私達の人生は全くの0か有り余るほどの100で表されるものじゃない。
ちょっと悲しくてだけど殆どは楽しい。
少し苛立たしいけどさほど苦しくはない。
少し寂しくてあらかたは嬉しい。
そんな繰り返し ....
眠れぬ夜
眠られぬ夜

コンビニ行こう
なに食べよう

月は遠く
君も遠く

むしゃむしゃむしゃり
むしゃむしゃり

眠れぬ夜
眠られぬ夜

風は冷たく
素っ気なく
 ....
やたら集うな

遊ぶときも

働くときも

ツナガリ

キズナ

そこに逃げるな

気の置けない男と

曇りなく愛する女

だけでいい

酒宴に呼ぶな

談笑に ....
いたみますか
こころ
いたみますか
からだ


しんじた
あたたかいものを
おもいだして
せつなの
やりきれなさを
やらすごす


理解するか
説得するか
いずれにしろ ....
玄米の歯ごたえが かすかな非凡を生む
それでも昼寝をし 覚えていない夢に脳の神経を疑う

春の特番を拾えるものだけ 目を通す
心の表皮だけを滑り 忘れる内容
それでも明かりを灯すテレビ 凡の ....
泣いてるのかよ

なにが悲しいんだよ

取るに足らないことじゃないのかよ

いくらでもあるだろ

そんな話

きっといっときのことなんだから


幸福より永遠が

ぼくに ....
朝の近くで
鳥はそうそう、何ごともなかったように
空の下 奏でている
わやくちゃになった己こころ
沈めたいともがきつつ
ただ座っている
朝が近づく

やっと明ける不安からのかいほう ....
「ねぇ、この本の表紙知らない?」
           
彼女は読み終えた本をわたしに見せる。
その顔にはどうしてないのかわからない、不思議でならないと
いった表情がありありと浮か ....
風も雲もタバコの煙も全て過去にある

はるか後方で私の影にまとわりついている

確かめることはないけれど


過去の恋にときめくは片足立ちのフラミンゴ

檻の外から見ていると老人に肩 ....
窓をあけると風が気持ちいい

晴れてはいないけれど清々しい

鮮やかなコンクリートには

空の模様が映しだされている

どこからか子供の声

くるくる舞っている

駆けだしてい ....
正しさ醜さにくたびれたときひもとくもの
たとえば詩集

靴紐を解いて
靴下を脱いで
握り締めていたものが失われ
冷気にじかに触れ

はだしだ
ぼくははだしだ

裸体 その尊さを噛 ....
二人のホームレスが同じ公園に暮らしていた。一人は家庭の不幸により、暫時行き場所を失った優秀な青年。もう一人は幼い頃からの窃盗の常習犯で長く浮浪生活をしていた。二人は意気投合し、配給される食事を一緒に食 .... 偶然ばったり

柔らかな心がぐにゅり

私とあなたがひとつにぐにゅり

目と目が合い笑みがこぼれて

また心はふたつに弾けて跳ねて

たんとんたたった

たんとんたたった

 ....
やあ、



俺だ、俺だよ

最近は元気でやってるか?



あの頃から

なんにも変わってないよ

津波で沢山人が死んだし

あの頃も

沢山人が死んだしね
 ....
寝ない子がくまちゃんを寝かしつけている よくしゃべる男優がキライ 高校の学食で出ていた安上がり
めんつゆとたまねぎ
しょうがやにんにくをひとかけら
煮たせて
コロッケぐつぐつ
たまごをとじてできあがり
コロッケ丼

幸せを感じる
最後の一口まで夢中 ....
杉の木から 吹き降ろされた雪が
荒れる風に乗り 空気になだれる

開けた戸から数歩
白く 冷たく
散らされる雪と
ふらり 共に立つ

お迎えに参ります 春

背中にかぶさる重さも
 ....
子供の頃から、
僕の掌
逃げたくなった時
両方の瞼において
ぎゅっと 
カラダを嘘のバリアで隠してきました

オトナすぎる今、
僕の掌
キミの頬において
ささやく声をBGMに
そ ....
あぜ道の草刈機の音

遠くに聞こえ 想像する

労働する人の尊い汗のしたたり

うなられた田んぼ そしてその へり

へりの必要美に心奪われる

水がはられた田んぼに思いをはせる
 ....
本当に言いたいことはペライチなのに
本当の気持ちはペライチなのに

好きと言えない

理由をつけて逃げるたび
僕の中に
説明文が積みあがってく

本当に言いたいことは
本当の気持ち ....
うっすら目が開く
窓の外は光で満ちている
部屋の中で春の匂いでいっぱい
蛹が孵化するように起きて
あんまり心地良いので二度寝

