どん底めがね
自由落下クラッカー
マグニチュードの練習曲
暗闇のクラムボン

ネットにはいろいろなものがあるけど
錆びないこころが欲しいね
ステンレスハート

空より高いプライドを
 ....
ねんねんころりよ ねんねこよ
ぼうやよいこだ ねんねしな

おちおち山のやや猫は
何が悲しゅうて鳴いてやる
腹を空かせてひもじいと
おととが欲しくて鳴いてやる
腹は水ではふくれぬと
お ....
からっぽなんかじゃなく

ただ、シンプルに

日々を、過ごす


またねの約束と

変わらない面影が

今、宝物になるのだ


歩いていこう

道の続く限りは

 ....
夏のあの日に舞い戻り
やり直そうと
君に言った
君の手が白くなるまえに

繋いだ手が雪にふれて
離れてしまう前に
君をぎゅっと
掴んでいたかった

なぜ 笑ってるの
無言の君の写 ....
風が
静かになりました
背骨が曲がったまま
切り取られそうな
刃物を持った風が
止みました


世界では
他愛ないことですが
いまのうちに
背筋を伸ばして、
伸ばして
僕のこ ....
枯れ木の山は

ところどころが日なただった

そこだけ獣の香りがしてそうだった

粗雑だなと思う

そこ以外は青灰色の山肌だった

ぼくは風邪ではないのに

声が日に日に出なく ....
スッピン知ってる俺の時より
帰省の化粧は気合いが入るとか
親戚のおじちゃん、おばちゃんに
「いやぁ〜、アカ抜けたねぇ」と
言われたいためだけに
いつもの百倍厚く塗る

気張って作る西洋料 ....
夏の思い出
台風の帰り道
みんみんを拾いました

踏まれるよりは
木にでも置いてやろうと拾い上げると
意外にもみんみんは力強く暴れて
暴れて飛びついた先が私だったので
服にくっつけたま ....
山之口獏の詩集を買って
毎日お経のように読んで朗読がうまくなったらと
朝夕 勤めている

口がカメレオンのようになってきた
口だけではなく 舌も

もう口からは言葉はなく
ただ ぺろぺ ....
○ 一羽来て日輪背負いカラス鳴く冬枯れの土手に小用足すとき


○ 風となり枯野駆け往く自転車は赤子の瞳に何を残して


○ オルガンを枯野一面響かせて陽は寒風に反比例して


○  ....
ひかりのバルーンに頬ずりされている
ヌードになった庭の柿とモクレンよ
さぞ指先はつめたかろうなぁ
おらの手足が血の意図に反しているように
でも
息を律する背伸びまでしなくていいんだよ
地竜 ....
しまうまと空で遊びたい

ひげもじゃのイカおじさんと海で泳ぎたい



そう念じて

チューブに入ったわさびを握る



わさびはどどんとあふれ出し

手はねとねと ....
でっかい好意のかたまりが心の中にあります。
でもいつまであるのかわからない。

恋人の関係になってコンスタントに会いたいのかといえば、
そういうものではない気もする。
ただ、たまに会って話が ....
アンダーグラウンドで格付けされてちょっといい気分の俺は
阿呆の休日に溶けながら冷めたインスタントの珈琲を飲んでる
晴れのち雨の天気予報はいささか疑わしい感じだったが
カーテンの向 ....
街を歩いていたら日本語が堪能な少年に声をかけられました。うさんくさいなと思いましたが、あまりにも上手なので応じてみることにしました。

どうやら少年、日本語の勉強をしたいがために日本人に話しかけて ....
満員電車の中で
ちょっとした隙間を使ってポケットから携帯を取り出し
mixiを見た
密かに尊敬している人が日記を更新していた
その中の一言が 満員電車を変えた
「未来は今作るものだ」
電車 ....
静かに進む時間の中で
私たちは
想像もできないほどの驚きや喜び
突き落とされたような悲しみや
苦しみを味わう

正確に共感できない人の言葉に落ち込み
時に励まされる


私にできる ....
空から腐葉土の香りがした

僕らはなんて孤独なのだろう

空を見つめている

ひとのこころは遠すぎて

僕らはいつもとり残されている

同苦したくてありったけの

こころをかき ....
誰かが歌っていた
幸せの後ろを別れがいつもついてくると
好きな人と居る毎日は
別れる理由を探す毎日で
別れなくてもいい言い訳を探す毎日だった

