笑いは薬である
病気になったら
病気話で盛り上がろう
ボケたらボケ話で盛り上がろう
失恋したら失恋話で盛り上がろう
「僕は14回告白して
14回振られました」
対象化したら笑える
泣い ....
不均衡の渦 巻き
 ひたすら待つ
平静を保ち
 選び取らず

 (眩む陽射しに
        呑み込まれ
  倒れたまま
       途方に暮れ)

黄白く青に 染まる己

 ....
ちいさな日々がつみかさなってもやはりちいさな日々に
蓄積や安定はたいせつなものだが固定されたくないともおもう

前進とは終焉にむかうことなのかもしれないけれど
ビージーズも人生はレースではない ....
花火になり
花火になり 消える花冠
打ち寄せる
打ち寄せる空の代わりに


どこまでも
どこまでも弦だけが
響きつづけることについて
ゆっくりと落ち 砕ける筒のな ....
はいっただけでわかる 異様な雰囲気で
何気なく置かれている チェンバロやチェロ 
バイオリンたち  生演奏も時々ある
 
うますぎるコーヒーがだされ
よすぎるオーディオの音がながれ
変人す ....
美味しそうな匂い
活き活きとした食材の色

料理を作る妻の後ろ姿
料理を一緒に作ろうと誘われる
教えてもらいながら手伝う

料理を作りたくなるような
雰囲気を持つキッチン
楽しさが増 ....
残酷な人たちへとアメ玉を配る

セミに雪だるまを見せてあげる

なにかを掴もうとしながら歩いている

最後の夜君は満天の光を放つ

あなたの変てこな笑い方を思い出す

心が軽い ....
あなたが ゆっくりと 息を吸い込む

「ふいちょう」
唇が その形に動く ゆるやかな流れとともに 水の音が響く
雨なのか 風なのか さざめく空気感は いつだって おんなじで

記号の向 ....
羊の群れが見上げる先に
生きもののあつまりのかたちの曇
黒い太陽は白くなり
鉛のように口をつぐむ


平たい国に咲く花が
丸い虹や風へと傾き
水を覆い揺れている
夜を ....
文庫本の
薄いところが好きだ
パラパラとめくる
音も素敵だ
ブラスバンドの
演奏に合わせて
いちょうの葉っぱが
上から落ちる
青春という
栞は一枚だ
言葉に振り回されているので
振り回してやろうじゃないかと思って
リズムを作り出すと
足を取られて転び
ねころびころがって
よろこびおかしがって
伸ばした腕の先にあった
イネ科の植物を鳴ら ....
反旗を翻すと
狼にごみが付く
子連れ狼は去って行くが
最近眼鏡の洗浄液を
けちって居て
少し汚れた視界に映る
子連れ狼も反旗を翻す
子連れ狼の
二回の轟音
カラオケで少し目が潤んでい ....
結びつけること

束縛であろうとちいさなゆびきりであろうと
いつもばらばらになろうとしているものを
とどめようとするきもちがすきなのだ

水引って結んであるでしょ
封印でもありたんなる飾 ....
愛をもたない人形のように
冷淡で詰まらない男

観念世界の海を漂い
非現実をいきる

ぬくもりを抱きしめることもなく
暮れてゆく日々

ザクロのように割れた心から
赤い血が噴き出し ....
ある日突然に これまで理解できなかったものが
素晴らしい事に気づく

それはドビュッシーのクァルテット

FMで聞き その不気味ともいえる世界に驚く

こんなに素晴らしいものがあったのか ....
階段の踊り場で
私は立ち止まる
私は

自分の中途半端が嫌い
7階と8階の
どこにも馴染めない
おはようって
ツイート

感謝のために生きたいのに
サヨナラを聞くばかり
いつだ ....
薔薇園を見に行って
大事なイヤリングを落としてしまった

いつか落とすと思ってはいたけれど
いつ落としたのかわからない

歩いた跡を
再び
たどってみたけれど
ない

ひょっとし ....
自称詩人にならないように
日頃から細心の注意を
払う必要があるが
もし万が一
自分の家族が
自称詩人になってしまった場合は
家族の問題で片付けることなく
自治体や保健所、警察
医者また ....
片思いには質量がある。
だから 好き という気持ちは
不変/普遍 なんです
と酔っ払いの男に云われました。

