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例えば

夜中の2時にふと目を覚ます

まだあなたはこの世の片隅で
私と同じように
キラキラ光る端子を避けて
隙間の安寧に息を潜めている

例えば

あの時すれ違った夢の中

 ....
黒いベールを外す瞬間を
思い浮かべて
銀の食器を並べている
今宵は月夜
一夜の逢瀬
誰よりも会いたいって
自由に伝えられない
私を可愛がって


空に浮かぶ
闇夜を切り取って ....
特別じゃない人生を
祝福してよ
神様
どうせあなたは
永遠が選ぶ人しか
認めないんだろう
信じる者しか救わない
そんな神様
私は信じない


今日も
街の片隅を
げんこつ握っ ....
街を貫く
高層ビルに
まだ間に合うかな
私は橋をかけて走っていく
今夜



綺麗な星がきらきら光っているよ
空にも大地にも


私が今
確かにここにいることを
知っ ....
生まれた時から
ずっと抱えたままだった
空しいキャンバス
君の絵具と
迷ってばかりの絵筆で
永遠に愛する
なんて
私の白々とした
嘘さえ
染め上げて



私は娼婦か
それ ....
知らずに
湧き出る
美しい泉を
探す
旅から
私は
知らずに
戻っていた


「きっとまだ
 あそこにあるに違いない」


やっと戻った
夢見がちな私に
窓辺の黄色くて ....
鵜飼千代子さんのさきさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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一夜- さき自由詩610-7-25
ポリアンナにはなれない- さき自由詩610-7-1
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女の肖像- さき自由詩710-4-7
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