷たい瞳を凝視めながら
ズブ ....
箍を外すとほうていがへいていしましたが霊気でぬれそぼりました
、箍を外すとらららん星団がシャチのあいだをながれていきまし
た、箍を外すとすでにありづかの収益構造ができあがっていま
した、箍を外す ....
わが身を仰向けて
土のうえ 横たえば
わたしもいつしか
星のかけら

ふたつの井戸は
涙の水をたたえ
不格好な洞穴も
そよ風を盛られた
ほほえましい噐

幾万年の時が過ぎても
 ....
粒の中に
粒、ずっと粒
惑星のように
ささやくと
平たくなる
蟹になる
蟹はハサミを見ている
ハサミの向こうに海
海からの風
でもハサミだけ見ている
ハサミに刻まれた
 ....
私たちは
おりがみのくに
二次元を

小さくたたんで
つるになって

おなかの隙間から
ふう、って
息を吹き込めば

祈りを宿した
強い記号だ


メレンゲを
淡く
 ....
薪を焚く煙の臭いが開け放たれた窓から侵入する
逃走中の強盗犯は、昔よくいじめた級友の家に匿われていた
時計の針の動きが残酷すぎる午後六時
「せめて終わりから始めようじゃないか」
「小さな眼が点 ....
友人に家まで送り届けてもらった。車から降りると、
ヘッドライトが照らしていたのは
大きな一匹のカニで(近くに水場もないのに)
口から泡を吹いていた。ちょうど二時間前には
男も口から泡を吹くくら ....
トラックひとつで
このまちにやってきた

そうじきがいるかいらないかで
ちちとははで
もめていた

ははがないて
そうじきは
とどけられた

あのそうじきが
いまは ....
高速道路を使って君に会いに行く

制限速度を少しだけオーバーしているこの気持ち


会いたいと思ったら直ぐに会いに行く

お金を払って少しでも一緒にいられる時間を買う


 ....
{画像=110417071821.jpg}


光りのない浜辺を一人で歩いていた
打ち寄せる波は果てしなく
足下は脆くも流れて行く砂の水際だった

遠くの町の灯りが水面に
煌めきを残し ....
  日曜日、
  くさかんむりの広がる野原で
  ピクニックをする
  あなたは適当なところに
  持ってきたもんがまえを敷いて
  ここに座りましょうという
  おべんとうよ、と
 ....
**はじめに**
女川に行ったのは今年の2月頭。
別に知り合いがいるわけでもなく、女川に行くのが目的というよりは石巻線に乗ること自体が
目的の旅だったので、大して女川に興味があるわけでもなく、日 ....
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