お昼過ぎ
町は活気で満ちている
生活の音が聴こえてくる
 ....
桜に出迎えられると
晴れがましい気持ちになる

今日の新入生という
気持ちになる

薄い白は
希望の色か

あおいそらにすけて
今日もわたしはがんばろうとおもう
 文学と社会科学は無縁であるかのように思われがちだし、実際、文学をやっている人間が社会科学に明るいかというと必ずしもそうではない。むしろ、社会のことなんてそれほど興味がない人がたくさん文学をやっている .... 淡色の国を歩けど

 辿り着く里のなし

囀る小鳥の声 
 
 響く朝に

 太陽の子

 かかる影の

  桃色に染まる風の先に

   解けだした あの日のひとり ....
編集でなんとでもなる入社式 はらはらと降り注ぐ花びらの中
おさげ髪をなびかせて
少女は桜並木を駆けて行く

誰に会うために急いでいるのか
息を弾ませながら
少女は桜並木を駆けて行く

君のその澄んだ瞳の奥に
誰 ....
わかりあうことはできない
あなたの心臓とわたしの心臓は
ちがうかたちをしているから

そのことばに
わたしのからだはどんと押され
がけっぷちへとどんどん近づいてゆく
話にならない、とあな ....
あっちにとっちら

こっちにとっちら

あてもないのにとっちらとっちら

お金もないのにとっちらけ

何かに期待して

誰かに出会うつまづきダイビング

ころがるこころが

 ....
安らぎを

承認を

魔法の杖を

こころの通い合いを

ぼくを

うまくゆく全てを

貴方に差し上げたい


なんのために?
(ガリガリ君の)
あなたの孤独に
( ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9966)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ALL_or_NOTHING- 文字綴り ...自由詩1*13-4-8
肥ゆる夜- 三田九郎自由詩213-4-8
孤空- 三田九郎自由詩313-4-8
いたみ- はなもと ...自由詩613-4-8
玄米- 朝焼彩茜 ...自由詩14*13-4-8
ホームシック- 吉岡ペペ ...自由詩313-4-8
朝の近く- 唐草フウ自由詩14*13-4-8
彼と彼女の本棚- 石田とわ散文(批評 ...11*13-4-8
解離- 佐々井自由詩113-4-8
はるのこえ- 灰泥軽茶自由詩6*13-4-7
きぐるみ- 三田九郎自由詩413-4-7
詩想- 葉leaf自由詩413-4-7
ソフトテニスボールのような気持ち- 灰泥軽茶自由詩4*13-4-6
ヒカリ- 佐藤伊織自由詩1*13-4-6
寝ない子がくまちゃんを寝かしつけている- 北大路京 ...自由詩1813-4-6
よくしゃべる男優がキライ- 北大路京 ...自由詩213-4-6
B級しあわせ- 灰泥軽茶自由詩10*13-4-5
ここへ- 砂木自由詩14*13-4-4
僕の掌- 御笠川マ ...自由詩513-4-4
新緑の予感- 小川麻由 ...自由詩5*13-4-4
ペライチ- うみこ自由詩4*13-4-4
どねどね- 灰泥軽茶自由詩4*13-4-4
桜並木- 朧月自由詩713-4-4
社会科学と文学- 葉leaf散文(批評 ...3+*13-4-4
- 山崎 風 ...自由詩113-4-4
編集でなんとでもなる入社式- 北大路京 ...俳句413-4-3
少女は桜並木を- 未有花自由詩15*13-4-3
距離- ロクエヒ ...自由詩213-4-3
とっちらかる- 灰泥軽茶自由詩6*13-4-3
なんのために?- 吉岡ペペ ...自由詩513-4-2

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