蜂蜜のような
とろりとした甘い眠りに
落ちる瞬間を感じたい
そう願いながら
毎夜布団に潜り込む

眠りの淵でゆうらゆうら
もう少しで
あと少しで
手が届きそう…なのに

まるで暗 ....
夏の暑い日差しの中に佇む古いビル群
道路の照り返すビルの窓硝子の中
子供たちの笑い声が蝉の音とともに響き渡る
外には溶けかかったコンクリートの街並み
蝉の音を抱え込んだ街路樹
呟きが聞こえる ....
 
せみの大合唱

だるい

こんな日はお空にとけるねん



 
私は、怖い話や怪談が大好きだ。もしかしたら、詩よりも怖い話や怪談が好きだと言っても過言ではない。怪談関係の作家に、怪談史家・小池壮彦(こいけたけひこ)さんと言う方がいる。その怪談を前後の歴史から読み解 .... 快晴の空は幾度となく再帰する
私達もまた無限に相見えるだろう
龍はずっと永い夏の中に棲んでいる
恩は怨と混じりあい、互いに何の区別もなく
ただ清々と歴史を刻んでいく

快晴の空よさようなら ....
私は沖縄がこれまで
領土としてしか考えて
来られなかったことを
深く遺憾に思っています

沖縄の人々
沖縄の自然

先ず最初に沖縄に対する
思いがなければ
もう、沖縄の人は
何も ....
堕ち続ける夢をみるのはこれがはじめてでもない
ときどき浮遊する夢もみるが
たいがいは堕ちている

奈落に底が在るとしたらいつそこにたどりつけるのか

それとも俺は横方向に無限に移動している ....
どこでもドアは空想の話
ここでもドアは現実の話

あそこでもここでも
簡単に開かないドアばかり

行きたい所に行けるのは
どこでもドア
生きたい姿じゃ開かない
ここでもドア
次のニュースです
警察庁は高速道路での覆面パトカーを
全面廃止を検討していると発表しました
不正を暴く警察が
人を騙すようなことをしているのは
子どもの教育に良くないと
速度違反をしたモン ....
なにもしていない。
けれどこの手は何かを求めている。
白昼夢のなかで、
この右手は、
人混みを漁る。

ぶつかった誰かの
心臓に手をのばし ....
今日も今日とて朝日は昇る 太陽光はパネらない テレビのない部屋休日ならばいつもと同じ葉月の十五 わたしの目下の悩みの種は電源入らぬ化石のG4 音楽さえ聴けなくなってiPhoneだけが頼りなんです

 ....
ユニットバスの水平さの隅で 
私は猫の目になる前の棒っ切れ
コンドームたちの密会を
五秒の使用と三分で決定させる 
男と女の待ち合わせ

不在の子の存在を 赤い視線で映してみせて ....
ポンって跳ねてポンって跳ねて電子レンジから転がり落ちてポンって跳ねて椅子の上に上がってポンって跳ねて机の上に上がってポンって跳ねてパクッと食べられてむしゃむしゃもぐもぐ胃の中でポンって跳ねて腸の中でポ .... 俺の住む町には一軒の本屋もない
町には大学の校舎と
学生マンションが立ち並ぶのに
近頃の学生が
本を読まなくなったせいか

俺は洗面台の前で歯磨きをしながら考える
ネクタイを結び ....
あたしはねわかってるんだよおまえさんが腹の底で何を企んでいるかなんて
綺麗事ばかり並べたて親切そうな表情でああ言えばこういう
はぐらかし話をすり替え丸めこむ
丸めこんだらこっちのもんだと思ってる ....
誰かがいなくなっても
昨日と同じように日は昇る。

誰かがいなくなっても
手の中にあるチョコレートは
ほんの数秒で元の形を無くし
水に流され消えて行く。

もうすぐいなくなる誰かを待ち ....
幼稚園の先生2人が
それぞれ割り箸の片方を持って
かかがみこんで
真面目にほじほじ
地面をほじくりかえしている
手慣れた手つきで
ほじほじと
これも仕事のうちと
ルーチンワークのごとく ....
あなたがこどもになった朝も
遥かな場所で列車が発車し、低い速度ですすみ、
セイタカアワダチソウを揺らしている


イケブクロ ニ イキマス 
イケブクロ ニ イキマス
と、くりかえしな ....
気持ちのふさぐ時
本に出会う

青空に入道雲

手に取る
手塚治虫の描いた戦争

パラ、パラパラ…
釘付けになる

本の中に入る

真実の存在

フィクションの中に
確 ....
一本の消えた蝋燭を残して、
あの人は消えた。
残ったものは蝋燭と、
色褪せた指輪たち。
あの人は完全に脱け殻になった。
あの人は完全に写真や切手になった。

私は今を探して  ....
太陽の厳しい陽射しにさらされて
赤黒く色褪せた
夕暮れを夜空に染める
とても細い雨降りの音は
真夏のRequiemのように
聴こえて微かに哀しい

久しぶりに
ゆったりと
寂しく過ご ....
 
