裁判員も
 考えにゃなるまい
 法廷戦術を

 ひでえ犯人だ
 ひでえ写真を見せられた
 隣りの女の裁判員は
 ハンカチを口に当てた
 本当かな
 けど俺だって
 衝撃と憤激を表 ....
(※今から書くことは、かなり飛躍した考えで、矛盾に満ちている。私自身、今から書くことを本気で考えているわけではない。本気で書いているとしたら、あまりにも宗教じみてもいる。なぜ書いているのかというと、ふ .... ここに参加してから6カ月以上たちました。

当初「ゲイジツって……」という散文でいろいろ現代詩は気味悪いと書き、芸術を標榜するサイトもゲロがクソを批評しているようだと書いたら、OHさんあたりからも ....
{引用=ジャンクフードからドッペルゲンガーまでを
わたしの小さな世界の一員と認めて陳列したストアで
コスモポリタニズムを宣言するの。
エキセントリックな彼を愛する彼がとても好きだから
シャネル ....
流されることのなかった涙は
夜になると人知れず空に抜け出し
宇宙のどこかで
ひとつの星に結晶する

僕らは手を伸ばしても
その涙をぬぐうことが出来なくて

だから
ただ夜の空白をなが ....
白い難民。風。
横たわった老人の靴。埃塗れのテレビ。折れた傘と
マンホールからの臭気。
痛み。
二人組の赤い子供。ナイフ。
蹴り上げられた、少女の小さな悲鳴と、蒼い光。
雲。遠くから聞こえ ....
祈りの詩

遠くへ向かう 船を見送って
僕は一人 海を見ていた
ほんの少しだけ 涙を流した後
紛らわすように 歌を歌ってたんだ

無邪気な祈り 持ててはしゃいでたっけ?
檻 ....
ひどい色をした兎だ
毛の先まで汚れて
僕はそれを抱きかかえ
洗ってやった
「あっ」
と声を上げたのは僕さ
間違えていた
汚れていたわけじゃないんだ
それは最初から
薄汚れた色だった
 ....
 限界なのだ。という声が聞こえた。
 見ると綿雲がぶるぶると震えていた。
 空が震えているわけではない。空を支えるものが震えているのだ。
 いよいよその時が来たのだ。
 私は日々の糧を得るため ....
このあどけない寂しさは
いったい誰が埋めてくれるというんだろう

破滅的な日々は、いつも壮麗だ
月夜が似合うきみは
今夜はどんなダンスを踊るの?
ああ、さわっちゃだめだよ
アロマキャンドルのかおりは
 ....
言葉はひかりより
遅れてやってくるから
たぶんまだ
君は粒子で
かすかな時間差の中に
小さく膨らんだり
縮んだりしているんだろう

空は淡く
まだ少し痛いから
僕は水辺にいて
円 ....
月が
高みから
晧、と呼ぶので

虫が
地中で
コウ、と答える

土の中
一寸ほどの虫たちは
丸くなって眠っている

植物たちは
眠らない

夜は
昼に得たものの始末に ....
きみに同苦したい

こころからそう思う

一万光年の髪を乾かしてからだね

きみがぼくに手紙をくれるのは

プラネタリウムで待っています

ぼくはきみを待っています
せつなくて
封 印
苦しくて
封 印

意識の底の底の底
君をグッと押し込めた

はずなのに…

この道も
あのショップも
この曲も
あのライブハウスも
この雪も
 ....
恋をすると女は美しくなると申しますが
恋をすると男は醜くなるのです
それはそれは醜く浅ましくなるのです
そして男はそんな自分を愛して欲しいと願うのです

貴方が悲しみに暮れている時に涙を拭う ....
飛行機の国内線でバグドグラ空港へ飛びました。ここから乗り合いジープで標高2134メートルに位置するダージリンを目指すことになります。

空港で若いインド人夫妻に声をかけられました。一週間前まで大阪 ....
星の数だけ浮かんだそれぞれ孤独なロダンと
それぞれ頭の中で試されるモダニズム
泣きべそをかいた子供が唯一カギを持つこの城で
誰も知らない自分だけの
誰も知らない自分だけの
宇宙へと旅立ちます ....
星が流れる夜明け前
二人は無口になって
遥かな水平線みつめてた
流星尾を引いて空を行く
永遠を信じてここまで来たけれど
夜明けのファンタジア
教えておくれ
二人の夜はいつ明ける

