同人誌と関わるようになって、もうずいぶんになります。最初は、ノートに手書きでした。味があるといえばありますが量産できないのが致命的です。その後、ガリ版や青コピーにも手を出しましたが、思うような本が作 ....
思い出に足を掴まれて
振るべき手を
繋ぐべきでないからと
ポケットにしまった
どこを歩いていても
君が隣にいるだけで
帰り道だと錯覚してしまう
地図の要らない唯一の ....
新宿の駅の周りをぐーるぐる身振り手振りで「XYZ」
うにタンうにタンうにハラミの順で喰う
思考実験
この地球の全人類が同時に
今見ているどこかの風景をスケッチする
そのとき
どうしたら すべてのスケッチを
みんなの視界で
つなげることができるか
僕の案
....
今にも泣きそうに揺れた瞳だけを
この馬鹿は覚えていて
久しぶり
の言葉も
かけられない間に
あの日よりずっときれいな君が微笑む
ので
今まで覚えていた君の笑顔が
この胸 ....
歯磨きを始めるのに
砂時計を逆さに立てる
ネットサーフィンを始めるのに
ガジェット画面の時刻表示を見る
「時」は速いとも 遅いなぁとも採れる
いぃや 長いのか 短いのかとも 採れる
....
わたしはあなたを咀嚼する
わたしのためのあなたのために
わたしはあなたを消化する
わたしのためのあなたのために
あなたの中身、知っているか
どろどろに溶けあったそれから
ひ ....
こんなことを昨日から考えている
診断の結果異常のないはずの子供が
なんらかの障害をもって生まれてきたら
なんらかのミスでそんなことが起こってしまったら
ぼくならどう思うだろう
....
小学生のころ
朝起きたら
遠くて近い
そいつをベランダに探した
そいつのうえ見上げると
月がのこっていた
歯がぐらぐらしている
あの頃こどもの歯がよく抜けた
あんまり抜けるもんだから
....
にぎやかな群衆に気づいて
「好き」だの「可愛い」だの言っていて
その中心にいるひとがあんまり不憫だから
みんな帰ってあげなさいと言えば
皆さんいっせいに振り向いて
わたしたちはただ愛している ....
「急」のつくことが苦手で 喪主が務まらない不安 他人事の葬儀
「俺がやる」「私に任せて」「大丈夫」「はい」「すぐします」 10年続く?
終止符 書き方に癖のある私 いつ書い ....
今日の仕事
朝のコーヒー店
陽の明るさ
部屋に立ち
診療所の
コーヒー店
九時半に来て
準備して
私達の仕事
これからだ。
しょうがない君を愛しているのだし見た目はたぶんサルノコシカケ
悪いことをしたわけじゃない
好きな人の名前を言っただけ
大切なものを大切だと
この自分と永遠に不可分なものがあるのだと
これはもうひとつの塊なのだと
無理やり取り去ればそれは切除では ....
やるぞおと 空に向かいてノド鳴らす 誰見ることもない 初霜の朝
散り敷かれた落葉に半ば埋もれかけている公園のベンチが私に語る。
この人間の抜け殻のような落葉達のお陰で私は寒さをしのげるのだ、と。
お前はお前のその心を寒さから守ってくれるものを持っているか、と。 ....
時折 挫折します
嘘です
いつでも挫折しています
そのうち挫折があたりまえ
嗚呼 挫折こそわが人生わが歌
骨折も痛いが
挫折も痛いああ痛い
坐骨神経痛を略 ....
同行二人 つれづれの空
あたらしい道
いざ行かめやも
同行二人 耳許を
かけすが一羽すれちがう
同行二人 木漏れ日は
形を変えてまた消えて
同行二人 道端の
名もなき花に立ち止まる ....
スーパーで買った卵が
ふたつ割れていた
ものごとには
必ずしるしがある
リビングの時計の
電池が切れて止まっている
ほんの些細な
どうでもいいようなことだけれど
....
炊事をする
きみのうなじが
とても綺麗で
思わず口づけをした
きみはくすぐったがって
首を竦めようとしたけれど
構わず舌を這わせた
今はダメ
悩ましげな声を出すきみに
後でなら良いの ....
