George Winston Longing/Love(あこがれ/愛)
http://www.youtube.com/watch?v=-s9NeFSHecE
友達が弾いていてすぐに虜 ....
好きなのに
近付けないんじゃなくて
好きだから
近付けない
わざと冷たくしてしまう
本当はもっともっと
色んな事知りたい
触りたい
心の中も頭の中も体も全部知りたいのに
....
読んで 呼んで
私の声を
ぽつ、ぽつ、と
聴いて
自由にして
翔んでいって
とぷん、と
緑の床に沈んで
葡萄色の世界に溺れて
眠り
たゆたう 海
....
カニの甲羅に
雪が降り積もる
ブランコは揺れる
誰かの言葉の
力を借りて
食べ飽きてしまったね
紙の形は
自分の目を覗き込むと
動いている人の
背中が見える ....
つぶさに観察する 肌のふるえは
ワーグナーの夕暮 悲しいと口にせず
夜の海の不気味さ 重なっている
しのびよる闇に無限の波
新しい歌などどこにもない
はじめからあるものしかない
たぐり ....
ぼくのだいすきなキリンは
いまは海の底に居る
まだぼくの魂が
果実のようにやわらかだったころ
キリンが夜泣きをやめられないぼくの
なみだをそっと舌でぬぐってくれたのをおぼえている
キリ ....
温かい夜を過ごしたいなと
願っていた真昼間のサイレン
回転寿司でも食べようかなと
罠を仕掛けて誘い込むわざと
ずっと興味があったお前
最近バタバタしてるとかで
会えなかったが一緒に飲まれ
....
雨が降りルーブルへ向かう足元を濡らす
とどまれないと二本の足が示すように
何事も今斥力ではじかれていく心のように
地下鉄から吐き出される人
肩を寄せ合って唇を吸う二人
一人冷たい空気 ....
さあ 踏み絵をしなさい
クリスチャンは今日から禁止です
キリストとマリア様の絵を踏みなさい
すると
絵の横に
本物のキリストとマリア様が現れた
さあ 私たちの 足の裏を ....
愛すべき友よ
友たちよ
あたしには
君たちが
必要不可欠だ
この1年で
個性的で
魅力的 魅惑的な
友が数々できた
うれしいことだ
まさか
人生半分を過ぎようとす ....
ごくごく、水を飲むように先生の詩を読む
それは、体の中に滑らかに入りこむ
内側の、でこぼこした窪みにたまる
冷たさが指先まで広がって
心地よく私は予言された雨を待つ
手のひらを太陽に ....
するなって?喋りたいんだ喋らせてくれ。俺も大してホームレス知識は持ち合わせちゃいないが、少し喋りたい気分なんだ。便乗するぜ。
最近じゃ見かけなくなったが、俺が小学生くらいの頃は、新宿の地 ....
おねえちゃん
いつもいじわる
おねえちゃん
30kgも太ったの?
おねえちゃん
助けて
おねえちゃん
頂戴
おねえちゃん
やさしい
おねえちゃん
話聞いて!
御陵原萌美(めんどくせえ、一発変換できないハンドルネームって好きじゃないんだよなあ、どうせころっころころっころ変更するのわかってるから単語登録しても無駄なのわかってるし)氏の公開書簡http://po ....
膝の皿を皮ごと穿孔して
瓜の種をひとつ植えた
わたしはもう歩くつもりがなかったから
そこから綺麗な瓜が
生えてくるといいなと
わたしの身体には土がないので
わたしの ....
夏が終わるまでずっと
サンターナ川で泳いだよね
毎日一緒に遊んでたのに
分かれ道になるといつもさみしくて
オレンジの木の下で意味のない話ばかりしてごめんね
ねえ、憶えてる?
夜中に ....
内側から悲鳴を上げて裂ける
軽金属が流れ出る 多摩川沿い
いつも おまえなどなにほどのものでもない
こころは おまえなどまかりこすところでない
邪念をはらみ怨嗟に打たれて
町はコンゴウ ....
くだらない話に花が咲き
一人じゃない気がした。
ちょっとだけ泣くのを止めた
目が覚めると一人だった。
エンジェルはどこ?
キューピッドはどこ?
天使はどこどこどこなんだ?
冗談に ....
廊下であなたと会う
あなたは私の後ろの子に手を振る
顔はあの子を向いていたけれど
ひとみは私をみつめていた、と
思うのは
自意識過剰でしょうか
俺は誰も信じちゃいないし、何も信じちゃいないけど
希望的観測で平穏と平和、そして愛と感動に溢れた世界を欲しているよ
どうでもいい事なんて一つもない、そんな世界を
愛してるよ
本当さ
....
私は生きていく
世界でたった一人の息子を生んだから
息子という命をここに産み育てるというお仕事を
神様から頂いた
望んでも望んだ人すべてが叶う夢ではない
私はそのありがた ....
今なら分かる。
最近そういうことが結構あるんだけどさ、結局アン時に分かってなきゃ意味ねえんだよな。
それに今でもわっかんねえよって事や分かりたくもないコトなんかも沢山あるしなあ。
そして本当 ....
試合前の練習中
選手たちにノックしようとしたら
突然彼は胸を抑え、
バットを握ったまま
グランドに倒れた
担架に寝かされ、救急車で運ばれた彼を
原監督が、チームメートが、ファ ....
春に体は押し返され
弾みで乾いた鱗が
ばさらばさらと足元を埋める
みだりがわしい温度に
誘われるまま
感知信号に止められて
まるで自分が分銅になった気がし
もう死んでしまったのかと思 ....
すくいあげたら
手のすきまから
零れ落ちる水のような
瑞々しい時間
無駄にしている
仕事疲れの頭から
想像力が遠ざかる
文明に踊らされて
断ち切れない糸が
だらりだら ....
今朝よんだ本にかたいものがはさまっていて
誤ってのんだらしい
私のカラダの中を
ゆっくり ときどき急いで
まわるついでに 観察してるようだ
なんとかとりだそうと本を探してみる
巨大 ....
障子越しの陽の光が、やわらかな色味に変わるころになると
あのひとは楽しそうにわたしを呼びつけては
「春を描け」とねだるのでした
わたしはあなたの枕の横に ....
{引用=先生、いかがお過ごしでしょうか。
こうして便りを書くのも久しぶりですね。
思えば立ち止まって振り返る度に、
僕はこうして先生へ手紙を書いている気がします。}
あの頃、先生がいな ....
正直しんどいんです
降りられるんなら降りたいんです
今すぐにでも
こう言っちゃ悪いけど
あなたひとりですよ
まだ何とかなるんじゃないかと思ってるのは
何かを成し遂げようとか
もう少し ....
{引用=
今にも 椅子を蹴ろうとしている足に
今にも 手摺を離そうとしている指に
閉じかけた瞳に 途切れそうな意識に
長い説教が響くか
巧い喩えはとどくか?
溺れながら謎かけを ....
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