僕らは何度も長いトンネルを通るたび
耳がキーンとして 生欠伸をしたり 鼻をつまんだり
想い出すよ トンネルのたび 耳がキーンとするたび

元気でいますか
僕は元気とはいえないけれど
な ....
要らないものが多過ぎる!

下駄箱の中の履かなくなった靴
クローゼットしまい込んだ流行遅れの服
屋根裏部屋に放置された古い布団

断捨離にも体力が必要で
一日延ばしにする内に
どんどん ....
Aへ
二人で共有できないことを
送ります

明日行くはずだったとこ
もう行ってしまった?
僕ももう少し

Aへ
階段の話
あれから
もうしていません
誰にもいうつもりもないです ....
車の運転が苦手な私でも
紙の上なら滑らかに生きられる
比喩を追い、比喩に追われ
比喩が笑い、比喩が泣き
比喩のためなら死ねる
一体誰が幸せになる?
無意味という意味へ
言葉狩りをかわし
 ....
ぬるい春のしゃぼんを歩いてた

ふくよかな水の妖精が

花咲くこころに綻んだ

ふわふわすいすい鼻で歩いてた


あの穴ぼこに入るのは

ぼくきりだいって枝を揺すった

あの ....
祝砲に実弾使うバカがいて隣の村が地図から消えた 春雨を避けず何年ぶりかに笑ってピースしている写真 返事の無い玄関先。

「ただいま。」と言って

父の姿を待つ。

去年の今頃は/一ヶ月前までは

奥のリビングから父の歩く気配がした。

今は私から靴を脱ぎ

畳部屋の父の祭壇 ....
雪は白い

けれどこいつのほうが白い

ひとに言いたくなるくらい白い

春の街角にこいつが現れると

指さしたくなるくらい白い

白い花が咲くまえ

こいつがどんなだったかは

たぶん誰も知らない

 ....
僕は、世界一面食いです。



君は色々な男に言い寄られても僕と結婚しました。


とても優しい君は僕といういい加減な存在をなんとかしたかったのかも知れません。



やはり ....
革命なのだ
武器を捨てろ
旅に出て
よく見ろ

旗印は平和

広島の悲惨

再度せざるべき

革命は君の心で起きるのだ
さあ
たて
君は男だろう
心を閉ざしてしまうことは簡単です。私はそれを何回も繰り返してきました。

世界中を敵にして、私自身が救世主になって、
この色だけは変わらないものだと心を真っ赤にして生きていました。

その時 ....
      かなしみはいつだって
      握りつぶされた
      缶コーヒー
      むけられた怒りは
      やり切れなさと
      くやしさの色をにじませ ....
行かないで花形くん!
わたし、わたし、
花形くんのことが好きなのよ

これは驚いたね
お嬢様がこんなところで
愛の告白かい?

茶化さないで、花形くん

茶化しちゃいねえよ
ただ ....
あの頃の君ときたら
明日しか見ることが出来ずにいたけど
ボクはそれを望みはしなかった そして
解り合えぬまま手探りで心確かめ合って
二人の暮らし夢見ていた 幾つかの夜を過ごし

あの頃のボ ....
緑ヶ丘小学校の低学年の頃だから
3年生位のことだと思う

その頃は、野良犬や野良猫が
近所には随分と居たっけ

リボンの似合うおでこの広い
髪の毛がお嬢さんみたいだった牛島さんや
キュ ....
つばきの花が
ぽとりぽとりと落ちている
鮮やかな色
まわりの空気がしんとしている
ひとつ大事に掌に乗せ
匂いを吸い込むと
ふと綺麗なうなじが
日傘をさして横切ったような
滲む掌から消え ....
光の格子と格子が重なり
水のように空へ昇る
光を内に持つものが
ひとつまたひとつ消えてゆく


空より早く目は翳り
屋根の滴を欲しがっている
幻でしかないふたりは終わり ....
忘れもしなかった 自分の重荷を降ろして どこか 横になれる所が欲しかった
「ない」。
一言で片付けられる私の人生
「つまんない」。
そうか、そうなのか
私が私に躓いていた時、あなたはあなたに ....
?作品力=5点 ?余韻力=3点 ?再鑑賞魅力=2点(?には鑑賞後に歓談を誘発する力があるか、?には保存価値があるかも考慮)
総合的な印象として0.5ポイント加えるか否かを基準として+、−を付加。  ....
復興に活気をもとめるのはただの幻だったようだ

