コンビニの袋とかお菓子の食べかすとか
丸めるだけ丸め込んでどっちゃり捨てて
どうにかこうにか部屋の掃除もするのだけれど
ばらばら散らばるいろんな感情のおさまりも悪くて
少しもきれいにならな ....
とうとう言ってしまったな
薄々気づいてはいたけれど
敢えて触れなかったのに
まだまだこれからの娘だから
温かく見守っていたかったんだ
それなのに

剛力が
僕の剛力が
短足っぽいなん ....
あぁ 世界は思ったよりも深い闇で
ドブ川に捨てた魔物の叫び声も 君に似ている

塗り潰した群青に穴を空けても
向こう側の風景しか見えない
塗り潰した想像に穴を空けても
向こう側の風景しか見 ....
鍵をたくさんもっているのに
何番目かを忘れてしまった
それが生きることで
それを探すことが目的

そうだとしたら
鍵穴は逃げないね

それを早く知っていたなら
でもね
回り道が必要 ....
純然たる悲劇の恐るべき美に囚われて、
硝子細工の魅力が孕んだある種の危うさに恋して、
そういった思春期的な感性が 薄らいでゆくことが こわい
きっと大人になんてなりたくなかったのだ

なりた ....
斎藤和義を見つめていた

まったく共通の話題がなさそうな奴だ

でも

共通の話題であふれかえったって


必要とされなくなったり

遠ざけられたりもするんだから

海の波が ....
海辺のね、小さなレストランに行ったよ。

行きたいお店があるんだよねってあのこが言うから

ふたりで出かけることにしたんだ。



近所のバス停で待ち合わせ

時間通りに来た僕を
 ....
半世紀余も前に消えてしまった
    青い春のネオン
     赤い夏のいさり火
      白い秋のかがり火
なのに 今 フェードアップしてくる
       黒い冬は 一条の鬼火
   ....
時折カラオケでシナトラのMy Wayを
米語で朗々と悦に入って歌い上げるひとがいる
しかもシナトラの歌い方を真似てブレスまでそのままに

しかし わたしは問いたい
あなたはレコードでもなくC ....
思い浮かびませんか?
ほっぺが落ちそうにご馳走を頬張る顔。

食べてみてわかるご馳走
食べる予定で夢見るご馳走
食べながら味わうご馳走
もっと食べたくなるご馳走

その顔の理由はご馳走 ....
車にマニキュアで落書きした
恥ずかしくて 三日で消した


安らぎがほしい 理由のない安らぎが

ハッピーターンの歯ごたえだけでは安らげない
この曇天のような胸の内は何だ?

女か? ....
めでたいと言って飲むお酒の肴には、何があうのだろう
悲しみに酔いたい時に飲む酒の、肴は何がいいのだろう

終電車で故郷のお葬式から帰って来た夫が、ネクタイを解きながら
「蕗をちょっと頼むよ」
 ....
希望を語るその人の瞳は
闇の中でギラリと輝いていた
それはどうあっても消せない光
宇宙を創った
原点の力強さが
今ここに
宿っている

弱さはあるだろう
強さも
哀しみもあるだろう ....
大きくなったら
自分以外の自分になれるとおもっていた

逆さにしたって
ぽろりとおちてくるのは自分だった

裏返しにしてみたのは夢の中で
それでも
やっぱりくるりと自分がこぼれてきた
 ....
スムーズに話そう、あいにくと私の前にいる逃げ出した夜は詩人で難聴気味だった
たとえば、私の友人であるアナトール・フランスの書いたやつを読んで
【隠された表】と【真実である裏】を交互に推測し、幾度で ....
死ぬまでに 鳴らしたい響かせがある
きっと きっと 誰しもに

私はまだ受け取っていない 
私だけのギフト

 本当に欲する欲ではないギフト
 的がずれているのか 天を片目で見開く

 ....
静かな 本当に静かな夜明けだ 
夜の闇を孕んだ冷たい空気が
ゆっくりと昇る朝日に熱せられて
ジリジリと立てる音が聞こえてくるようだ 
静かだ この静けさの中にこそ 
狂おしさが潜んでいる 
 ....
「久しぶり」強がる言葉消すように奪われました初めてのキス  わたしは二階の部屋にあがって、鈴木さんのガラス玉を手にとって、しばらくながめていた。どこかでみかけた夜店の、輪投げの景品みたいな、ただのガラス玉だった。
 だいじょうぶかなぁ、なんだかニセモノみた ....
吃音的思考
促音が音叉のように
響き渡る
繰り返し繰り返し繰り返し