海 ....
背中を丸めて屈むぼくに

子供が飛び掛り

反対側へ跳んでいく

衝突しそうな予感

ぼくは縮こまり

両の腕でふくらはぎを抱え

ああ この一方的に受動的な恐怖  ....
君の祈りが膨らんで破裂したから、その海の中できっと君の声が淀んで底の方に溜まってるだろうと、君は目を細めていった .... 教えてあげる、秘密の中の秘密

ほんとは、みんな、ひとりぽっちだって

ほんとは、みんなも、ひとりぽっちだって
私のおっぱいは
今じゃ毛むくじゃら
立ってもわからない
メラニンが多い

私のおっぱいは
寄せても上がらない
レロレロされもしない
メラニンだけが多い


  二つつまんで
  ....
空の彼方から落ちてくる色は
僕の上から鮮やかに身をひるがえした

ぐるぐる駆け回っている粒子たちが
君と手を繋いでまっすぐに空へ消える

さかさになった緑色は
地面の中で眠っている蛙たち ....
箱の中の彼女を見つけてしまい


(彼女は彼女の理性の為に生きるだろう)


僕は少し間違えた気がした


(いつも足りない何か)





君が左手ひっぱった日から ....
ライラックの香りが飛び込んできました

車を停めたときには気づきませんでした
4月の夜のことでした

まわりを確認してから枝ごと花を盗みました
それを車のダッシュボードのうえに置きました
 ....
上手く隠したつもりだったのに
見透かされていたと気付いたときの
戸惑いといったら
恥ずかしさで掘った穴にめり込むほどだ

浮かれてハイテンションな足取りで
酔い潰れる寸前のように
誰の言 ....
ヴィクトリア記念堂に行ってきました。当時、インドの皇帝も兼ねていたヴィクトリア女王を記念して造られたもので、純白の大理石を使った美しい建物です。
カルカッタの中心にあり、広大な公園に囲まれていました ....
私の魂というものは 
量りにのせて 
測定することはできません 

たとえば眠りの夢に落ちる時も 
たとえば悲嘆に暮れる日さえも 

私の内的生命は 
一本の透けたアンテナを立て 
 ....
高すぎる温度は猫舌には無理そう
少し飲みやすくなるまで
数分間の画家になってみる

キャラメル色の狭いキャンバスだから
そう大層なものは描けないけど

白いらせん 溶けて
甘いらせん  ....
砂肝一本
獅子唐
銀杏

俺は今日まで
何処に居た?
何処から何処まで
何処を通って
この焼酎の
お湯割の
湯気の向こうに咲く
花の

花のような貴女の笑顔の
記憶を辿 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
裁判員- 藪木二郎自由詩210-1-6
勝利という概念は記号の罠だ_仮説メモ- 結城 森 ...散文(批評 ...3*10-1-6
現代詩フォーラムに参加しての感想- ……とあ ...散文(批評 ...12*10-1-6
解放区- 夏嶋 真 ...自由詩23*10-1-6
宇宙の秘密- 翔多自由詩810-1-6
_#_Grave- 岡崎師自由詩110-1-6
祈りの詩- itukamitanij ...自由詩2*10-1-6
僕の魂は劣化している- 真島正人自由詩6*10-1-6
今にも落ちてきそうな空をみた- 影山影司散文(批評 ...610-1-6
このいたみと、違う王国のきみへ。- 水島芳野携帯写真+ ...210-1-6
鳥の石- 佐野権太自由詩14*10-1-6
晧と呼ぶもの- 小池房枝自由詩310-1-5
ぼくはきみを待っています- 吉岡ペペ ...自由詩310-1-5
封_印- オンガシ自由詩6*10-1-5
恋文- 風見鶏自由詩410-1-5
インド旅行記15(カルカッタ→ダージリン)- チカモチ散文(批評 ...410-1-5
toilet- 瑠王自由詩8*10-1-5
夜明けのファンタジア- 未有花自由詩14*10-1-5
うま跳び- snowworks自由詩310-1-5
星の澱- 水島芳野自由詩110-1-5
教えてあげる- 殿上 童自由詩4*10-1-5
海面に阻まれているブルース- 北村 守 ...自由詩210-1-5
ばいばいニュートン- ジャイコ自由詩410-1-5
題名のない詩- 自由詩5*10-1-4
ライラック通り- 吉岡ペペ ...自由詩310-1-4
修正項目- 自由詩210-1-4
インド旅行記14(カルカッタ)- チカモチ散文(批評 ...310-1-4
魂の器_- 服部 剛自由詩9*10-1-3
休息- 風恋誦自由詩210-1-3
やきとり流儀- ふくだわ ...自由詩410-1-3

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