家が建ち、間もなく名字が変わる
やっと見つ ....
なめらかで でこぼこした白いチョコレート
クリスマスの朝に
君のために歌おう
何千キロ先のどんな場所
数百のことばがある国よりも
君と過ごした空間の方がインスピレーションに良いねと
分かっ ....
蠢くものでありたい
食い尽くすものでありたい
這うものでありたい
啄ばまれるものでありたい
花から花へと飛び交うものでありたい
土や水や植物やコンクリのあらゆる表面を
逆さまにも垂直にも歩 ....
やっと年に一回の
大江戸花火大会が
はじまった
花が咲き乱れきった後
最後の一発があがった

花火職人の与作は
世間から
つまはじきにされていた
よく肩をふるわせながら
顔を洗って ....
私の握りしめたそれは
どうやら
すべてではなかった
強く握りしめた
それはかけらだった
削られてもおらず
本当は
核でもなく
握りしめたそれは
どうやら
ただのかけらだった

 ....
おひさまは
毎日うまれて
毎日しんでしまう


しんでしまったおひさまは
地球の裏側を
じつは照らしていることを
わたしたちは
ちゃんと知っている


しんでしまったひとさまも ....
それは何かの予言のようで
空の七割は雲に覆われていて
甘く温かいホットミルクに
頑なな心まで溶けて

買い置きしておいたバナナは
黒い斑点だらけになり
みずみずしさを失い
しおれていた ....
ほんとは構ってほしいのに
心の中の絶対防衛ラインは
だれにも破られない自信がある

そんなくだらない虚栄心で
ハリボテを作っては
弾けないギターを弾いて
静かな気持ちになろうとする

 ....
世界遺産に登録されているタージ・マハル廟、アーグラ城塞があることで知られるアーグラー。この都市はオートリキシャーの運転手サムの案内のもとで観光しました。

まず訪れたのがタージ・マハル。ムガル帝国 ....
こんな日もあるのだろう
まるで予定項のような
あるいは脱穀されたあとの麦のような
果てしなく無力な一日

刻み込まれたものを嫌うようにして食卓の
海老の殻をむいているとひとりでに
涙が溢 ....
ここから先は
明かりを消してください
この洞窟の中に
外の光は危険なんです
進む方向に困ったら
薄い青い模様が 
より目に浮かぶ方に
歩いてください
そうすれば
そこにたどり着きます ....
のぼせたわけじゃないんだよ

つい沸かしすぎた湯が
総毛立って縮こまる私を
ひとときたりと忘れぬよう
きつく抱いて締め上げるから
ほんの少し恥ずかしかっただけ

少女の頃に見たきり ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9966)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ステンレスハート- 海里自由詩3*09-12-28
猫三昧- 古月自由詩2*09-12-28
明日- as自由詩209-12-28
光り- 朧月自由詩509-12-28
- 銀猫自由詩11*09-12-28
枯れ木の山- 吉岡ペペ ...自由詩309-12-28
田舎モンの厚塗り- 西天 龍自由詩4+09-12-28
緑のみんみん- 海里自由詩5*09-12-27
カメレオン- 八男(は ...自由詩109-12-27
冬枯れ- 都志雄短歌4*09-12-27
色(しき)は匂はず- 信天翁自由詩209-12-27
おどるのじゃ- 八男(は ...自由詩109-12-27
ラブレター- チカモチ自由詩209-12-27
どんな理由をつけたってやってることはたいていお見送りなのだ- ホロウ・ ...自由詩1*09-12-27
インド旅行記9(バラナシ)- チカモチ散文(批評 ...409-12-27
満員電車と未来- 新守山ダ ...自由詩109-12-27
友へ- 舞狐自由詩209-12-27
僕らは空を見つめている- 吉岡ペペ ...自由詩709-12-27
理由- KEIK ...自由詩109-12-27
クリスマスの朝に- JTO自由詩5*09-12-25
蟲詩- 海里自由詩509-12-25
アスレチック・ベイビー- りょう自由詩4*09-12-25
握りしめた森に- なまねこ自由詩209-12-25
おひさまひとさま- 小原あき自由詩9*09-12-24
傷だらけ- within自由詩14*09-12-24
ハリボテ- 葛西曹達自由詩109-12-24
インド旅行記6(アーグラー)- チカモチ散文(批評 ...409-12-24
ぶぅぅぅん- 真島正人自由詩6*09-12-24
朝をゆさぶる男- りょう自由詩4*09-12-23
長風呂- ゆえづ自由詩409-12-23

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