剥き出されている

神経は逆立ち
風雨に鳥肌立つ
紅の樹木は激しく波打ち
瞳をくりくりと輝かせた
木登り少女は姿を消した

何にもない、何もない
意味は全て剥奪され
記号だけがひょ ....
顔もわすれたのに憶えている声


その星を物語だと想ってる


言葉を知る前に聴いたモノローグ


あなたのあとがきに揺れている木陰


お話が終わってもまだそこに居る
やっとわかったよ
地球上で人間だけが
服を着たり文明を持ち
殺し合ったり自殺する

おかしいと思っていたら
どうも宇宙人による
地球征服は終わっていたんだ
拝啓 お元気ですか?
私は今看護学校に通ってます。
でも今めちゃくちゃ後悔しています。
出来たら普通の中年として存在していたかった。
看護師なんか目指さなくてもいい人生を前半から生きていたなら ....
外界があるのに
自分だけに関わり
ひたすら孤独な創造作業をしていかなければならない
彼方から打ち寄せてきた世界を
創造して 創造して
内的な孤独に没頭する
宇宙の闇の時間、
宇宙の真夜中 ....
○「気持ち」
愛があれば
気持ちまでわかる
愛があれば
愛猫や愛犬の気持ちまでわかる

○「変わらない心」
嵐がきても
変わらない心こそ
愛という

○「生きる」
世の中には
 ....
閉塞してはいけない
開脚もしてはならない

同じ条件のなかでプログラムするならば
遁走する豚の尻を追わなければならない

複雑なきみはミニマムな自己を取得したかい
僕はきみをいつ ....
天国で切れた糸が
ピアノみたいに
足を踏む

痛くはないけど
指に宝石を
残したりして

拭えない夢が
きらきらと光る

運命とは違う色の糸を
選んでしまったから
繋がってい ....
カブールのニュースを見ていた
七つ釦に憧れた少年だった祖父が
「あれは昔のあれといっしょやな」
ふと思い出してつぶやく 諦めたように


いにしえの教えに戻りたい人たちが
キリスト教 ....
○「泣き声」
隣の双子の赤ちゃんの泣き声が
毎日聞こえてくる
愛あるお母さんは
「何で泣いているのか」
わかるんだろうな

○「居場所」
何をやっても許される家庭で
育てられる子ども ....
開いた手には
夢が一つ あったのだった
バスの向こうの通りに漂う
夏の匂いのしていた日


あの日の思い出の風景  
手には いつも
はまぐりの味 そして
歩いていただけの海
ここに来たのは
いったいどれくらいぶりだろう
遅い昼下がり
海岸沿いの辺鄙な道の駅は
物産品を買い求める人々や
ソフトクリームやドリンクを注文する人々で溢れかえっている


少年たちが ....
良いものは良いと素直に伝えたい素直な目で見て良さを見つける

大雪で学校午後から休校で電車やバスは遅れてばかり

古い町白壁通り和の香り道行く人は外国の人

雨脚が激しくなってやがて雪長々 ....
ゴーストタウンに記憶を浮かべてる


内側のわたしの夜と星の外


グランパとグラタン食らったんだよな


生きていく その日々ではなくなっていく
これは墓まで持って行く。
そういうひみつがひとつくらいあるのではなかろうか
わたしにはそれがある。
これは墓まで持って行く、と
目をつむり見つめる

ひみつを見つめたあとに
見あげた空は ....
 生栗の皮むきというのをやってみたくて、お勤め品のを買ってきた。
 実家では、「危ないから」とさせてもらえなかったので、どきどきする。
 水で3時間ふやかし、まな板の上でざらざらした尻をちょいと落 ....
ため息の重さで溢れる夜を抱き
わたしよ明日こそ私であれ
静けさ 揺れる
にわかな雨、
光の空から
降り注ぎ

