AtoZ 氏に賛成の点と反対の点+問題にされてる詩についての雑感/藪木二郎
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- AtoZ 
藪木二郎 さま
わたしの投稿をとりあげてわざわざ散文としてご意見を書いてくださりありがとうございます。

まさに「並列問題」ですね。「いったいどうなってんだ、これは?」という不審にとらわれたのは事実ですね。

「セクハラ」も「酔っ払い」も「ホームレス」も人間のある状態です。生まれつきそういう人種はいない。
しかし「セクハラ」と「酔っ払い」はある生理的な行為、ある種の欲望の発散、発露の状態であるに比して、
「ホームレス」というのはもっと間口が広くて社会的政治的な因子をもつ生活的な破滅の状態を指し示す。
どうしてそれが前者の「欲望や生理の発散の状態」と一緒に並べられなきゃならないのか。
いったいこの詩の書き手はなにを考えているんだ。
そういう疑問と、そういう「並列」の仕方に疑問や不審を抱かない読者(あなたのいう「ポイントを入れた人たち」)
にも疑問と不審を感じたわけです。

わたしがことさらホームレスの描写について関心をもったのは
最近の世相があまりにも
異常な方向に向かっていると感じたからでして、テレビや新聞、週刊誌(それに寄稿する思想家、大学教授)などが
ホームレスに対する偏見を平気でばらまき、それを大衆が無自覚に信じ洗脳されていると危惧するからです。
阿久根市長のような存在が出現するのもそういった偏見の流布が原因だと思っております。
だから詩の書き手はよほど注意してほしい。あまりにも政治的社会的な視点が貧弱というより
ほとんど皆無といってもいいような惨憺たるありさま。
そうおもってあえてあのような散文を投稿したのですが、あなたの感想を読んで
いろいろ感ずるところはありました。
今後の動きの参考にします。




---2010/04/05 06:45追記---

---2010/04/05 06:46追記---
- 鵜飼千代子 
- 砂木 

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