あ どもども 見知らぬ皆さん こんちくわ

えっと ヨルノテガムと申します てへ

この頃 何か映画批評のようなものを書きたい と思ってまして
何か ズボラ ....
爆ぜていく悲しみのビーズを
目は閉じたまま手探りで
探して紡いでまた取り落とし
私の四度目の恋が死にます

狂おしいのでもう何も思わない
何も考えない
誰も愛さない
ようにしようと思う ....
わたしのなかを
あなたのなかを


風がいちど
吹きぬける


あつくもなく
さむくもない


温度とは
呼べそうもない風


放浪、漂流、点在、葬 ....
倒壊する柱廊
夜より深く寄り添って
呼吸を整えるわたしたち
目にしない貝殻の夢を見る

したり顔で人の世の不幸を
散種する予言の彼岸で
美しい馬の背に乗った
しなやかな筋肉のあなたをみ ....
バベルの塔 天まで高く STORY 軒を貸しては 母屋取られる 無口な風に誘われて

ろんど

昔誰かいたの
追憶の匂いがする


じっと見つめたまま

ゆらゆらと胡蝶が舞います

広い世界とはうらはらに

わたし
暢気なお庭で遊 ....
私が死んだらどうか
庭には一面青い花を植えてほしい

春にはシラーとアリウムが
夏にはマツムシソウとラベンダーが
秋にはクジャクソウとリンドウが
冬にはミスミソウとヒヤシンスが
それぞれ ....
いっぱい泣いたら
いつか笑える
と無責任に言い放つ
そのあとに続くことばを
のみこむ

そこは新しい世界
きのうのなみだを
キラキラ輝かせても
それは別世界
壊れたもの戻らない
 ....
白い貝殻を拾ってネックレスを作るように言葉を組み合わせるの、と
詩を書くあなたは言うけれど
私はビー玉をころころと太陽に透かすように
光のかけらと じゃれていたい

ノープランの恋愛ですが  ....
ぼくは良家の息子の匂いをぷんぷんとさせている

K先生に新しい患者さんに間違われても

おまえと平気にインドまでゆくような男だから

百一匹わんちゃんが連れられている夕方の街路樹

お ....
東京の空がせまいと言ったのは
ちえこだった

彼女は感覚と真実を
せまい世界から発信していた

ぼくはひとつの特権だ
ぼくしか聞こえないちえこなのだから

ひとりカフェでのむ珈琲
この炭汁を彼女にも分 ....
真夜中の 誰もいない教室に
女たちが なだれこむ

レジャーシートを敷いて
だらしなく座り
シャンパンを開ける

おつかれえ 今週も仕事 頑張ったね
うちらまだまだ いけるじゃん 若い ....
昨日の続きを生きている

私がぶれるはずはない
地球の地軸が揺らいでも
小夜鳴鳥が叫んでも

私の時間は連続し
コールタールよりも深く
インディゴに近い
沈黙にコロスを誘いながら
 ....
果てる
潮の流れの中で
常温で融解する
金属の雌蕊

見紛う それから
手を差し伸べるように
突き放す
レインコートのひらりひらりと
美しい顔をなでる
レース

この少年の不在 ....
どくどくと
中に出してたあの頃に
実っていたら
今頃は
ささやかな

それぞれの日常 どうか見失わないで
慌しく時間は 流れてゆくけど
擦り切れそうな願い 強く握り締めて
放り込まれる 人混みの中

声を上げる 自分はここだ


君の笑 ....
ゆうぐれに
さみしくなったり

あるいていて
ふと生活のにおいに
あしをとめたり

ゆっくりとしか
すすめないこと
くやしくなったり

生きるとゆうことが
どれだけ不安でも ....
これを説明していては

この事件は

詩にはなれないのだろう


夜道を歩いていると

マンションの明かりや

外灯にてらされて

かげは俺ひとつきりしかなかった

それでも秋虫はないていて

孤独と ....
真向かいにすわると遠く感じられた

目をあわせるのが居心地わるかった

スペインの夜はにかいめだった

ぼくはまるで中二の秋だった

彼女のうしろでは予約客たちが

食事を楽しまん ....
透ける唄をきくから目をとじて
車の流れる音も聞きながして
そらはやっと明けたのに夜は幕をさげてゆく
夏はもう通り過ぎたの

冬物を出しながら
これからのことを考えて
でもこれからのことな ....
 「へそ」

夕立とともに雷が落ちる音がして
少年ははっと目覚める
もしかしてへそが盗られていないか
あわててシャツをめくり
お腹にちいさな穴が残っているのを
確認して
ほっとしながら ....
苦い思い出を語れというのならその昔
廃材置き場になっていた広い空き地の泥水路に丸太の橋が架かっていた 。
小学校から帰ると幼なじみの僕とK君はイタチのようにそこの盛り土に上がっては秘密基地 ....
鉄砲風に乗っかって つまら時間に乗っかって
脳みそで永久を語る 絡まった放電を解くの

逝き方はしらない 歩く背伸びなら感じたとこ
夕方かたむく世界を落ちる機械をうけとめるのは土
作暁 なか ....
黒塗りの雨が心地良い

静かな夕立
水びたしの街

揺れ惑う灯りだけ
ひとりぼっちの僕を見てる

光が洩れた
バスルーム
子供の声が
はねかえる

ファミレスの奥で 語り合う ....
商店街をふたりであるいた

天井の高いふといアーケードを

ふたりはわらいながらあるいていた

仲良しだった

ずっとふれあっている

それでもふたりはきのうもっと

あのとき ....
向かいあってつながっていた

ユディットがめのまえで揺れていた

しりの肉をつかみ上下に揺すった

目をほそめたユディットが弛緩していた

すすり泣くのが絵からこぼれているようだった
 ....
この世のうわずみを
あらかた舐めてしまった

僕は

もう

面白がらなければ
何も面白くないし
欲しがらなければ
何も欲しくない

この世のうわずみは
どれも同じような ....
今熱い命が 遠い落ちる影へ
古くむくむ灯りで綴る
誰一つとしてないももの夜を相殺した

しね はいあがれ
蛾も勘も関係ない

誰一つとしてない 両方ももってはいない
あと最期の意識がう ....
まぁ僕の近隣にゃ誰も現代詩フォーラムにログインする人は居ないだろうし

『あれ?これってあの人?』ってなる危険性も無いだ ....
いつか通った雨は 何処

逃げ出した 木陰の檻
巻きつけた 小さな青い淵

黒い蜜に ひたす
重ねた 背中の羽 
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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