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いたずらめ
げんこつがとんできて
くわえたばこだ
ふというでで
いとぐいっとひくと
おとうさんのたこは
どこまでものぼった
ぎんがみたいに
まーじゃんぱいがぐるぐるまわる
ひ ....
春の雨に隠された怖れを彼女は見ている
幾つものしずくに映る逆さまの世界を
彼女は見ている
からだの動かし方は知らない
時代がかった衣装の代えもない
おひな祭りというものが過ぎて
誰かさ ....
あしたのことを
考えていました
今が今でしかないことや
過去が過去でしかないことは
そっと忍び来るあしたにくらべれば
ずっと簡単なこと
あしたはいつも単調 そんな貌で
あなたのこ ....
土と肉の熱を計る
なかば眠りながら
蝉の幼虫がさくらを吸っている
土をほじくり返し
あやしたすずめをその手ずからうずめ
いらなくなった枝を突けば
まるでそこだけが日溜まりのようです
....
ことばは
かけらだ
かき集めて
かき集めて
つくる砂の城が
ひかりを浴びて
窓に飾る花の叫びだ
レースがひるがえり
それは、かけらだ
宿酔いだから
洗濯に行こう
宿酔 ....
最果で
今年最後のさくらが咲いている
あの日、工場の辺りにはやっぱり同じような工場がたくさんあってね、その中ひとつの敷地に桜の大木が並んである。
バスも届かないくらい、おおきな桜だ。 ....
東京に来て八ヵ月が終わろうとしてる。
その実感が少しづつ沸いてきて、博多に帰る。
未来は確実に迫っている。
東京を総括する。なんて大げさなモンじゃあないが、いつも、九州代表の気分だったから、東京 ....
山川駆けて 広いおとこに
影陽捕まえ 強いおんなに
薪をかさねて 干したら眠れ
井戸のくみ水 かかえて帰れ
鯉が釣れたら 背に垂らせ
花を摘んだら 額でかざせ
白川の流 ....
あおばさんのsoft_machineさんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
おとうさん
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soft_machine
自由詩
5*
08-6-11
フランス人形
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soft_machine
自由詩
20*
08-3-29
考えていました
-
soft_machine
自由詩
16*
08-2-22
胎動
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soft_machine
自由詩
16*
08-2-20
かき集めて
-
soft_machine
自由詩
31*
07-4-24
最果の春
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soft_machine
自由詩
23*
07-4-18
東京_八ヵ月
-
soft_machine
散文(批評 ...
21*
07-3-18
肥後童唄
-
soft_machine
自由詩
6*
07-3-11
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