宇宙を回遊する言ノ葉たち
凝集しては散開し
思考の流れをこの界へ
屈曲しながら艶やかに
在る物、在る物、造形する

静けさ  ....
永遠のほうからきみが手をふった


夕暮れは{ルビ灰色=グレー}な憂いにゆれている


きみの言葉が音楽に混ざる春


そらに浮かぶ雲を思い浮かべている
寝返りを打てば
星が消えるような夜

邪魔者になって
夢の中から
光を奪ってやる

暗い部屋には
悪いことばかり
襲ってくる気がして

枕ひとつでは
身体を守れずに

腕を ....
街を越えて
町を越えて
村に辿り着く

山間の静かな場所
湖があり広い心になる

都会の渦に巻き込まれ
狭い心になっても
故郷に戻れば楽になる

都会を離れて村に戻る
全身が喜 ....
幼さ
若さ

無鉄砲
向こう見ず


傷痕
教訓
 昨日あたりから隠れる支度始める

 無花果の木の下で待つ

 家族の一部の興味は引く家

 敗者の行列踏切渡っている

 一輪の花地球の裏で咲き
女のお尻は男よりも丸い
僕に耐えられぬ、痛みをも知るひとよ
あのなかにはもしや
青い小さな惑星が回っているやもしれぬ
 昨今飲めないタブレット増える

 何かと大きく臭くて不便そうな紅い花

 都落ちの達人と呼ばれ

 落ち着いても水が飲めず

 窮して尚道草が恋しい
最近というよりも今日はとても寒かった。風に吹かれていると、忘れていくことは危険なことだと、いつの間にか思っていたりする。でも、人は友人も、家族のことも、読んだ本のことも忘れていくのはなぜだろう。そうで .... 通信が途絶えた時の液晶の色より外の夜は明るい さよならが
折り目のない小説みたいに
積み重なっていく

その時はきっと
少しの哀しみで
瞳の色と同じくらい
光を受け取れるから

前を向けるように
全てを忘れるわけじゃない

 ....
その日々が日にちのなかに埋まってる


人類か類人猿か親類か


それぞれの青 誤差の中に生きてる


眼球がカメラのように君を見る


田螺とか螺子の匂いがちょっと好き
思考が蠢く
蟻塚に居るかのよう
思考は生きて息していて

感覚を楽しませるために!生きている
感覚を楽しませるために!生きている
そして抜け落ち墜落していく
そして抜け落ち墜落していく
 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9946)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
露呈- ひだかた ...自由詩621-9-11
おはなし会う- 水宮うみ川柳3*21-9-11
地球征服は終わっていた- イオン自由詩2*21-9-11
手紙- 杏っ子自由詩6*21-9-10
プロセス- ひだかた ...自由詩8*21-9-9
独り言9.9- zenyama太 ...自由詩1*21-9-9
丘の上- 梅昆布茶自由詩1421-9-9
rain- ミナト ...自由詩221-9-8
遠い国- 藤原絵理 ...自由詩421-9-7
独り言9.7- zenyama太 ...自由詩2*21-9-7
湘南、九十九里- 番田 自由詩221-9-7
金星- 本田憲嵩自由詩521-9-6
白壁- 夏川ゆう短歌521-9-6
ゴースト- 水宮うみ川柳3*21-9-6
どこかのここ- こしごえ自由詩7*21-9-6
生栗- 福岡朔散文(批評 ...421-9-4
- はるな短歌221-9-4
造形流- ひだかた ...自由詩521-9-3
川沿いの桜- 水宮うみ川柳2*21-9-3
夜明け- ミナト ...自由詩121-9-3
山間の村- 夏川ゆう自由詩321-9-3
成熟- ヨロシク自由詩121-9-3
自由律俳句「食べられる退屈」(94)- 遊羽俳句221-9-3
ある夜のメルヘン- 服部 剛自由詩721-9-3
自由律俳句「食べられる退屈」(93)- 遊羽俳句321-9-2
秋風に吹かれて- 番田 散文(批評 ...221-9-2
_- いる短歌221-9-1
いつか- ミナト ...自由詩121-9-1
青色- 水宮うみ川柳2*21-9-1
トビラ- ひだかた ...自由詩521-8-31

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