今日は 10回言おう
さみしいって

さみしい
さみしい
さみしい

言えてるうちは
大丈夫
哀しみは
まだ
そんなに近くにはいない

私には
あなたがいる
私が
さみ ....
タマンキは
転職を考えられていた
「救世主とかジャーパの王とか
もう飽きちゃったんだよね」
弟子のデューダにそう話されながら
ネットの転職サイトに
登録しようとされていた
「希望職種は? ....
タバコの箱くらいのおおきさの
チョコレートの箱に
金魚の絵が描いてあって
その金魚は箱をぱしぱしとたたくと
絵のなかの水のなかで
ぱしゃぱしゃと跳ねるのです

面白がってぱしぱしぱしと
 ....
 その使命は知らないだろう
風と光に甘えながら柿の小枝で
休みなく首を傾げ続けている子雀たち
ニンゲンを脅すように無闇とわめく
グロテスクなハシブトガラス
ときには思ひついたように唸りだす
 ....
断片を思い出しては吐息が悲鳴を上げる
痛みの記憶ばかりが鮮やかに焼き付いて
彼岸花に託せば常世に流してくれるだろうか
けれどかなしみで形作られた私もまた消えるだろう

つまりあなたが愛してい ....
形の無いものから逃れようと、必死に奔るうちに
地平線は、もう、どこにも、見えなくなってしまう。
「待機せよ」と、ひとりの純白の少女が起ち上がり祈るが、
またふたたび、真理が降ることは、ないのだ。 ....
悲しみの深さは
ずっと後になって
分かるもの
今は感情の欠片すら
なくなった
空っぽの胸に
風に似た風が吹き抜けるだけ

もし風に表情があるのなら

微笑んだように見えたのは
あ ....
僕の声が届かない 
力の限りに叫んでいるのに 
まるで君との間に見えない壁があるようだ 
僕の声が届かない


ただそこに居ること 
居続けること 
走り出したい衝動を必死に抑え込む  ....
陰口をわざわざ伝えに来る女の肌が荒れている  上手く折れない
 紙飛行機が
 放り込んだ屑籠の
 縁から顔を覗かせている

 拾い上げて
 半開きの窓に向けて
 今一度、飛ばしてみるが

 盲の鳥のように
 あさっての方向へ ....
なあ、うさぎ
おれが罪を犯したら
おれの愛したものたちも
みんな
燃やされゆくのかな

なあ、うさぎ
あいつの作った歌は
もうショップには並ばない
おれはあいつを知らないし
だが
 ....
イエスってのはそこのアパートのマリアって女のガキだ







自閉症でいじめられてる系の



 ....
ジンジャエールの泡を見ていると、汚れがはじけて水に溶けていくような気がして、ほっとするんだ。メロンソーダも飲みたいね。これからの季節には。炭酸水のような軽やかさが、こころにもほしいよ。こんなに重たくな .... そうそう
ずっと言いたかったんですけど
私もう28歳なんですよ。
30歳まであと2年を切って、
色々と曲がり角を越えてきたんです。

色々な葛藤や誘惑や自分を傷付ける全ての人や
とりとめ ....
朝露に濡れた薔薇のつぼみよ

蕾の持つ美しさ

それは未来(あした)という一瞬の輝き

過去(きのう)は蓄積され

そして、沈澱してゆく

現在(いま)は消費され

過去の薄っ ....
      おれのねこぜに住みついたもの
    それは無能のうろこと無力のかけら
                 そして
     おれの筋(すじ)に貼りついたもの
       それが悔 ....
しかめっ面だった

あなたが笑った5月


病室はただ白くて


昔の田んぼを思い出してた


写真たての家族を

あなたは今どれだけ覚えてますか


電気消せ

 ....
お母さんに会いたい。

風邪を引くと、
かさついた手で私の背中を一晩中さすってくれた
お母さんに会いたい。
太陽の眩しさの中で両手を広げ、
一心不乱に走っていく私を捕まえてくれた
お母さ ....
たっぷり食べてぐっすり眠ろう。

