沈黙の言葉が語りかける
 響き ヒビキ 響き
歩道に落ちた蝉の死骸が語りかける
 
[生きワタシの命はバトンされタ]

叫びもなく怒りもなく耽溺もなく
 只愉しみ求め交わり苦しみ
生き ....
泣き腫らした女の顔は
紅潮していた
ホテルの窓の外に見える
海岸が騒々しくなってきた気がする
月はぼくらの妄想のように
闇夜に浮かぶ
血が騒ぐというのは本当だ

女 ....
残響と
一体化する
内深く


木霊降る
雨音遠く
懐かしく


精神の
木霊と一つ
沈み込む


蝉の鳴く
命の響き
身を震わせ


無情にも
有情は響く
 ....
努力を
努力と思って
努力し続ける人は
努力を
努力と思わずに
努力し続けられる人に追いつけない。



勉強を
勉強と思って
勉強し続ける人は
勉強を
勉強と思わずに
 ....
インプットする準備時間を
インプットするための時間を



とれたてのインプットは
鮮度のいいインプットは
できるだけ早く
アウトプットした方がいい。


咀嚼しにくいインプ ....
もう
見上げすぎて疲れたから
ふたり
アスファルトに寝そべって

あの
君の頭が
重いんですけど
ボクの抗議は
完全スルーで

北東ってどっちだろう
言った矢先に
すっ と
 ....
月がすごかった

君がうつくしかった

あの色はなに色


にんげんでもない

どうぶつでもない

ただのたましいだ


泣きそうな顔が

通りすがりの怒り顔

こ ....
三角が貫入する、
 静けさの皮膜に包まれ
わたしの意識は落ち着き払い、
 自らの不均衡を捉える

薄黄色の光芒、横断する斜線
 揺れる葉の緑に私は内側から語りかけた
  [もう充分生きた ....
低い空の斜め左に
かがやいては煙となる光
煙が煙でなくなるまで
煙は光を昇りつづける


流れ星が流れ星にぶつかり
祈る間もなく 消えてゆく
けだものの夜
やわら ....
あなたと歩く
直径数十センチの
小さめな円の下で

あなたと語る
今日起こった
些細な出来事について

あなたとふたり
直径数十センチの
青い傘の下で

周りから少し雛 ....
ぼくはかまってちゃんで

人生の時期的に調子に乗っていて

人生に後悔があって

変わろうとする自分に期待していて

結果も過程も ほめてほしい


つよくだきしめて!
 ....
今日も
全ての偶然と必然に感謝している
この手はまだ宙を掴むけれど
大切なものが君へと届き
どこかで繋がっている、
そう信じたい

憂鬱な夜も
全心全力で越えて生き続ける
この胸 ....
毎日のように終電で帰ってたあの頃はどこも
かしこも閉まってるなかあそこだけは開いて
てホント助かってた十五台もあるレジは一つ
しか稼働してないし店員がいなくて卓上ベル
で呼びだすシステムだなん ....
やさしさのかたちは人それぞれだから

やさしくされていないと感じたり

やさしくしていないと思われたり

そのうちわかりあえるかな


わたしなりのやさしさを あなたにあげると決めた ....
薬で眠る
父を見舞った

ゆっくりと
眼裂が開き

ゆっくりと
また閉じる

私は
川に立つ
真っ白な鳥を想う

そう
あの鳥と
同じ視線で

父は
私を見る
私 ....
妙な音に  シロクマ親子がそらをみあげると
ほうきに乗った魔法使いがみえた
(おや シロクマがいる ここは北極か また間違えてしまった)
(ペンギンにあいに南極へ飛んだつもりが 間違えた)
( ....
きみがクロと言うからわたしはシロと言う、どちらも七色からはみ出すくせにどうして白黒つけなきゃならないの。雨が上がって虹が出て、目を黒白させたきみは口を尖らせて、それを両手でつまんで伸ばすからアヒルみた .... 運命は変えられるの?
アリスは尋ねる

運命なんてありはしないさ
きみが夢のなかで存在するように

偏在する夢が現在という一点に
結ぶ露のようなものが人生らしいんだが

アリスは頷く ....
雨は綺麗だ
ひどくやみ上がった空はうつくしい
衣服が濡れて透ける
心までが裸になるのだ

終わり欠けの虹を見る
どこへいく
どこへいってもスマートフォンは繋がる
恋人からは逃げ ....
花よ
いま震えている花よ
見えない風の手が怯えさせるか
それともやさしい愛撫に


花よ
人も同じ
誰かの心の中 将来のこと
見えないものに心を乱されて


わたしたちは少し似 ....
言葉と言葉同士を繋げた
未知の世界への扉が
目の前に
数えきれない程 並んでいる

片っ端から開けてみれば

知らない街の匂いがしたり
見た事も無い景色に息を呑んだり
深い七色の森の ....
思い出してしまうことも
思い出そうとしなくても
切ない記憶だとしても


思い描いてしまうことも
思い描こうとしなくても
狂おしい目標だとしても



頑張ることを
がんば ....
さみしい人が
さみしい人に
さみしいですと
手紙を書いた

なんてこと
シロヤギさんより
たちが悪いね

わかりあえない
私たちには
明日のことがわからない

台風が
また ....
八月一五日、僕は早朝仏壇の前で線香を上げ

手を合わせ、妻の位牌に向かって詩の息を吹きかける。

随分長い間詩を書かなくなった僕は肺の中にたくさんの思いが膨らんでしまい

他人様には気づか ....
俺はまだ

















あの唄の歌詞の力を信じていたい

















 ....
蝉時雨しか聴こえない
それがどんなに
静かで豊穣なことか

思えば遠くへ来たもんだ
俺はもっと平凡な人生を歩むと思っていたよ
それがどうだ
こんな仕事に就き
こんな病を得
こんな人と ....
一日が浮遊しはじめ、太陽とともに旋回するに先立って、私は何かを収穫している。赤やピンクや白で美しく色づき、うっすらと毛が生えているこの「桃」と名指される何かを収穫している。夏の果樹園には一面に記号 .... 月が地球の影で

欠けているように見える

地球に住むぼくには

それあまりにもは遠い実感だ

命も宇宙もスケールが大きすぎるから

じぶんが世界に

どんな影響を与えているか ....
どうかしちゃってる、俺
どうかしちゃってる、俺
でも、でも、ほんとはネ
ほんとーにどうかしちゃってる
どうしょうもない情けなぁい、のは…
「みぎにならえ」の、俺!
は、{ルビ跪=ひざまず} ....
     ***** 北極と南極をとってくる *****  

熱くなくてもいい物が     熱いという夏で
熱湯消毒の          湯気でやけどし
ギョーザをレンジであたためて 口の中 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9966)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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努力を_努力と思わずに_努力し続けられる世界- komasen333自由詩2*16-8-26
インアウトプットセット- komasen333自由詩2*16-8-26
流星- umineko自由詩4*16-8-26
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外へ_むらさき- 木立 悟自由詩516-8-25
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ふやけるシアワセ- 短角牛自由詩116-8-24
手紙(君に届けたい言葉の花束、)- 葉月 祐自由詩1*16-8-24
夜のスーパーマリオ/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩3*16-8-24
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ペンギンとシロクマ_魔法のメルヘン_- st散文(批評 ...3*16-8-22
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雨やみ上がり虹のハシまでいと電話するすると吐く恋人のサギ- かんな自由詩10*16-8-20
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二人の朝- ……とあ ...自由詩516-8-17
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北極と南極をとってくる____- st自由詩1*16-8-7

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