諦めなければ
叶わぬ夢は無いと
人の幸せばかりを
追い願い続けた君は
自然分娩で
助産婦の手を借り
自宅出産で
十才の女の子を頭に
五人の子供をもうけた
つい先だって
今年 ....
言い訳にならぬコトバに頷いてデコボコの月丸くしていく
一限目から必殺技の名前考えている
息つぎだけでせいいっぱい
三千世界におはよーございまーす
もしも
あなたが
何度電話をかけても
相手につながらなくて
耐えられない程 不安になったなら
あなたの部屋の窓から外を眺めてみてください
窓に近寄り
息を吹きかけ
ぼんやりした ....
今すぐ粉々にしてくださいって
誰かにすがりつきたくなるときがあるよ
肩や腕や胸ではなくて
せいぜいひざの下にしがみつく
だって
怖いからね
優しい人が
自 ....
愚かな自分を鏡に映す
冷え切ったからだにのこる温もりをさがしてみる
かつて確かにあったその感触を思い出してゆく
暖かい手を心に紡いでみる
たぶん忘れてはいない筈のことばを捜して
記憶を暖 ....
表情の少ない
甥と姪が泣いている
眼を腫らしてはにかんでいる
泣くことなど想像もつかなかった
山男の義兄が
もう少し生きて欲しかったと泣いている
葬儀の場は
涙の大きなプールで
....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト
(9966)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
コピー本が作りたくなったら
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殿上 童
おすすめリ ...
8*
13-11-24
Hum_is_a_"Take_Me_Home,Co ...
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自転車に ...
自由詩
8
13-11-24
新宿の駅の周りをぐーるぐる身振り手振りで「XYZ」
-
北大路京 ...
短歌
6
13-11-23
うにタンうにタンうにハラミの順で喰う
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-23
パッチワーク_スケッチ
-
ichirou
自由詩
3
13-11-23
大崎駅徒歩2分
-
AB(な ...
自由詩
6
13-11-23
かの幻が開いてその影は消えた
-
信天翁
自由詩
3
13-11-23
うつくしいあなた
-
青井とり
自由詩
3*
13-11-23
ぼくなら
-
吉岡ペペ ...
自由詩
11
13-11-23
月と富士
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
13-11-23
※愛ではありません
-
ユッカ
自由詩
3
13-11-23
いつか終わりは来る
-
深水遊脚
短歌
5*
13-11-22
今日の仕事
-
生田 稔
自由詩
4
13-11-22
しょうがない君を愛しているのだし見た目はたぶんサルノコシカケ
-
北大路京 ...
短歌
1
13-11-21
罪悪感でいなくなれるよ
-
クナリ
自由詩
7*
13-11-21
やる気、元気、から元気
-
bookofheaven
短歌
1*
13-11-21
冬に立つ
-
ヒヤシン ...
自由詩
9*
13-11-21
挫折の人
-
ただのみ ...
自由詩
23*
13-11-20
山道を行く
-
伊織
自由詩
8*
13-11-20
しるし
-
大覚アキ ...
自由詩
6
13-11-20
うなじに口づけ
-
花形新次
自由詩
2
13-11-19
私信_一足先のけこちゃんへ
-
板谷みき ...
自由詩
6*
13-11-19
言い訳にならぬコトバに頷いてデコボコの月丸くしていく
-
北大路京 ...
短歌
8
13-11-19
一限目から必殺技の名前考えている
-
北大路京 ...
自由詩
7
13-11-19
息つぎだけでせいいっぱい
-
北大路京 ...
自由詩
4*
13-11-19
三千世界におはよーございまーす
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-19
あなたの部屋の窓ガラスが透明であったなら
-
ichirou
自由詩
3*
13-11-19
泣いて叫んでせいぜい粉々
-
クナリ
自由詩
7*
13-11-19
ただこころのなかで
-
梅昆布茶
自由詩
11
13-11-19
葬式
-
……とあ ...
自由詩
22*
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