緊迫した空気の中
身の危険を感じた
みじろぎできないわたしが解消するためだけの欲望にさらされながら
うすく
剥離していくことを
いつまでも
覚えていて
身体は
危険!
不快!

 ....
桜が散り始めた
昔、誰かがそこに植えたのだ
古びた板壁のペンキが剥げた営舎の
埃っぽい運動場の端に

左旋回だったのは
右利きだからかもしれない

春霞の海は穏やかで
座している私の ....
春祭りを
古い習慣だというひとがいる
いろんなひとの行列

いつでも太鼓はどーんどんと鳴る
鐘はしゃらんしゃらん

いつもはスカートの巫女さんも
装束でひたひたあるく

笑顔やしか ....
 
ひとりでメソメソ オーケー オーケー

ひとりでプンプン グッジョブ グッジョブ

ひとりでゲラゲラ いーんじゃなーい


 
  「時」に噛みつかれなくなったら
        「空」がにらみ始め
      「風」を敬遠しだしたら
   「光」がこんどは戸惑い始める

      八十路のおらにむかって
黒衣の ....
失敗を許すのは三回まで
三回を過ぎたら、期待ごとゴミ箱へ
仏の顔に倣ったのはいいけれど
あんまり正確にしていると
神様と見間違う


私の優しさは有限です
愛も有限です
怒りには ....
知らぬ間に妻が撮ってあった
私の写真が私を驚かす

知らぬ間に白髪頭の
頼りなげな初老の男が
否応なくしょぼくれた様子で
サンジェルマン大通の店のウインドウ越しに
チョコレイトやらマカロ ....
春の海の
波の色は真珠のようだね
水平線が桜色に燃えて
誰かが捨てた氷結の缶すら
宝石みたいに光るんだから

花見に行きたいと言ったら
危ないからと止められた
不審者が出るのは
経験 ....
チョイブス好きの私の夢は
剛力にあやめられる前に
丸飲みにしてやることだったが
もはや剛力には名前ほどの
インパクトを感じなくなったので
やはりここはオモカタさんを
丸飲みにしてやろうかと ....
そりゃ大変だろうね
追っかけてばかりいてさ
キツイだろうね
帳尻あわすのは
よってたかってのクソメディア
やっている人をバカにすんな
そりゃ言葉に出来たら良いよ
呑み込んで言葉にならず汗 ....
仲間を欲しがる人間の
不安と恐怖を責めてはいけないと
愚かな武装をした大人たちから
うっかりと聴いてしまったものだから

ぼくらはまた抜け目のない罠を
今日もまた一つ
職場の ....
死んだように
ヨボヨボの木は
イビツに曲がりくねって
春風の空に
蝶々の群れを呼ぶ
あんまり綺麗だから
透き通るような黄緑色の葉っぱを
木に登って
一枚むしって食べた
葉が舞い散る 季節を過ぎて 
キミは 隠れた 

何処に 隠れたんだろう 
見まわしてみても 白一面 

あんなに キレイだった 真っ赤な カエデも 
ジャマくさいと 無碍に ....
いつでも
どこでも
どんなことに出くわしてしまった時も

わたしは大丈夫じゃないままに
受け止めてくれている大地がそこにある。

たおれてしまっても大丈夫なんだよ。
すぐにたちあがれな ....
売られたケンカを買う暇がない 疲れ果てて
ひとりでボーッと昼飯を食べていたら
タカエちゃんから
ちっちゃな人形をもらった

富士子ちゃん?

