■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ....
六月の朝に好きな人に会う。

新しいときの創造は過去を手放すことなのに、音をたてて崩れる国のまえで、いまは少しも淋しくなれない。

ほんの小さな単語たちにも特権は与えられる。神は完全な意味で公 ....
あの頃よりも綺麗になった君を
呼び止められなかった右手

苦し紛れの甘い褒め言葉に
不覚にも照れてしまった右手

掴み損ねた夢みたいなものを
慌てて誤魔化そうとした右手

振り返 ....
もういくつ寝る
もういくつ起きる
あとなんどほほえみ
あとなんど涙こぼるる
とりたてて
言うこともない一日も
にどと来ない一日
ひさかたぶりのふるさとの
整備された寂しい通り
ときは ....
なんだろう
死の予感だ
俺には
いつもそれがある
血を吹いて
嵐のように
くず折れて
紙のように


我身にぶちまける
観念的なファシズム
軋む、軋む
軋む脳細胞
 ....
書き散らかした
言葉のきれはしを集めて
布団にしていたけれど
とうとう
足の踏み場もないほどになってしまったので
優しく重ねて
クリップで留めておく

クリップが
あなたの詩集だよ、 ....
ひどいところもすきですというか
ひどいところがすきですという
年賀メールを
おくって
たとえば
すごい
ふきげんそうな
かおをして
たにんをほめているところとか
はなしかけると
か ....
耳が三角なだけで かわいい
縁あって飼い猫も 道端でひょっこり見つめる猫も

一方的な私の挨拶に 光速凝視永遠のシカトでも かわいい

 時にトラなる事もあるけれど かわいい
 内出血の私 ....
軍手の布地が手の水分を奪う

支給品は きゅと引けば地肌が見える粗悪品

レースの手袋じゃあ無いんだから

指紋の汚れを爪で掻き出そうとしても これは染み付いた汚れだ


あかぎれの ....
あの歌が気軽に歌われていたころ
あの歌のことはみんなが
わかっていた
あの歌が
気軽に歌われていたころ
あの歌は
線路の上で寝そべったって平気だった
あの歌は
いくらお酒を飲んでも
 ....
真昼の目覚め
白い光が降ってくる
氷りつく冬の正午
透き通るガラス窓の向こうに
陽が覗く
全てがかえる
  (卵から)
私 − いや、独りで
(たち)
ゆっくりと生えてくる
伸びて ....
無量無辺のこのことを
寄る辺なき時代の卵白が包んでいる

さかさまつげを背にして眠る
わたしたちの
やさしい負けはいつの日も決まっていて
いつか必ず
だれの目にもとまらない場所で
 ....
大学時代、サークルや下宿やバイト先など、様々なところでトラブルを起こし、神経衰弱になって実家に帰ってきたことがあった。私は、冷帯に生えたヤシの木のように、自らの組成と環境との調和を図ることに失敗した。 .... 充填された
ミルクのような霧の中で問う

片付かない問題を抱えて
森の中

足を浸した水の中に
見たことのない生き物が棲んでいる

勢い込んで走る特急列車に
その側面にこの身を添わ ....
私がこうして何かを書けば

あなたは“それ”を読んでくれる。



きっと、そんなに面白くもない

たぶん、どちらかっていうとつまんない

口語体が多い“それ”を

いつか ....
ベッドの縁で夜は明けた

琴線は頭蓋骨の中に

そしてそこかしこに

この身が果てなければ

与えられる今日を知る

いまだにそちらを選べない

あきれるような本能からか

 ....
背中のチャックおろして羊毛ふとんにもぐりこむ

きのいい羊たちに手まねきされたら

なつのチョコレートのように眠っているきみが、ともだち。
(S(HE)) (創傷/創唱)

ことばが砂のようにサラサラ
つぶの気泡になって
おちてくるね
でも痛くない

痛いときはどうぞ
万能なぼうしをどうぞ
きずまみれにしないでね
いつかとけてゆくけれ ....
日本語と言う言語のすごさを私は
知りつつある。
まぁ 自分の命が絶えれば 私の中の思想は
また 誰かに純粋には伝わらないのは
百も承知であっても
その悲しみにきっと打ち勝ってくれるだけの力を ....
きめた いまきめた

