絶対
とか
永遠
とかいう
言葉は苦手だったけど
ずっと
って言われると
うれしくて
ずっとずっと
続くんだって思ってた

ずっと
って
終わっちゃうんだね
知らなかっ ....
ワン、ツー、スリー
君と踊る
ワン、ツー、スリー
あなたと
ワン、ツー、スリー
私と

漏れ出る言葉は爽やかで
響く心は心地が良い
穏やかな目と
軽やかな声色

あなたたちが受 ....
毎年その色を変える紫陽花に、
かたつむりは言いました。

「きみは色々と人を楽しませるし、
すてきだね。うらやましいよ」

少し口先をとがらせて。

紫陽花が言います、
「あなたは立 ....
私は虹が嫌い 混ぜると灰の色になるから
どっと降った雨のあと 照りつける太陽

水たまりを避けて歩く人々
ぱちゃぱちゃと遊ぶ子供達

反射する青色の空
さっきまでの大雨が嘘のように
憎 ....
 映画を観てのことばは
 批評や感想ではなく
 あくまで実作において
 綴らなければならない

 実作すなわち脚本、そこに
 書くことの時間全てを当てよう
 カタルシスの意味において
 ....
とてもはずかしい過去が
前触れもなく頭のなかに広がって
それはたいてい
取るに足りないできごとで
でも忘れられない理由を
ほんとは知っている

とても大事な思い出に
溺れないためだ
 ....
汗が凍ったとしたら
その人は
異常な暑がりと言えるのではないか?

(解説)
汗が凍るぐらいの極寒で
汗をかくのだから
めっちゃ暑がりだと考えられるのでは?
と言うことです

私が ....
〝おれは頭はいいが狩りは苦手なんだ〟
ジェンマは呟いた
〝誰にだって得手不得手があるってもんさ〟

同じ年に生まれた若い狐たちからは
「下手くそジャンマ」
「まだ一度もうさぎを捕まえたこと ....
夕方の地下鉄
小学生を連れた母親
吊り革にぶら下がろうとする悪がき
それを止める自称かぁさん

ボリュームのつまみの無い小悪魔どもは
あっちへ行ったりこっちへ行ったり
結局、母親もスマホ ....
戸棚の奥からでてきた何のものだかわからない古いリモコン
我が家ではときどきあるのだこういうことが
ためしにあちこち押してみる

わずかな振動が空気を震わせて
とつぜん世界が半壊
するわ ....
大上段に構えたって
器が器なんだから
大したこと出来ないのは
分かってる
等身大の自分を
表現するしかないのよ

と言って
自分探しの旅に出たまま
行方知れずの
自称吟遊詩人
寝 ....
また遅刻だ

鏡のうえに粉をのせて

その白い塊を太いストローで吸った

用心棒が入って来た

カウボーイハットの用心棒だ

あたしはふたりの会話に挟まれてラリっていた

ジッ ....
 
元気を出せ

朝起きて無気力感に悩まされ熱中症になったのかと妻

わが心励まさむとはペンをとり心を強いてかく歌をつくらむ

往年は心の糧の本かかえ旅の友とし喜びつ行く

使徒パ ....
上司といういきものは
おそらく有袋類らしく
どこか体の内側に
たくさんものを隠せるようだ
頭の先から爪先までの
ながいながい煙草とか
ちょっと一本、と出掛けていって
ずっと帰ってこないよ ....
バレンタインにもらった砂利みたいな
チョコレートうれしくってポケットに
突っ込んだ手で握りしめてもぜんぜん
溶けなくってへんだな一粒口に入れて
みたらこれっぽちも甘くないってやつ
ぼくの片思 ....
 
朝の支度

朝、妻の出発
いつものように
伝道に
ネッカチィーフを選んで
あげた
「がんばってね」いつも声を
かける
「うん」と答えて
紫桃色の車に
出かけてゆく
人が奥歯を噛み締める時はどういう時だろう。
何か重いものを持つ時とか、野球でバットを振る時とか、一瞬に自分のありたけの力を込める時とか。
もしくは、口に出来ないような怒りに対して耐えるほかない時と ....
 
 
暗がりの街に、雪がちらついていた。
 
凍りつく大気、その向こうに雲
 
際は銀色に縁どられて
 
放射される天使の梯子
 
電線が揺れて、僕らはマリオネット
 ....
もし今死の宣告をされたなら
黙ってひとりにしてほしい
誰かがなにかを言ってくれても
私のこころに届かない

死の宣告をされたなら
あなたと私は違う場所
だから声も届かない

それ ....
 