えー知らないんですか〜
コップのフチ子ちゃんですよ〜

コップのフチ ....
花が咲く
ちからいっぱい
空をむいて

花が咲く
自分のぜんぶをだしきって

いろんなことをおもいださせる桜の花を
ながめて今日をまたはじめる
ガラス細工の街
繁華街
田舎を遮る踏切

小さなレンズ、万華鏡
ずるいから見てたそんなもの
だから歩いた車道脇

狭い中にもちゃんとあった
煌めくような水々しさがちゃんとありました先 ....
まおたんの滑りを観ながら
パンツのなかに手を滑らせて
ゆっくり楽しんでいたが
最後のジャンプが終わっても
こっちは全然終わってなくて
やべえ、やべえどうしよう
と思っていたら
リンクの外 ....
くやしさをバネに
わたし達は
ときどき生きるけれど
自分が育てる
未来もつものに
自分がされたことの
うっぷんをはらすような
意地みたいなもので
その絆を
つなぐべきでない、と、
 ....
長い計算をする僕
徒労は計算の中にはない(それは完全に充実した行為であるから)
時計の歯車の噛み合い方
キチリキチリと回っている
車の列が止まらないような信号の変わり方
青黄赤
あの娘の通 ....
20年前、駆け出しの商品開発担当だった頃。
自分が開発を担当したある商品の容器の印刷強度が弱く、
自社のスペックに適合しなかった。
試作の時には全く問題がなかったのが、量産品でうま
く行かない ....
豊満な彼女に
白いタンクトップと
ホットパンツを着せて
ランニングマシンで
汗を大量にかかせる
事後のタンクトップをもらい
先ずはワイングラスに搾り
ソムリエよろしく
香りと味わいを確 ....
ジャンがみててくれる部屋で
どこも痛くなく暮らしたい
ジャンがみててくれる部屋で
どこも寒くなく暮らしたい

神さまがみててくれる部屋で
どこも痛くなく暮らしたい
神さまがやさしくしてく ....
 .... 俺ももうちょっと真剣に愛の効能を信じたかもしれない





人知れず夕焼けが暗闇に替わってゆくそのモノガナ ....
生きていると
うれしいのだと
悲しむ 意味を
時計の針に探す

賑やかな日
目が覚めた世界 僕は
開いた本は 捨てて
目を開いたままでいる
こんな風に思ったことはないですか
私の不幸せは誰かの幸せの代償で
光がある故の影のよう

どんなにあがいても
この運命から逃れることができない

私の黒い欲望は
誰かを傷つけてしまいそ ....
僕は以前住んでいたマンションに帰ってきた。
駐車場でたくさんの女の人が踊っていて、おしりが丸出しだったけど、あけすけで魅力がなかった。僕は部屋に帰るのをやめて、持っていたはずのない車に向かった。僕の ....
外来魚泳ぐ歪なピラミッド
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9859)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
トラウマとテイタイ- はなもと ...自由詩314-4-14
遠景- 山部 佳自由詩914-4-13
春祭り- 朧月自由詩514-4-13
ひとりでできるもん- 殿上 童自由詩17*14-4-13
汚泥コンテンツ_⑥- 信天翁自由詩4*14-4-12
プリペイド- 山中 烏 ...自由詩914-4-12
旅の写真- 山部 佳自由詩414-4-11
G線上のアリア- ユッカ自由詩614-4-10
丸飲みにする- 花形新次自由詩114-4-10
くたばれマスメディア- よいしょ自由詩414-4-10
ブリキの感情- オダ カ ...自由詩3*14-4-10
葉っぱ- こいち自由詩314-4-10
隠れた季節- 藤鈴呼自由詩2*14-4-10
人間、この尊きもの- 七尾きよ ...自由詩414-4-10
売られたケンカを買う暇がない- 北大路京 ...自由詩814-4-10
コップのフチ子をもらった- ichirou自由詩18*14-4-9
さくら- 朧月自由詩214-4-8
- うみこ自由詩4*14-4-7
フィニッシュ!- 花形新次自由詩114-4-6
負の連鎖について- はなもと ...自由詩314-4-4
時計の音を愛する- 黒髪自由詩4*14-4-3
感謝しても感謝しきれない- ichirou散文(批評 ...11*14-4-3
涙のドラゴンリクエスト- 花形新次自由詩114-4-1
暮らし- もっぷ自由詩614-3-31
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)- TAT短歌1*14-3-31
太陽がもしも美しいブルーならば- TAT自由詩3*14-3-31
アゲハで見た光- 番田 自由詩814-3-31
こんな風に思ったことはないですか- さとう  ...自由詩214-3-30
後の祭り- なをり自由詩414-3-29
外来魚泳ぐ歪なピラミッド- 北大路京 ...自由詩314-3-28

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