私は私の絵をひたむきにしんじるよ
キルケゴールみたいに情熱的に

これはもう今夜から
誰も変えられない新しいルールね
会社の発送所に荷物がいっぱいでフォークリフトも空いてないし
積むのを諦めて明日にまわす

帰りにブックオフによって金魚屋古書店のコミックを買った
105円のコーナーだからきわめて安上がりなクリ ....
I wish my wish  I wish my wish
宗教や人種の違いで 人々が争い血を流さないように

I wish my wish  I wish my wish
幼い子供たちが ....
{画像=121225010128.jpg}

ささやかで良い

誰を祝うでもなく

チビどもとケーキを

幸せな人々に及ばないが

不幸というわけじゃない

これで満足出来るな ....
 
紅白歌合戦に誰がでるのかとテレビは繰り返し

コタツに老婆がひとり

印刷された年賀状に「今年も健康でありますように」と、娘に書き添えた



 
大海原は苦手だ
小さな滝壺を庭にしてひっそり暮らした
時々、「見晴らし岩」に座り、遠くを眺めた。

渡り鳥のような大空は苦手だ
見捨てられた小さな神社が裏庭だった
時々、「千年杉」の枝から ....
僕には忘れなれない…
クリスマスがある。

君と出会った頃…
僕にはお金がなく…
君には何も…
買ってあげられなかった。

それでも…
クリスマスくらい…
何かプレゼントしたいと思 ....
弱音をわざわざ

あなたの前で吐いてしまうのはなぜ?



きっとね

甘えているんだよね。



それがわかっているものだから

甘えたくないって

可愛げなく、距離 ....
溜息で逃げるくらいの
幸せなんぞ 要らないさ

{ルビ現実主義者=リアリスト}になるよりも
ただの快楽主義者で在りたい


殺伐とした世の中に
君が呑み込んだ{ルビ蒼=アオ}をみた ....
やめてくれ
もうこれ以上 彼の心臓を
痛々しく拍動させないでくれ

すべての生きものの心臓は
15億回しか耐えられない

彼の15億回はいつくるのだろう

夜がきて 朝を迎え
 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
檸檬爆弾(大画面専用)- こひもと ...自由詩5*12-12-30
六月の朝と植物- 乾 加津 ...自由詩15*12-12-29
まねきねこ- nonya自由詩20*12-12-29
砂利道- 三田九郎自由詩4*12-12-29
魔人- ホロウ・ ...自由詩3*12-12-29
クリップ- そらの珊 ...自由詩18*12-12-29
オロナル- 6自由詩1*12-12-28
三角の耳- 朝焼彩茜 ...自由詩1012-12-28
あかぎれ- ぎへいじ自由詩18*12-12-28
線路- 藁谷 正 ...自由詩512-12-28
LOVE- within自由詩4*12-12-28
陰をあたえる- 平井容子自由詩1712-12-27
花火- 葉leaf自由詩512-12-27
君に取り戻そう- 瀬崎 虎 ...自由詩212-12-26
私を育ててくれているのは、あなた。- 元親 ミ ...自由詩1012-12-26
スローライフ(not_throw)- 村正自由詩1*12-12-26
ともだちはどこ?_ - 阿ト理恵自由詩5*12-12-26
彼女のなかに彼がいる- 阿ト理恵自由詩8*12-12-26
ふゆのひに- 唐草フウ自由詩11*12-12-26
日本語・・・- 玄一自由詩312-12-26
無題♯- くろきた自由詩112-12-25
金魚屋古書店のクリスマス- 梅昆布茶自由詩26*12-12-25
【_I_wish_my_wish_】- 泡沫恋歌自由詩17*12-12-25
幸せの真似事- ドクダミ ...自由詩6*12-12-25
コタツ- 殿上 童自由詩25*12-12-24
日々の物語- 空丸ゆら ...自由詩1912-12-24
理想と現実- 清風三日 ...自由詩612-12-24
かわいげないから。- 元親 ミ ...自由詩5*12-12-24
溜息- 川上凌自由詩5*12-12-23
生命力- 川上凌自由詩3*12-12-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329