足元の
靴ひもばかり気にしていたら
要らないものばかり
引きずって歩いていた

毎日
それを捨てる
ごみ箱ばかり探していたら
日々の営みを捨てそうになり
私は大きなためいきをついた
 ....
欲望には名前がない、お前は、ガチガチに隆起した生臭い陰茎に幾重もの上等な理性の衣類をかぶせて、空咳みたいな微笑みを顔に張り付かせて表通りを闊歩している、慎重に計算された分だけ良く出来た嘘は真実より .... わぁ~降ってきた~♪
え~傘忘れた~!
違うよ雪だよ~!
まじで~やったぁ~♪


招待状を持参して
たった一人の同級生と今
並んで廃校の決まった母校の
最後の卒業生を送っている
 ....
  

それはずっと先かもしれないし、
もうすぐかもしれない
  


もうすっかり
といいかけてやめた
暖房は何時点けたか記憶もないけど
まだひざをかかえたまま
あの日が見えそ ....
杯から酒が溢れている
容量以上に入りはしない
さあおこぼれにあずかろう
わが同胞よアル中諸君

財布から札が溢れている
使える額など知れたもの
恵んでもらえだめなら盗め
親愛なるストリ ....
フィッシュマンズの佐藤君とか

ベイブルースの高山さんとか

清志郎さんとか

時はいつもふいに





ほんとう ....
夜が暗いなんて嘘ばかり。
私には何か、夜が照るほどに、
蠅の羽の輪郭のような
寂しい嘘のような気配がする。
……私の魂はここには無い。

秋になれば世の中の一般論は薄れ、
遠からない世界 ....
雪がふったから
好きな人に
電話かけたくなっちゃった

23年前
あの子はそう言っていた

混み合う駅の電話ボックスに並び
かじかんだ手で刻んだのは
公衆電話のプッシュボタン
1回 ....
田畑に屋根に

素直なまでに雪降り積む

人生はトンネル

出口も入口も遠くて真っくら暗闇

田畑に屋根に

素直なまでに雪降り積む

理不尽なら理不尽を受け止めようか

 ....
その人間の本質を
見極める目がなければ
猫なで声で近寄って来て
自分に肯定的なことを
言ってくれるというだけで
コロッと騙されるんだぜ

見てみろ
クソみたいな自称詩では
良い人感を ....
ご主人様を探す野良、愛に渇いてしまう野良
赤い首輪も良いけれど、首根っこを強く掴んで欲しい
目を離す隙もないほど、息苦しいくらいの視線が欲しい
でも、ご主人様は優しくて、野良がご主人様を喰 ....
自分以外どうでもいいじゃないか

自分以外の人間が生きていようが死んでいようが関心なんてもてないし、直接的に関係性がある人間以外に興味が持てなくてもいいじゃないか

誰かが失敗してもどうでもい ....
それぞれに人生や運命があって
それに向かって熱く命を燃やせる相手や
環境、場所、時間があれば
人は幸福になれるのだろうか

不幸な運命を背負った人は
何かに熱く燃えることができるのだろうか ....
時々通りがかる人が
私の“方”を見てくる
お店で選んでる時
改札口で待っている時

年配の方々や
逆に若い学生さんが
私から視線を外して
話しかけてくれる
私は二人分の
笑顔で答え ....
優秀じゃない奴らが出しゃばってくるから
世の中悪くなる
引っ込んでろ

本当に馬鹿な奴らは自分が害虫だと気付けない
凄く時間を掛けて丁寧に
あなたは害虫だと教えてやっても全然認めない
至 ....
オカリナふいた

しあわせ

しあわせ

星空に光

ふつうに
ふつうに

星空に光

みつけた

みつけた

まえからあった


濁りあるから

こそ光
 ....
部活では敬語でカタイ後輩がふたりきりでは「ニャ」しか言わない 弓矢ではないのか僕のキューピッド吹き矢で君のハートを狙う 蛇の道は蛇犬の道ワンワンで恋の道には君、君だけだ 散らかった部屋を掃除したら
埃を被ったガラクタの下から
顔を出す思い出が一杯