 
雨が降ってきた
それに加えて午後からは
槍まで降ってきた

雨が降ろうが
槍が降ろうが
必ず行くよ
と言っていた友人は
終に来ることはなかった

窓を開けると
代わり ....
あなたの深い悲しみは
溝の奥の方に
入り込んでしまって
私の手では届かない
それでも強引に取り出そうとしたら
きっと壊れてしまうでしょう

そういう時は
塩を振り掛けるのです
昔から ....
幾重もの自己が折り重なる
形のない「私」の輪郭から
おろす瞼と塞いだ耳の感覚
閉ざされた世界で生まれる
殻が丁寧に剥がされてゆく
張った膜の内側で目覚めた
足りない酸素と視界の中で

 ....
写真になった父が 昔よりよく喋るようになった
弘法大師ゆかりの寺で ボロボロのジャンバーに
白髪を風に舞わせながら 少し笑ってピースなんかして
誰もいなくなる家を前に大丈夫、だというふうに ....
――風よ 

木の葉をさざめかせ
やさしく掻き乱し

花房にそっと触れ
散り際へと誘う

子猫の背を撫でるよう
湖の面を煌めき立たせ 

風 おお風よ!

おまえが気まぐれに ....
革命家の雄たけびが群衆を動かし世を変革させるように
音楽家が奏でる音で聴衆を静まらせ割れんばかりの拍手をさらうように
宗教家が祈りと自他不二の行動で圧倒的弱者に笑顔を与えるように
芸術家の魂が創 ....
キミの笑顔が見れた日は、

見上げた空が曇っていても、降り注ぐ無数の滴が

宝石のように弾けるのを見て

街全体が、打楽器のようにリズムを奏で

耳を澄ませば、そこにもJAZZが流れて ....
 
 
人が何かを信じるときは
 
その根拠を探して、探して
 
そうして見つけたその根拠こそが
 
その総てだと思う。
 
いや・・・思うというよりは、思いたいものだから ....
夜に耐え

夜に泣き

それでも朝を迎える

おはよう

いつかは覚めるものさ

眠れずとも

必ず朝は来る
女というのは
いてもいなくても
苦になるものだ

かつて俺は思っていた

女にはたぶん
心はあっても
精神なんてないんじゃないか

なかば本気で思ってもいた

むかしむかし ....
きっちがぁいに見えたとしたって

「あっ、普通です。」

って冷静に批判したい

理性で丸め込まれてしまうような
余ったれた感情の降伏点を衝動などと呼ぶのは
いい加減に終わりにしてみた ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ずっと- アンテ自由詩215-6-22
ワルツを- opus自由詩115-6-22
傘のいらないお話- もり自由詩2*15-6-22
七色のプリズム- じまさん自由詩315-6-19
荒野に針路を取れ- 平瀬たか ...自由詩2*15-6-19
記念日- アンテ自由詩4*15-6-19
寒波を望む- 花形新次自由詩115-6-18
『聖母ジェンマ』__卵から始まるはな詩②- ただのみ ...自由詩22*15-6-17
地下鉄に乗って- ……とあ ...自由詩8+*15-6-17
リモートコントロール- 梅昆布茶自由詩2015-6-17
自分を見うし、なう!- 花形新次自由詩115-6-15
また遅刻だ- 吉岡ペペ ...自由詩315-6-15
_元気を出せ- 生田 稔短歌215-6-15
上司といういきもの- フユナ自由詩6+*15-6-15
石ころを、たべる/即興ゴルコンダ(仮)投稿.45- こうだた ...自由詩6*15-6-12
__朝の支度- 生田 稔自由詩2*15-6-12
夜更けの紙相撲・6月4日むしば予防ディ- そらの珊 ...散文(批評 ...10*15-6-11
「世界に満ち溢れるもの」- 元親 ミ ...自由詩515-6-11
若い自分へ- つよし自由詩115-6-10
約束- たもつ自由詩2115-6-10
深い悲しみ- 花形新次自由詩215-6-10
- アリス自由詩315-6-10
写真- 為平 澪自由詩715-6-10
風と共に念ず- ただのみ ...自由詩15*15-6-10
詩人の赤- 秋也自由詩415-6-10
JAZZが流れていたりした。- 元親 ミ ...自由詩315-6-9
*****_祈り_*****- 元親 ミ ...自由詩3*15-6-9
グッドモーニングヒーロー- 秋也自由詩115-6-8
女についての若干の考察- 浩一自由詩2*15-6-5
まだまだあおいよおめぇさん- 楽歌自由詩3*15-6-4

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