好きという気持ちを冷凍保存して
必要なときにとりだしてレンジで
チンするので ....
ことばに小さなドリルで穴を開けていく。覗くとことばの裏側が見えるので試しにやってみて欲しい。小学生や中学生の夏休みの自主課題に合っているかもしれない。ことばを選ぶのが難しかったら、分厚い辞 .... 性別おとこに生まれていたらと熱心にお祈りしていた頃があった
いつでも家から逃げ出してホームレスになれるじゃない
くれないのベルベットのシュシュで三つ編みを飾るほどの
何すらもなくってだからかなえ ....
空から夏がやって来て パワー全開の太陽が燃える
海も山も川も街も  汗でクタクタの人の群れ

ギンギンギラギラまぶしくて 
サングラスがほしくなる
麦わら帽子がほしくなる

音楽は
タ ....
紫色した小さな幸せ
どこにでも咲いている可憐な幸せ
嫉妬に狂わされるのは
あなたが娘のように可愛過ぎたから

花びらがいくつも咲いて
あなたはブーケとなるでしょう
すみれは
 ....
     朝起きて顔を洗うとすぐに
     台所へと向かう
     目覚めのいい朝も、悪い朝も
     遅刻しそうなほどぎりぎりでも
     必ず台所へ向かう
      ....
宙に 浮かんだまま 漂っている
意識

ふらふら
 ふわふわ
  流れ続ける時のなか
   痛みながら呻きながら
   肉と繋がり
  引き留められ
 わたしの在り処を
探してい ....
樹 の 緑 が
空 の 青 と 一体化して
眩しく、

やけに

眩しく。

桜の頃は
どんなだったかなぁ

思い出しながら 歩く。

わたし 以外に誰もいない
桜道。
 ....
ぼくたちは知ってゆく
ありのままではいられないのかもしれないと

人生でたったいちど編んでもらったマフラー
誰もほんとうのレストランを知らない

バイク乗りであまり街歩きもしなかったし
 ....
死んだらどうなるのだろうと
私は考えていたが
わたしは私の体を見ていたから
既に死んでいたわけで
なのに考えているのだから
生きているのか
と思ったが
ひょっとして
思うことは
生き ....
先夜廊下の隅を観たら
ムカデがいた!
僕はその瞬間に驚くほど
素早く冷静に頭が働いた
そうだ、台所にあるホウキで
叩こう!
そっとさっとホウキを持って来て
思い切り叩いた!
一回二回三 ....
落ちてゆく
ゆっくりひたすら落ちてゆく
何物もない何か在る
青い天蓋の底の底
炸裂する世界に
裏返る在るへ
落ちてゆく落ちてゆく
ひたすらゆっくり遡りながら

旋律響きの奥にすむ
 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
笑薬- ホカチャ ...自由詩117-7-30
転倒真夏(改訂)- ひだかた ...自由詩417-7-29
とっても小さな日々- 梅昆布茶自由詩1117-7-29
青と手のひら- 木立 悟自由詩217-7-29
可否道その9---行ってはいけないクラシック喫茶店- st自由詩217-7-29
キッチン- 夏川ゆう自由詩417-7-29
僕らは赤い風船になった- 水宮うみ自由詩4*17-7-28
鞴__-ふいご-- 藤鈴呼自由詩2*17-7-28
雨と手のひら- 木立 悟自由詩317-7-28
スーベニア- ミナト ...自由詩417-7-27
そしてパレードを率いる/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩1*17-7-27
子連れ狼- 間村長自由詩12*17-7-27
水引- 梅昆布茶自由詩12*17-7-26
ザクロ- 星丘涙自由詩7*17-7-26
理解の連鎖反応- st自由詩317-7-26
サヨナライスト- umineko自由詩5*17-7-26
遺失物- Lucy自由詩8*17-7-25
あなたの家族が自称詩人になってしまったら- 花形新次自由詩217-7-25
3_minutes- 伊藤 大 ...自由詩217-7-25
キリモミングフィールド- かんな自由詩4*17-7-24
走るあたし/歩くおとこ- もっぷ自由詩517-7-23
太陽への請求書- st自由詩117-7-23
すみれ- 乱太郎自由詩7*17-7-22
ご飯と卵とわたし- 石田とわ自由詩9*17-7-22
わたし_の- ひだかた ...自由詩10*17-7-21
昨日、梅雨が明けたんだった- かおり自由詩2*17-7-21
僕のレストラン- 梅昆布茶自由詩1417-7-20
思考- ひだかた ...自由詩3*17-7-19
ヒヤリとした- ホカチャ ...自由詩117-7-18
- ひだかた ...自由詩117-7-17

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329