 
戦争って誰ですか?

水面がゆれる

戦争は私たちと生まれたの
ずっと一緒だった
でもあの子も最後まで残ることはできない
不完全だから
私たちと一緒にこの世を去るの

 ....
ピカチュウが一匹、
ピカチュウが二匹、
産毛を震わせ、
電撃を散らしながら、
排水管を流れていく、
一人の少年は、
「―黙れ!」
と叫んで、
警察から逃げようとする。
黙れ、ピカチュ ....
「あるところに、帰るところはあるけど孤独な人がいました」
その声を聞いてると
繊細で色々あふれてるのはわかって
とにかくわたしは森の中で土下座している
必死で生きててごめんねが
毛穴から蒸発 ....
とけてゆく
森の、
やわらかな落ち葉のうえに
ゼリー状のものに包まれて、
ふるふると
産みおとされていた
ことば。
 ( しんでしまう

夏の中に立っているきみ
、と
氷のなかの ....
遠い夏は旅の果てにある 汽車が鉄橋を渡って
青い駅に着いたら スカートを翻し
湧き上がる雲を見上げて 目を細める
見慣れた飛行機雲が 交差する


引込み線には 背の高い雑草が風に揺れ ....
楽しみましょうよ
今のうち
自分の足で歩けるうちに

林檎の果実の熟さぬうちに

自分の言葉で話せるうちに

自分の頭で考えて自分の声で歌えるうちに

怒りましょうよ今のうち
自 ....
冷蔵庫の中でしずかになにかが貯蔵されているが
それはけっして常温の空気のなかにはでてこないものかもしれない

陽光のとどかない深いうみのそこで
眼のないいきものたちが生命活動をくりひろげていて ....
雨が降り始めた
何処で これ以上 笑えばいい
景色の感覚を剥ぎ取られて
白い足の子供たちが
死の石と兎の上を
水蜜のように歩いた
さらわれてしまう耳目
暗渠から招く文字のうねり
疑問と ....
ロミジュリみたいな運命だったら言われてみたいな「名字を捨ててあげようか」なんて本気かなって疑っちゃうから神宮に咲く花は散ってく火薬は匂えど色は香らぬプラトニックな愛なんだってさ永遠になんてつづきゃしな ....
あおばさんのおすすめリスト(15345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はちみつ- 猫の耳自由詩215-8-17
たそがれどき- ……とあ ...自由詩6*15-8-17
夏の日- 殿上 童自由詩10*15-8-17
幽霊は、足跡を残す。- 梓ゆい散文(批評 ...215-8-17
永い夏- 2012自由詩215-8-16
自然- 花形新次自由詩115-8-16
奈落- 梅昆布茶自由詩1015-8-16
ここでもドア- イオン自由詩1*15-8-16
背面パトカー- イオン自由詩3*15-8-16
火花- あおい満 ...自由詩1115-8-16
太陽光ぱねらない/即興ゴルコンダ(仮)投稿.63- こうだた ...自由詩3*15-8-15
判定- 為平 澪自由詩1215-8-15
ポップコーンの冒険- kaz.自由詩1*15-8-15
インターネットを捨てよGoogleに投石せよ町へ出よう山を歩 ...- オダカズ ...自由詩7+*15-8-15
訪問者- Lucy自由詩15*15-8-15
もうすぐ。- 梓ゆい自由詩3*15-8-15
これも仕事のうち- 灰泥軽茶自由詩415-8-15
ターミナル- 望月 ゆ ...自由詩15*15-8-14
続いているもの- 眠り羊自由詩2*15-8-14
あの人- あおい満 ...自由詩515-8-14
真夏の骨と雨- りゅうの ...自由詩7*15-8-14
母の名前- mizunomadoka自由詩415-8-14
譫言- kaz.自由詩4*15-8-14
「あるところに、帰るところはあるけど孤独な人がいました」- モリマサ ...自由詩715-8-14
花氷- 草野大悟 ...自由詩415-8-14
入道雲- 藤原絵理 ...自由詩915-8-13
楽しみましょう- Lucy自由詩10*15-8-13
もとかれもとかのに捧げる散文詩- 梅昆布茶散文(批評 ...1115-8-12
笑いの刑- ただのみ ...自由詩21*15-8-12
名字を捨ててあげようか/即興ゴルコンダ(仮)投稿.62- こうだた ...自由詩4*15-8-11

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