これは墓まで持って行く。
そういうひみつがひとつくらいあるのではなかろうか
わたしにはそれがある。
これは墓まで持って行く、と
目をつむり見つめる

ひみつを見つめたあとに
見あげた空は ....
 生栗の皮むきというのをやってみたくて、お勤め品のを買ってきた。
 実家では、「危ないから」とさせてもらえなかったので、どきどきする。
 水で3時間ふやかし、まな板の上でざらざらした尻をちょいと落 ....
ため息の重さで溢れる夜を抱き
わたしよ明日こそ私であれ
静けさ 揺れる
にわかな雨、
光の空から
降り注ぎ

宇宙を回遊する言ノ葉たち
凝集しては散開し
思考の流れをこの界へ
屈曲しながら艶やかに
在る物、在る物、造形する

静けさ  ....
永遠のほうからきみが手をふった


夕暮れは{ルビ灰色=グレー}な憂いにゆれている


きみの言葉が音楽に混ざる春


そらに浮かぶ雲を思い浮かべている
寝返りを打てば
星が消えるような夜

邪魔者になって
夢の中から
光を奪ってやる

暗い部屋には
悪いことばかり
襲ってくる気がして

枕ひとつでは
身体を守れずに

腕を ....
街を越えて
町を越えて
村に辿り着く

山間の静かな場所
湖があり広い心になる

都会の渦に巻き込まれ
狭い心になっても
故郷に戻れば楽になる

都会を離れて村に戻る
全身が喜 ....
幼さ
若さ

無鉄砲
向こう見ず


傷痕
教訓
 昨日あたりから隠れる支度始める

 無花果の木の下で待つ

 家族の一部の興味は引く家

 敗者の行列踏切渡っている

 一輪の花地球の裏で咲き
女のお尻は男よりも丸い
僕に耐えられぬ、痛みをも知るひとよ
あのなかにはもしや
青い小さな惑星が回っているやもしれぬ
 昨今飲めないタブレット増える

 何かと大きく臭くて不便そうな紅い花

 都落ちの達人と呼ばれ

 落ち着いても水が飲めず

 窮して尚道草が恋しい
最近というよりも今日はとても寒かった。風に吹かれていると、忘れていくことは危険なことだと、いつの間にか思っていたりする。でも、人は友人も、家族のことも、読んだ本のことも忘れていくのはなぜだろう。そうで .... 通信が途絶えた時の液晶の色より外の夜は明るい さよならが
折り目のない小説みたいに
積み重なっていく

その時はきっと
少しの哀しみで
瞳の色と同じくらい
光を受け取れるから

前を向けるように
全てを忘れるわけじゃない

 ....
その日々が日にちのなかに埋まってる


人類か類人猿か親類か


それぞれの青 誤差の中に生きてる


眼球がカメラのように君を見る


田螺とか螺子の匂いがちょっと好き
思考が蠢く
蟻塚に居るかのよう
思考は生きて息していて

感覚を楽しませるために!生きている
感覚を楽しませるために!生きている
そして抜け落ち墜落していく
そして抜け落ち墜落していく
 ....
その海は静止していて動いてるように見えるのは錯覚だった。



階段の裏側でまた目を瞑りだれかの青い落書きになる。



愛にあふれた優しさでわたしの{ルビ瞳=め}にあふれる涙がありふ ....
飛行機の喧しい音耳痛い決まった時間日常揺らす

柔らかいステーキだけど食べ応えあると感想述べる常連

行き先も決めずに外の世界へと殻を破った世界は光

音楽が誰かの背中押している生きる勇気 ....
吊革につかまる
リュックを背負った妄想の列

モノクロフイルムの
買い出し列車
一応に皆、リュックを背負い
何があってもリュックを手放さない
網棚には何も無い
大したものが入ってい ....
その結露がわたしのバス停だった


生きていることは光を伴った


ちょっとした空洞にいる目をとじる


足裏にいつかの雲が乗っている
雨が降っている。奇麗な雨が。
大人はみんな砂遊びをするべきなんだ。
ルールなんて無い。
森がさわさわ鳴っていて、
空虚な丸を両手に掴んで、
いつか砂底に現れるドアを、みんな夢見てて。

