ひだまりに さらされてゆく くちびると 動けずにいる ぼくの両足            リビングの窓から
        なにげなく庭をながめる
     北風は相変わらずしつっこいが
もくれんのつぼみは寒冷に耐え奏でている
       四次元のみえないリ ....
{引用=

君はどこから

何を引っ張ってきたのか

そんな
顔をして

僕には

読み取れない

君の
やせた歯茎が

うれしいのか悲しいのかどうか

ま、
と ....
 
 
透明な水槽に
きれいな水を満たしていく
やがて現れる一匹の魚を
妻と二人で待っている

数億と言われる精子は
あらかじめ神様が予想した
人の数かもしれない

水槽の向こう ....
暴力についての投稿文があった。違和感を全体に対して感じた。それを表明しよう。

暴力とは、傷を与えるほど強い結果をもたらす力である。

言葉とは物を認知するための記号であり、空間の中に浮かぶ破 ....
景色を見て、街を見て、観光して、美味しいもの食べて、いいことを体験する度に今度はあなたと一緒に来たいなぁと思いました。 たまには早起きして
澄みきった空気を
肌で感じてみる
靴ひもをかたくしめると
見慣れない風景が
目にやさしく映る


理由を見つけにいこう
どうして僕が
今を生きてるのか
 ....
そんなことはない、が
結局は開かれることなかった口の内側で吠えている

不便のないところでは
それがどんな狂犬だろうと
誰かしらがいい薬を処方してくれるでしょう
それで利口に生きていける
 ....
チョコの形は?
と聞かれて
僕は
恋を想い
デザートな時を飾る

チョコの色は?
と言われても
名も知らない君は
黙ったまま
バナナ一本のその日の食事に
ホワイトな明日が見え ....
涙、あふれて止まらない
まるで透明な血
鼓動にあわせ
まぶたのずっと奥
体の真ん中から
どくどくあふれて止まらない

もういいからと
誰かが許してくれた
誰? 何を?  ....
あさがきても
似合わない季節を着て
わらっているのはもうたくさん

かえりみちでは
泣いてもいいし
泣かなくてもいい
唄ってもいいし
唄わなくてもいい
ただもうわらわなくてもいい ....
目を伏せたりしないで
じっと見つめて
声をかけたりしないで
ただ耳を済ませて

水底にきっとそれは
クレオソートのように孤独に
濁ったり輝いたり結晶して
誰の目にも触れることがない
 ....
言い出しかけてる僕らはずっと光のような錠剤
たたずんで立ち止まってただ休んで

向こう岸駆けてるちいさな曇りのような困惑
あくびして背伸びして放りだして

すぐにそうやって今日もなんだかあ ....
後からわかる優しさって、すこし心がいたくなる 穏やかな気分のままに書かれた。細かく言えばつっこみがたりない。一方で、AtoZさんの指摘のように、「粗末な船」にこだわれば、たしかにそうだ。他方、古代人の気持ちを今振り返ることはほとんどできない。せい .... トイレの中を
赤い鳥が
泳いでいる
すっかり
無駄になったものは
なんて
きれい
捨て去ってしまう
ぜんぶ
胸ぐらを
つかんだ
手の硬さ
殴ろうと
思って
会った相手を
 ....
君を
拒むことも
許し切ることも
ない
狭いような広いような
こんな
足の間に
託された私たちの
みらい

密やかに
繰り返される
わずかな
暴力で
からだより
こころが ....
僕の大切なアダルトビデオコレクション 大船駅前ビルの地下で買った秘密のコレクション とっても大事にしてたのに ある日嫁さんに見つかった どうしよう どうしよう 押し入れの奥深く温めておい .... どうして自分は

を突き詰めて疲れて
実りもなく眠りに落ちて

どうして自分ばかりが

ため息の花を咲かせて
この部屋はもう息苦しい

どうして自分だけ

世界の不公平を是正す ....
「代打屋」という競馬用語が使われなくなって久しいが、
先日引退した菊沢隆徳騎手は腕のいい代打屋だった、といっても過言ではないだろう。
重賞10勝のうち、テン乗りで4勝。特別戦になると枚挙に暇がない ....
クレヨンで
真ん丸目玉
爽やかブルー

