チョコレートをほおばりました

しばらくもぐもぐして

くちのなかがあまく、あまくなりました

むかいにすわったあのひとは

すこんぶをほおばりました

しばらくもぐもぐして

 ....
…………………。…… ……エェー。どうも。… …皆様わざわざ遠いとこから足をお運びで。今日はドーラク亭寄席大入り満員でェ、どうも有難うございます。…… ………と、ゆうても、皆さんなんやハトが豆 .... go ahead
好きなもの
好きのために

go ahead
何者でものない
私のために

つながらない
電波の向こう
私は
何のために

信じるのか
ありもしない
お ....
そこにあるものは
あまりに透明だったので
気づくことさえ難しかったのです

たとえば自然を書くことは簡単で
木や空や海を書けば良いのですが
それらをつなぐものを書くのは
たいへん難しいこ ....
いいから、と君が言うからいいかあ、と とろけてゆくの朝の素肌に


もう顔も見たくないのにあの海の写真のきみは女神みたいだ


かなしいよ、かなしいよああ、どうでもいいチャンネルにして少し ....
蔑視される能力の証明書から
抜け出すことを考えた人間の
えらそうな笑みを見るたびに
あれなので
アフカル

アフカルというのは
あれ
たまごがたの
ヘルメットを
かぶったやつ

 ....
月なき夜 くぬぎの森の カブトムシ 幹に耳あて 樹液流を聞く ばいばーい
ばいばーい
ばいばーい
ばいばーい
重なり続ける子供たちの声

君たち
ほんとにばいばいする気があるのか
ものすごく元気いっぱいで
まだまだ元気いっぱいで
そんなに元気 ....
西條 八十全集1、2、3(抒情詩)、4(時局詩・少年詩)と13(詩論・詩話)巻
?国書刊行会発行 
を、借りました。何も考えずに予約して、来たら一冊が辞書ほどの分厚さでびっくり。
西條八十と言え ....
{引用=上滑りした会話が
水槽の中で泡を吐いた
外は
しみこむような雨
果実を一つ
大きな手が絞ったような


呼吸困難で
死にそうだと
酸素が足りないのだと
嘆く声が聞こえる ....
おまえがメシを作る前に
言っておきたいことがある
非常に厳しい
俺にとって
ひじょーに厳しい話ではあるが
俺の決断はゆるぎないものだ(と思う)

俺の好物の揚げ物をつくるな
旬の魚の刺 ....
ココアが飲みたくなって
君に「ココアどこ?」ってきいたら
君は心配そうに近づいてきて
おでこの熱をはかってくれた

僕はあわてて
「違うんだよ」
「ここはどこ?じゃなくて」って
言い終 ....


ああ麗しい距離(デスタンス)、
つねに遠のいてゆく風景・・・・・

悲しみの彼方、母への、
捜り打つ夜半の最弱音(ピアニッシモ)。


ぼくの周りには、ランボーを読んだり、中也 ....
夜になると

傍にいるひとは

もっと近くに来て

遠くにいるひとは

もっともっと離れて行く
湖に溺れている豚
必死な形相
肺にあふれる涙
私は歩けないから祈った
永遠に沈黙が続くなら
壁に骨をぶつけ
音楽を差し上げます

青空を
深々と突き刺すスズメバチの群れ
赤く腫 ....
死んだライオン
生きた女神
塊の溶解
反射する赤
額の皺

時間をかけてゆっくりと
育んでいくように
紐解ていくように
途中
道を間違えて
ドコかわからなくなるかもしれない
君 ....
ビールでも水割りでもごまかせない夜があると知った


枝豆だったらイケたかもしんない、んなわきゃない


じゃあほっけは?とかどうでもいいからお会計済ませて


明日会社休むとか言っ ....
ここは迷いの森で
進んでいるのか
遠のいているのか
それさえもわからないような
途方もない夜に包まれているんだ

君とつないでいた手なんて
簡単にほどけた。

それでも行くしかないんだろ
両の手に余る ....
うたを歌わなくなって陰影がわからなくなる
道端にすべて宇宙の残骸がおちているような
夕暮れまで秒読みを開始してアルミの屋根を
じっと眺めていた小国民少年少女一様に空へ

