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終わりを
惜しみたいのに
始まりを
準備している
じんわりと、
しずかに
余韻が
満ちていくのを
手がかりに
それは
求めは ....
熱中症の蜂が 花びらに躓く
ちょうど昼寝時
樹陰のない夏の蜂が 躓いた
まるで羽の折れた言葉のように
何でもありの蜜の中へ
フラフラに 脱水した蜂は 真っ逆さまに
琥珀の決意とともに
....
蟻は汚染された土壌を
歩きながら、
花に出会った。
花は土壌から芽吹いた。
笑顔のまま生まれた祈り。
手のひらに、
流れ落ちる
黒い涙が、
咳き込みながら
抜け落ちた束の間を ....
鮮烈な闇の中で
炸裂する
赤い青空
遙かに千切れさった
芥子粒のような祈り
忘憂(ワスレ)草を身につけた群衆の
漠とした大地の上を
勿忘(ワスレナ)草を胸に抱いた乙女は
咳 ....
子どもの頃。よくそれをやった。小学校三年だったか四年だったか覚えていないが、とにかく、その頃。
ぼくらは、その変わった遊びに熱中した。とにかく、ありふれたごっこ遊びではなかった。
その夏のある日。 ....
咥えた指が、ガラス張りの胃袋の中で蠢き、
吐出したいグニョグニョの悪夢を掻き回してる
肘からゴボゴボと沈んでいった頬杖
まばたきをしても何も変わらない
絶え間がない
そう気がつく
....
冬の雪よりも深い、春のかなしみを
憂えるあまり、咆哮も彷徨もせずに、
ただ、ひとり揺り椅子に眠っていたのに、
彼女はとつぜん、
頁をめくるように、
眠りから解かれた。
カーテンの向こう ....
あおばさんのハァモニィベルさんおすすめリスト
(7)
タイトル
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日付
隠しきれない見つけたみたいに
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ハァモニ ...
自由詩
4*
15-8-9
ロースト・サマー
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ハァモニ ...
自由詩
5*
15-8-8
〈花々の流竄〉
-
ハァモニ ...
自由詩
4*
15-8-4
〈ヘメロカリスの夏〉
-
ハァモニ ...
自由詩
4*
15-8-4
エアー・コン_(即興ゴルコンダより)
-
ハァモニ ...
自由詩
1*
15-7-30
一つの現代詩
-
ハァモニ ...
自由詩
3*
14-6-22
春のかなしみ_〔ソネット〕
-
ハァモニ ...
自由詩
3*
14-5-3
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