双子用バギーカー来る花吹雪 夏に祭に行って捕ってきた金魚が3匹。小さかったのに大きくなった。張り切って買った水槽は
汚れているのに。3匹では物足りないとペットショップで買った500円のこじゃれた2匹の金魚は早くに死んでしまった ....
書かねばならない事
を 探して
言葉の海を泳いでいました
今の私に書ける事 
を 尋ねて
言葉の風に吹かれていました

波はさざめいて
私を弄び
風は追いつけない速さで
私を通過し ....
わたくしは 帰路に立つ
その前に あるのが

記録できる 紙切れのような
薄っぺらい ものなのか

噛み切れぬ スルメみたいに
味わえる ものになるのか

全ては わたくし次第で ....
爛れ過ぎた夕陽が
一軒の二階の窓を
ギラリと択び
怯えた鴉が見上げた先に
規則的に並ぶ建築の
一面だけを
薄明るい色に染め
足元のザラメにも
一粒ずつ微かではあるが
予兆のように
 ....
昨日と変わらない庭の枯れ枝。
昨日とは違う枯れ枝のような手足。

「親は子供よりも先に死ぬ。」と理解をしたら
看取るのは最大の親孝行だと言い聞かす。

昨日と同じ朝の訪れ
いつま ....
1947年・父明彦は生まれた。

人々の目を助け・生活を支え
身体を/生命を守る眼鏡とコンタクトレンズを作る為に。

確かに最後を看取り/遺体を送り出しても
すぐ横に・目の前に
ずっと居 ....
(冷たい・硬い・重たい・臭い)
別れを告げた父の姿だ。

私は離れたくは無かったのだが
参列者の手前
抵抗するわけにも行かず
黙って棺のあとを追う。

山のへりに並ぶ猿たちの群れ
ま ....
天気もいいし
今日はゴジラ記念日
自転車に乗ったゴジラに
史上初めてなってやる

だけど舞台がいけない
さびれた下町
ギャラリーが侘びしい
バカをバカだと観る目が足りない

あー日 ....
袖が長すぎる舞台では
髪の毛と 細かな塵と

忘れかけた 過去ばかりを
引き摺って しまうから

慣例に倣って この難題を
仕立て上げましょう

横糸が 絡まるならば
簪(かん ....
王将を守れる駒に憧れるまずは歩兵を目指しリハビリ なにもかも捨てておしまいなさいと
無闇に心臓に くりかえしていた 
いたいのいたいのとんでけとんでけの耳の指示どうりに
しでかしてしまった空虚を
空に放つと 釘を打つ音がする

清水さんち ....
どこからでもいい帰ってきて
約束の青い灯りがそろそろの頃
どこからでもいい帰ってきて
山が消えてくれてそろそろ終点

どんなにかほっとして
どんなにか短い旅だって
どんなにか場違いを感じ ....
ゴムまりみたいに跳ねる少女
丸くて
黒くて
そして
薄いドアの深い溝の内側に住んで
朝の下駄箱の重い軋りを軽く弾いて
ゴムまりみたいに跳ねる少女

歯ブラシを銜えて笑う
マスクをつま ....
幼いころの古びた靴は
シャベルよりも
ずっと小さくて、
土遊びをしながら
泥だらけで夕暮れに沈んでいた。
永くて遠い春はすでに
まなざしの向こうにあって、

冬を越えるたび
軽くうな ....
枯れていく
ご飯を食べる
枯れていく
仕事をする
枯れていく
着飾る
枯れていく
歌を歌う
枯れていく
枯れていく
枯れていく
枯れていく
陽は明るい
枯れていく
春風 ....
ささやきかけるかさのかげ
母音の樹が揺れる

ふたりで歩いていく
丘の上へ 遠くまで

のびていく記憶

いそがなきゃ
走りはじめる
わたしたちを

月が見ている

それを ....
御利益のある神社だけ載っているそういう本があったらいいな おなかの小魚はときどき小ちゃな声で鳴くたいせつな奴だ

電子ジャーの独り言を翻訳しながら夜が明ける

痛みっていつも友達だったなこれからもよろしくな

僕の休日は病院に奪われてディスカウン ....
夜がすっかり明けて
なにもかも
とりかえしがつかなくなってから
あちらからもこちらからも心優しい人々が
花を抱えてやってきた
涙を流し祈りをささげた