 ....
※ほぼ感想文です。

どうも、私は彼のとても薄い教え子の一人のようです。
 明治大学法学部の一般教養課程の「国語」で彼に教わっていたようです。
 それも一年生の時で一、二回しか授業を受けていま ....
きみの笑顔が欲しくて
生きてきたのかもしれない
きみの苦しみは あたしの外側にある
その時が流れ去るのを待っているしかない


いくら寄り添ってもたどりつけない
深い井戸の底から見上 ....
目的を失くしたように
ただ帰りの道しか
歩いていない

瞳の色が
乾かなくて
さよならはいつでも
濡れた頬に
似合う指を探す

ここにはもう届かない
確かな答えに
リボンを掛け ....
手を合わし目をつむり
「みなさま
 今日も一日 ありがとうございました
 今日もこうしてお休みできます
 ありがとうございます
 みなさま
 お休みなさい またね」
と夜の布団の中で声を ....
一列目の私は
前を向いているのに
人に触れると
改行ばかりして
道を外れてしまう

これが文字なら
私は手紙を書くことが
出来ないだろう

最後に名前を
残すのが夢なのに

 ....
この胸から一枚の
夏の風景をとりだしてひろげよう
青い湖 まわりは緑の森
そのむこうになだらかな丘々
湖には小さな桟橋 つながれている幾叟かの小舟
ほとりに小さく白い館

そこで僕らは
 ....
背後には誰もいない
開け放した窓から雨が降りそそいだ
部屋には部屋がなかった
区切りのない家に不可視の声ばかりこだましている
迷宮ですらない
音楽を挿れたら違う生き物になる
誰も別人でなか ....
今日もまた多くの感染者が出た
でもそれ以上にたくさんの
手を洗う人がいる
マスクをつける人がいる
人混みを避ける人がいる
報道はされない
数の把握もできない
ありがとう
きょうもまた無 ....
下書きは上書き保存するたびに上へ上へと上がっていった


ニコ動の「弾幕綺麗」ってコメントもアイラブユーの意訳かもしれん


脳が2つあれば眠りながら飯を食うことだってできると思う

 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
どこかのここ- こしごえ自由詩7*21-9-6
生栗- 46U散文(批評 ...421-9-4
- はるな短歌221-9-4
造形流- ひだかた ...自由詩521-9-3
川沿いの桜- 水宮うみ川柳2*21-9-3
夜明け- ミナト ...自由詩121-9-3
山間の村- 夏川ゆう自由詩321-9-3
成熟- ヨロシク自由詩121-9-3
自由律俳句「食べられる退屈」(94)- 遊羽俳句221-9-3
ある夜のメルヘン- 服部 剛自由詩721-9-3
自由律俳句「食べられる退屈」(93)- 遊羽俳句321-9-2
秋風に吹かれて- 番田 散文(批評 ...221-9-2
_- いる短歌221-9-1
いつか- ミナト ...自由詩121-9-1
青色- 水宮うみ川柳2*21-9-1
トビラ- ひだかた ...自由詩521-8-31
表情- 水宮うみ短歌8*21-8-31
ステーキ- 夏川ゆう短歌321-8-31
朝の列車- ……とあ ...自由詩7*21-8-31
あるひかり- 水宮うみ川柳3*21-8-30
世界が歌であったなら- 由比良 ...自由詩121-8-30
大岡信の評伝について- ……とあ ...散文(批評 ...221-8-30
避暑地の恋- 藤原絵理 ...自由詩321-8-29
alone- ミナト ...自由詩121-8-29
お礼- こしごえ自由詩8*21-8-29
- ミナト ...自由詩221-8-29
夏の風景- 塔野夏子自由詩14*21-8-29
壁のない家- 凪目自由詩221-8-29
手を洗う人- 木屋 亞 ...自由詩1*21-8-28
エレベーターの移動- 水宮うみ短歌2*21-8-28

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