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くにやぶれて山河
みわたせばひとが
出国のゲートを過ぎて
感じる庇護のかけら
菊の花が咲く頃まで
には、きっと帰りましょうね
私たちにこんな日が
くるなんて山の日が
くにやぶれても ....
水平線が見えて
(水平線が遠くに)
砂浜がある
(足元に砂浜が)
見上げると
(あわてて束ねたような空が)
振り向くと
(後頭部の景色が見える)
ヘッドホンから聞こえる波のような音 ....
もうすぐ、飛び立てる
そのとき、捕まってしまう
体温が
髪の毛の隙間に宿していた
検討中の断片は段落を作らないまま
刈り取られて
シュプレヒコールの羽毛になる
古本のようなデ ....
国分寺の一角に
蛍が見れるかもしれない小川があるらしいのです
都会の片田舎にそんな場所があるのです
蛍にとっては幸せでしょうか
梅雨が訪れようとして
静かな祭り囃子が聞こえてきます
消 ....
しまった
こまったなあ
おれゆうれいなんだけど
このからだ
どうしようかなあ
正直重くてじゃまなんだよな
なんだろ
成仏とかじゃないんだよな
タダだからってもらってきたけど
いら ....
ニュース画面に映る空はいつもあんな色だろう。それが青色だって即座に思い浮かべてしまうのかもしれないけれど、ふと気づけばもう夕暮れが終わりかけてる、なんて時もある。光が散乱された結果としての単なる色彩の ....
静かな冷媒の音
誰かの企画が売買されている音
主張された封止のデザインを
ただ商品として見ること
喉の渇きを覚えるまえに
百円玉を入れること
なあ、ボタンが点灯するのに
あと10円足 ....
日が短い秋の夕暮れに気づいた
俺はあとをつけられている、
たしかに後ろで何かが擦れてリズムを刻んでいる
こうして気づくことはその音速と
歩くスピードの関係で起こる現象だ
俺は尾行者に通告して ....
あおばさんの高橋良幸さんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
こんな日が(ゴル投稿修正版)
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高橋良幸
自由詩
1
16-8-13
VR海岸(ゴル投稿)
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高橋良幸
自由詩
3*
16-7-5
阿呆鳥(ゴル投稿)
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高橋良幸
自由詩
2
16-6-28
蛍祭り(ゴル投稿)
-
高橋良幸
自由詩
4
16-6-3
からだのもちぐされ(ゴル投稿)
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高橋良幸
自由詩
5*
16-6-1
きみを溶かしたら、たぶん空色になると思う。(ゴル投稿長考版)
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高橋良幸
自由詩
5*
16-2-18
爆買いの世紀
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高橋良幸
自由詩
4
15-12-25
尾行
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高橋良幸
自由詩
4*
15-11-30
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