長音と撥音の区別の無い思考
一音節で何を語る
テンションとリラックスの繰り返しが
微妙にずれ

吃音的身体運動 ....
耳から風を贈る 一致した音楽
気分と手を繋ぐ

瞬間の持続 幸あふる

気性と天気の反比例の線を膨らます努力を
楽しむ 年輪を重ね愉しむ

刹那の点線を歩んでゆく 増す増す幸こゆく
 ....
音の有る世界で目覚めた
自分の声を聞いて
あなたの声で 目覚めた

魘(うな)された夜には
幾つもの怒りを 爆発させて

これでもか、これでもか、と
言の葉は 刃に染まる

今 ....
13人の隣人が十日に一日食べ物がなくて腹を空かせているとしても、周囲の者らが何とかしてやれば済む。

それが130人であれ、1,300人であれ、130万人であれ。

しかし、それが13億人とな ....
空っ風の吹く夜は
別宅の湯屋のうすい硝子戸が
ぶるぶる震えて怖かった

ぼんやり灯る電球の下
木の蓋をとれば
お湯はもうもうと息を吐く
祖母は
もう、いいよ、というまで
ごつい亀の子 ....
どこから好きが始まっていたのだろうか

好きが終わることなんてあるのだろうか

始まりもなければ終わりもない

ぼくらがどんな容姿であろうと

ぼくらが生まれようと死んでしまおうと
 ....
冬がくると悲しくなる
きっと悲しくさせる要素が多いから。
雪原にぽつりと立ち竦んだ自分を想像するだけで、不安になる。

この町はわりと豪雪地帯で、
ドカドカ雪がふる。

朝になるとつもっ ....
毎晩ネットで
ばかなことばかりつぶやいてると
ばかな女があつまってくる
あたしのばかを
代弁してくれてありがとうと
ご丁寧にお礼をなさる
みなりっぱな
女のひとばかりなのだ
 ....
牛小屋に入って
うわあ、超旨そうって
思えたら
僕も本格的な肉食人種なんですけどね
なかなかそこまでは到達できないです
でも甲殻類は
動いていてもヨダレ出ちゃうんですよ
どうしてでしょう ....
永遠の生命ってよくSF
なんかに出てくるが退屈だろうなっって思ってしまう

もちろん駄作でも良いから
詩みたいなものを書こうとも思わないだろうし

有限な物の限界を嗤っても
生命の実感は ....
私はこの歳まで生きてきて
分からないことがたくさんある
まず「正しい」という言葉の
意味がよく分からない
「正しい」ってどういう意味ですか?
知ってる人は教えてください

「間違い」の反 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
最後のラッパ_ver.2.0- 2012自由詩213-1-11
黄金比- 花形新次自由詩113-1-11
向こう側の風景しか見えない- ねこ歩き自由詩113-1-11
たぶんあれが君- 朧月自由詩813-1-11
ピーターパン・シンドローム- aria28thmoon自由詩213-1-11
海の波- 吉岡ペペ ...自由詩213-1-11
ふたり分。- 元親 ミ ...自由詩413-1-11
不在のなかで__一- 信天翁自由詩213-1-11
My_Way- HAL自由詩4*13-1-11
ご馳走- 自由詩213-1-11
シンプル_イズ_ベスト- 八男(は ...自由詩213-1-10
- 月形半分 ...自由詩10+*13-1-10
転調- 渡辺亘自由詩313-1-10
道しるべ- 朧月自由詩513-1-10
歴史の外側- atsuchan69自由詩10+*13-1-10
未知のギフト- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-1-10
MAD- 文字綴り ...自由詩1*13-1-10
久しぶり- 北大路京 ...短歌513-1-10
あずきの恋人_(連載⑨)- たま散文(批評 ...13*13-1-10
吃音- ……とあ ...自由詩11*13-1-9
幸あふる- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-1-9
新しい音- 藤鈴呼自由詩3*13-1-9
現実- A-29散文(批評 ...1*13-1-9
湯屋のおもひで- そらの珊 ...自由詩14*13-1-9
奇跡- 吉岡ペペ ...自由詩813-1-8
冬がくると悲しくなる- 川上凌自由詩7*13-1-8
ネット詩- 小川 葉自由詩713-1-8
ドナドナ等々- 花形新次自由詩513-1-8
神様- 梅昆布茶自由詩913-1-8
【_マインドセット_】- 泡沫恋歌自由詩16*13-1-8

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