簡単なことのようで、
それがとっても難しいのだけれど。

わくわくすることをしたい。
何事にも振り回されずに生きたい。
たとえ振り回されても、
しなっ ....
ファールフライ落としたキャッチャーがロン毛 曇った朝
「力、出すことだけ考えや」
車を降りる息子に声をかけた
「うんうん」
曖昧に頷きながら改札に消えた

重い病気で
1年を棒に振った彼は、ある日
「フリーター」、と自嘲して泣い ....
予定通りツッコまず下を向いた あなたに見えている
わたしがすべてです

なんて

言えたら
こんなに苦しくはないのに
病棟の面談室で
並んで座った僕と君は
三五年前と同じで
とりとめもないことを話す

天井は低く殺風景な面談室
飾るものは作者不詳の風景画
部屋の隅のテーブルでは
患者を囲んだ四人がひそ ....
塀のそばをとぼとぼ歩く
五月のゆくえはただ次の季節を目指し
露を散らしたばらを放つように咲かせている
人はいない 付き添いの影だけで
影と影が二人で歩いているのか
葉陰の路地になにかが焼けた ....
気づいたら独りだった

あふれる思いは溶けあって
言葉なんていらなかったはずの僕らが
いつの間にか言葉を失っていた
思いは何処へ

澄ました顔でルージュをひく
君はきっとまだ気づいてい ....
ずっと思っていた
もし私に子ができたら
母のようにはしない

夢と希望を押しつけて
思い通りにならないと
はっきりと落胆の色を浮かべ
幼子にいつも顔色を窺わせるような
そしてあっけらか ....
ひなげし食べたら鳥になる、とは語呂合わせた比ゆ的な表現だと感じながら、ひなげしはどんな花かも知らずに書いたが、
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=67187 ....
もうすぐ私の誕生日になりますが
もう 幼いときのように
物をねだったりはしません

何も要りません

私は

生活に苦労していません

それは

あなた方二人が

私を生か ....
春は逝きじんわり熱いアスファルト飛び散るこころ集め汗かく
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あなたに甘えているんだと思う- umineko自由詩9*14-6-1
アソコ伝____シーズン3- 花形新次自由詩114-5-30
うたかた- 砦希自由詩13*14-5-30
グレーの黙示_五- 信天翁自由詩214-5-30
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ある古代詩のソネット- ハァモニ ...自由詩6*14-5-23
マイセックスライフ- 花形新次自由詩814-5-23
LOVE_&_HATE- 文字綴り ...自由詩114-5-23
陰口をわざわざ伝えに来る女の肌が荒れている- 北大路京 ...自由詩814-5-23
飛べない翼- まーつん自由詩23*14-5-22
うさぎライト- umineko自由詩20*14-5-22
イエスはマリアの子- TAT自由詩2*14-5-21
ラムネになった女の子- ユッカ自由詩314-5-20
枯渇ということについて- 砦希自由詩114-5-20
つぼみ- ……とあ ...自由詩17*14-5-20
錆ついた風見鶏_四- 信天翁自由詩314-5-17
しかめっ面- しんおん ...自由詩3*14-5-17
会いたい- ららばい自由詩10*14-5-15
わかってる- ららばい自由詩7*14-5-15
ファールフライ落としたキャッチャーがロン毛- 北大路京 ...自由詩314-5-14
試験- 山部 佳自由詩814-5-14
予定通りツッコまず下を向いた- 北大路京 ...自由詩214-5-13
- はなもと ...自由詩414-5-12
面談室- ……とあ ...自由詩20*14-5-12
路地にて- 春日線香自由詩314-5-12
孤独- 森川美咲自由詩3*14-5-11
母の日に- 森川美咲自由詩9*14-5-11
ひなげし- あおば散文(批評 ...7*14-5-10
私を誉めてください- 無花果自由詩8*14-5-8
五月- 塩崎みあ ...短歌2*14-5-8

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