井上靖の闘牛を思い出していた

ここにもあの興行主のような塊はいるのだろうか


いろ

いてくれ

いなければならない

き ....
行き掛かり上
今がある

明確な意思なんか
ない

流されるまま
流されて
未だに流されている

何処かに流れ着く
気配もない

流れ着きたくもない

周りの人間は
み ....
少女は言った「明日で終わる。
世界は燃えて落ちるの。だから、
私は行くわ。さよなら。」だって
それって流行りのウワサ話?
あんまり真顔で言うもんだから
笑って流せなかったけど

すれ違う ....
孤独が桜を揺らしている

傷あと
月の光が溢れる

花束を置く
童話の中のソファーに
薔薇の花束

青白い身体寄せ合い
僕らはたましいをつなぎあう
やさしくいじりあう

ふた ....
私が存在しない世界
いつもより綺麗な気がして
怖くなって目が覚めたよ
まだ震えが止まらない

忘れたいことは覚えてるのに
思い出したいことは途切れてく
遊園地の名前とか
あの子の電話番 ....
『 卒業式

今日はあなたと絶交する日

友達としての好きを卒業して私の想いを伝えます』



「 今日まで勇気が出なかった

君の前で臆病者を卒業すると決めて来た

卒業式」
空気の亀裂に、カーペットの隙間に、サウンドの途切れたところに、うずくまり、拗ねた目で、こちらを見ている言葉たちの、首根っこつまみ上げて、ワードの空白にぶちまける、彼らの悲鳴が、ほら、自 .... 独り暮らしの部屋に
帰ったとき
消したと思った
部屋の灯りが
ついていた
気づかなければ
どうでも良かったことが
気付いた途端
後悔に変わる

と思ったら
隣の吉田さんちの
9 ....
妻からは
しばしば
無責任!となじられるので
とんでもない事件を起こしても
責任能力の有無が
焦点になるのではないかと
期待してはいるんですが

そう言うことではない?
違いますか? ....
感謝ってぜったい

肩に力いれて感じるものではなくて

楽しい×愉しいって思って感じるものなんだ

頭でっかちになって感謝するんじゃなくて

楽しい×愉しいって思って感じるものなんだ
 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
元気でいますか- 北大路京 ...自由詩1015-4-8
【_断捨離できるか_】- 泡沫恋歌自由詩22*15-4-8
Aへ- 佐藤伊織自由詩315-4-7
ペーパードライバー- やまうち ...自由詩7*15-4-2
水の妖精- 吉岡ペペ ...自由詩315-4-1
祝砲に実弾使うバカがいて隣の村が地図から消えた- 北大路京 ...短歌415-4-1
春雨を避けず何年ぶりかに笑ってピースしている写真- 北大路京 ...自由詩215-4-1
花吹雪。- 梓ゆい自由詩415-3-31
白い花が咲くまえ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...315-3-29
面食い- ……とあ ...自由詩7*15-3-25
ゲバラ- ドクダミ ...自由詩215-3-24
モノクローム- ときたま ...自由詩315-3-24
コーヒー色の夜- 石田とわ自由詩17*15-3-24
告白- 花形新次自由詩215-3-23
雪風に埋もれて- 板谷みき ...自由詩2*15-3-23
黒歴史- 板谷みき ...自由詩2*15-3-23
つばき- 灰泥軽茶自由詩615-3-22
終わらないもの- 木立 悟自由詩315-3-22
- 白砂一樹自由詩2*15-3-21
2015鑑賞映画採点及びひとことふたこと⑥〈3/10〜20〉- 平瀬たか ...散文(批評 ...3*15-3-20
復興- 吉岡ペペ ...自由詩315-3-20
詰め将棋- 花形新次自由詩115-3-19
サテライト・ガール- 捨我自由詩215-3-19
僕らはたましいをつなぎあう- 北大路京 ...自由詩1115-3-17
記憶ディスコネクション- 捨我自由詩215-3-16
【卒業式編】連作三行ラブレター- しょだま ...自由詩215-3-15
まっさらな本当の生まれるところ- ホロウ・ ...自由詩2*15-3-13
気づく- 花形新次自由詩215-3-11
責任能力- 花形新次自由詩315-3-10
楽しい×愉しい- 吉岡ペペ ...自由詩215-3-10

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