浜辺に打ち上げられた
ペットボトルの溺死体みたいに
塩辛い記憶を吐き出した

僕は年老いた若者
時の目 ....
外の暗闇は凍てつき
東京から見える星は
得てして飛行機の軌跡であったり
人の歩みは先が見えない

部屋の明かりは暖かく
柔らかい空気に感謝をしながら
それでも脳裏に息づく痛みは
凝り固 ....
壊れるような空気を
壊すことが怖い
物語を語らないことは
一つの意志

欲求の掃きだめは
無機的な機械の音によく合う
寒さが舞い降りてきた
1月の大都会

生活への執着は
些末な ....
今まで出会った物語が、僕の心に残っている。
たとえ頭が忘れてしまっても、心のなかには残るのだ。
物語は荷物にならない。
だから僕は、君たちと一緒にどこまでも行ける。
たくさんの物語と一緒に、僕 ....
ギターを弾きながら

ぼくをあなたは外に誘った

可能性なんてなかったのに

あなたはギターを弾きながら

ぼくを見上げて微笑んでいた


たぶんディープロンググッバイ

ふ ....
私が今、ここに立っているのは
素朴な一つの謎であり

今日の場面を、静かにみつめ
掌にのる
小さな巻物を開いて
設問を解き明かしながら
歩きたい

重力に支配されるこの世界で
私は ....
紺ではない 青でもない
空には 空のいろがある

幹ではない 枝ぶりでもない
木々には 木々の姿がある

顔ではない 所作ではない
人には人の さだめがある
軽やかな指先で美しい旋律を奏でている
貴方のピアノの音色がとても好きだった
薄地のカーテン越しに差し込む陽射しに
光のベールを纏っているかのように見えた

思い出を頼りに貴方の仕草を真似して ....
白いホールケーキのような町に
シャベルで切れ目を入れたとしても
真新しい粉が空から降って
思い出を挟む間もなく積もる

傘も差せずに動いているなら
髪を白く染めてゆく雪の精
何十年も先の ....
熱のないおでことおでこくっつけて「風邪かも」と言う 生存率0%の戦いになる

海沿いの町で風に吹かれる

ネクタイがHEROみたいだ

砂利道ふんでいざ事務所へ

つめたい風が強く吹く


テンションの低い奴がいても

おかま ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9966)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ためいき- 猫の耳自由詩318-1-28
そしてリビングには少しだけ埃が積りはじめている- ホロウ・ ...自由詩3*18-1-28
校庭- しょだま ...自由詩318-1-28
暖房を何時切るか- AB(な ...自由詩218-1-28
こぼれ話- ただのみ ...自由詩12*18-1-27
ラ・カンパネラ- TAT自由詩318-1-27
夜の歌- 由比良 ...自由詩418-1-27
雪の日、君に電話をしたくなった- うめバア自由詩318-1-26
雪と理不尽- 吉岡ペペ ...自由詩418-1-25
どっからどう見てもクソでしかない- 花形新次自由詩218-1-24
野良- 為平 澪自由詩6*18-1-23
他人なんてどうでもいいじゃないか- アビ太郎自由詩318-1-23
命の意味とか- 電光石火自由詩418-1-23
私も見てね- しょだま ...自由詩418-1-22
理不尽な世の中- 狩心自由詩2*18-1-21
オカリナ- 吉岡ペペ ...自由詩518-1-21
部活では敬語でカタイ後輩がふたりきりでは「ニャ」しか言わない- 北大路京 ...短歌418-1-21
弓矢ではないのか僕のキューピッド吹き矢で君のハートを狙う- 北大路京 ...短歌118-1-21
蛇の道は蛇犬の道ワンワンで恋の道には君、君だけだ- 北大路京 ...短歌118-1-21
千の色に染まる水- まーつん自由詩318-1-21
冷たさ- 鷲田自由詩718-1-20
- 鷲田自由詩418-1-20
物語- 水宮うみ自由詩5*18-1-17
ふかい河- 吉岡ペペ ...自由詩1218-1-13
歩く本- 服部 剛自由詩318-1-13
失題(三)- 信天翁自由詩218-1-13
青い薔薇- 1486 106自由詩418-1-13
北国の朝- ミナト ...自由詩1018-1-12
熱のないおでことおでこくっつけて「風邪かも」と言う- 北大路京 ...短歌218-1-11
HERO- 吉岡ペペ ...自由詩518-1-10

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