いつもそうだ
愛されていた人が
 ....
道は山の中 
ふざけたようにあそぶように
きれぎれにもぐるトンネルを 
もぐろうとする粉雪
いつだったか春一番が吹いたのが 嘘みたい

お外は梅が咲いてたよね おまけに
小鳥も鳴いていた ....
キムチトーストにはまっている
いまさら短時間高収入の仕事に就くすべもなく

ちぎられた時間のなかでファーストフードならぬ
簡単な食事と全自動洗濯機
電子レンジとオーブントースター
せまい部 ....
魯山人みたいなメガネ曇らせてハフハフと喰う煮干しラーメン 三月三日【雛祭】を、決行いたします。
現代詩フォーラムの雛祭りは、一日くらいは 
誰もが 読者の方の反応がある日があっても
良いのじゃあなかろうかという発想で企画しました。

三月三日に投稿 ....
昨日、コゲラさんに出会う。木を、こんこんしてらした ♪しあわせ~って なんだっけ×2♪ と
歌いたくなる 瞬間 

倖せだなぁって 感じながら
活きたい瞬間を 切望し続けた

ロバのヒズメが 胸に詰まる
耳で響くは スズメの 囁き
 ....
{引用=
 詩の風当たりに対して、短歌はどうなのだろう、
 邪魔な磐というよりは、誰も見つけられない、
 道路の端に転がっている小石、それそのもののようである、
 ざわわ、という音が66回も詰 ....
がんばったのだけれど・・・
あなたは いう

チセツなココロでは
リカイがデキナクテ
コレカラ どうしよう

ねえ
キラキラの ティアラは
何を 連想させるの?

プクプクの ド ....
望むことを
できないジキがあり
望むことを
できるジキがある

ジィ~キル歯貸せと
ハイドゥ死のように
ぱっぱか、ぱっぱか、
お産まサンが進む
産婦人科のお前は
富士山になる前のフ ....
笑う 踊る 泣き叫ぶ
その どれもが
空の上にて 形成される

見上げれば 首が 痛むのに
見上げずには いられない
今しがた
羽根の こすれる 音がした

くねくね と しならせる ....
あおばさんのおすすめリスト(15345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
双子用バギーカー来る花吹雪- 北大路京 ...俳句216-3-16
あの日の事は覚えてない- こいち散文(批評 ...216-3-16
メモ- Lucy自由詩15*16-3-16
記憶- 藤鈴呼自由詩3*16-3-15
春の正体- Lucy自由詩9*16-3-15
葬儀の後で。- 梓ゆい自由詩116-3-15
父のこと。- 梓ゆい自由詩116-3-15
父の顔。- 梓ゆい自由詩216-3-15
ゴジラ記念日- もっぷ自由詩7+*16-3-15
現代様- 藤鈴呼自由詩1*16-3-14
王将を守れる駒に憧れるまずは歩兵を目指しリハビリ- 北大路京 ...短歌416-3-14
『森で釘打つのは誰?』- るるりら自由詩11*16-3-14
首都高とあるいは上野- もっぷ自由詩416-3-14
恋する少女- オイタル自由詩3*16-3-13
たんぽぽ花粉予報- りゅうの ...自由詩17*16-3-13
生葬- フユナ自由詩316-3-13
樹と記憶- 渡邉建志自由詩416-3-8
御利益のある神社だけ載っているそういう本があったらいいな- 北大路京 ...短歌216-3-7
とっても素敵な世界へ- 梅昆布茶短歌15*16-3-7
少年の夜- Lucy自由詩14+*16-3-3
きみを溶かしたら、たぶん空色になると思う。- るるりら自由詩5+16-3-3
途上にて- 梅昆布茶自由詩1316-3-1
魯山人みたいなメガネ曇らせてハフハフと喰う煮干しラーメン- 北大路京 ...短歌416-2-29
★三月三日_雛のお祭企画のお知らせ。★- るるりら自由詩416-2-29
はじめまして- るるりら自由詩7*16-2-29
ロバのヒズメ- 藤鈴呼自由詩1*16-2-29
。。。。。。。。。。。。(これは短歌に使われなかったかわいそ ...- ピッピ短歌716-2-27
あなたに両手- 藤鈴呼自由詩3*16-2-27
せまりくるぅ9ケツ- 狩心自由詩3*16-2-26
わたしは_かわせみ- 藤鈴呼自由詩3*16-2-25

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