沈黙はもうだれもみな ....
噴水の水が初夏の光に輝いています

少し汗ばんだ笑顔が眩しかった

指文字の「ら」を示しながら
クロスフィンガーサインの意味を
教えてくれた。
 

橋のたもとで

待っていたの ....
宇宙へ打ち上がる星になりたい
ジェットエンジンなんていらない
魂を燃やして空へ
真っ直ぐに飛んでいく
塵ひとつ出さない


空を見ない人は気付きもしない
僕の旅立ち



{引 ....
ふたつの言葉が死んで
ひとつのフレーズが残った
俺はそれを際限なく殴り
本物の血が流れてくるまで待った


稲妻は脳髄を
喰らいつくすように走る
傷みとも呼 ....
物事を決めることが苦手なくせに
わたしはいつでも答えを望んだ



夕闇に肌の色も溶け合うような
あやふやな暑い夏

ゆらゆら揺らめいたのは
空気なのか こころなのか

 ....
皮肉なものですね

愚痴をこぼしたくなるとき
その愚痴を聞いてくれ人は
愚痴なんか聞かせたくない人だったりする

遠まわしな言葉が
あなたの
うんうんという相槌とともに
だんだんと本 ....
天使と間違えられた悪魔が
今まさに翼を拡げて地上を去るところでした

人々の彼への愛は(またはその逆も)確かだったはず
なのに彼の血が自分達と違うのを見ると
一同揃って鍋に蓋を閉めました
 ....
鼓動がいつもより早くて
いきぐるしいので
ねむれない、わたしは


なんども寝返りを打って
いちばんましなポーズで
妥協しようとする


あなたはベッドの一番とおいところに ....
今では
ベルトの穴も
あけられないほど

太り
ブヨついた
おいらの腹回り

口さがない人を
人を気にしていたら
こんな風にはなりようがない

くちなしの
白い花
天ぷらに ....
降り止まぬ雨はないっていうけど
それで地固まったのかな?

多摩蘭坂から見上げる雨上がりの夜空は
満天の星降るって感じには程遠くて

やっぱ悔しいけどそれが現実なんだよね

それでも、 ....
とげとげの葉っぱみたいだね
あなたはそう言うけど

仕方が無いじゃない

ぎざぎざの葉は
痛くするためじゃない
守るためなんだから

かちん
あなたにぶつかって
しゃり
っと切 ....
肺の呼吸
肺の呼吸
繰り返される
生命反応

草の呼吸
草の呼吸
光合成
グルコース
供給量は
生きてる分も

顎の呼吸
顎の呼吸
粉砕
尖った棘

状況はファンタジ ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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むっつ- はちはち ...短歌9*10-6-9
アフカル- a自由詩110-6-9
暗夜- ハイドパ ...短歌6*10-6-9
たいやきりんご- 小池房枝自由詩610-6-9
借りた詩集_西條_八十全集- ふるる散文(批評 ...10+*10-6-9
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「ココアどこ?」- ベンジャ ...自由詩2*10-6-8
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底なしの夜- 水島芳野携帯写真+ ...4*10-6-8
どうかね_君は- 瀬崎 虎 ...自由詩410-6-8
ピンクのガーベラ- 板谷みき ...自由詩3*10-6-8
星になること- 木屋 亞 ...自由詩8*10-6-8
誰も嗅いだ事のないいかがわしい臭い- ホロウ・ ...自由詩2*10-6-8
花水葬- ロリータ ...自由詩610-6-7
「愚痴をこぼす」- ベンジャ ...自由詩8*10-6-7
翼を持つもの- 瑠王自由詩6*10-6-7
真夜中の牛乳- ________自由詩5*10-6-7
口さがない人- 花形新次自由詩2*10-6-7
多摩蘭坂のひと- 恋月 ぴ ...自由詩17*10-6-7
きゅうくつな草- 朧月自由詩110-6-7
シスターY- Oz自由詩210-6-7

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