プクク
フフッ
アハハ

丸まってさ
顔は隠してさ
お尻は出してさ
布団にくるまってさ

山びこ、
 山びこ、
やい、
 やい、 ....
夕暮れに
濡れた雨傘がぽつんと一つ
夕陽を浴びて
柔らかなオレンジ色に染まり
沈みゆく太陽を見て
何を思うのか

忘れ去られたかのように
壁に立て掛けられた様子が
どこか寂しげに見え ....
あなたは一輪の花をもってわたしのもとへとあらわれました

あなたは一輪の花をもってわたしに別れを告げました

わたしはまた新しい花瓶にその二輪の花を共に活けるでしょう

そして同じように水 ....
今日はあなたが生まれた日
一年に一度訪れる、特別な日
今日という日は
あなたがこの世界に来た
人生のはじめの一歩を刻んだ日

今日、あなたはこの世界を
ぐるりとひと回りしてきた
もう何 ....
小さい時大好きなホワイトチョコレート
テレビのCMでやっていた。
それを食べると感動していた。
それが夢でありませんようにと

ところがある時から
チョコレートを見たくなくなった。
押入 ....
150多面体の黒い水晶体の内部で鋭角的に飛び跳ねている
鼓動の輝きの虹色を錯乱とは呼びたくない
電気仕掛けの精巧な弓と電子制御の精密な槍を携えて
現代の現在 
再発掘された土着的神経伝達組織の ....
ああこれはピスタチオの匂い
君が僕の唇に触れた指先
僕はたゆたう 海月のようにたゆたう
窓越しの月もまどろんでゆれる

悲しいことはすべてなかったことにして
手拍子に合わせてわらったりおど ....
菜の畑 蜂の羽音も 気に留めず 蜜の時間を 君と味わう


      想い出のマザー牧場
ゆっくり
隙間をぬって
全てが満ちる
瞬く間に
全てが弾けて
波紋だけが
静かに漂う

丁度いいから
笑っただけ
指を差して
眼を開けて
口を広げて
全てが丁度良かった

 ....
声 その声を聞きたくて
今教わったばかりの番号をダイヤルする

そして 櫛を入れた洗い髪のように
柔らかな声がぼくの元に届いた

話すべき言葉なんて
用意していなかったので

ぼくは ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はつ恋- はるな短歌710-3-21
見えないリズム- 信天翁自由詩310-3-21
君はどこから何を引っ張ってきたのか- 真島正人自由詩14*10-3-21
水槽- 小川 葉自由詩410-3-21
言葉/物に対する意思/力_-言葉の暴力についてのコメント-l ...- 黒髪散文(批評 ...210-3-21
ぶらり旅- つゆ携帯写真+ ...3*10-3-20
Wanna_Do- 寒雪自由詩110-3-20
ありったけの花束を- 瑠王自由詩9*10-3-20
チョコレート- 乱太郎自由詩8*10-3-20
涙あふれて- 西天 龍自由詩4*10-3-20
春の底- はるな自由詩410-3-20
穏やかな休日を待っている- 瀬崎 虎 ...自由詩4*10-3-19
向こう岸スパゲティー- kawa自由詩310-3-19
優しさ- くろきた自由詩610-3-19
「縄文の犬」について- ぎょうて ...散文(批評 ...110-3-19
aTo- イシダユ ...自由詩1110-3-19
不具合- 佐藤真夏自由詩4*10-3-19
クラリネットは関係ない- 花形新次自由詩3*10-3-19
どうしても_君でなければ- 瀬崎 虎 ...自由詩410-3-18
「名」馬列伝(17)_エイダイクイン- 角田寿星散文(批評 ...4*10-3-18
ソラシドレ- Oz自由詩210-3-18
雨傘- ミツバチ自由詩11*10-3-18
ambivalence- 瑠王携帯写真+ ...4*10-3-18
birthday- kimkim自由詩110-3-17
【チョコレート】チョコレート同盟企画作品- ペポパン ...自由詩5*10-3-17
ゲットー_/_****'99- 小野 一 ...携帯写真+ ...6*10-3-17
窓越しに見えた月も- 瀬崎 虎 ...自由詩510-3-17
YELLOW- ハイドパ ...短歌6*10-3-17
ベル- Oz自由詩210-3-17
電話口- メチター ...自由詩4*10-3-17

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