月がまあるい

それだけでまあるくなれる

ぼくは話し掛ける

みんなも話し掛けてみてください

そうしなきゃ損です

雪が降ったり止んだら満月だったり

いろんなものを見せな ....
寒椿匠が打った日本刀 冥王星が冷たい冬だ 余った春巻を
翌日甘辛い出汁で
サッと煮て
溶き玉子でとじて
熱々ご飯にのせて
最後に
三つ葉かなんかを
散らせば
これが
世界が終わるんじゃないかと
思うぐらい
美味でさ
人間にしっぽがなくてよかったなって思うよ

だってもし
僕にしっぽがあったなら
君が笑うたび
ちぎれてどっかにいっちゃうもん
冬の落ち葉は屋根ですね
虫は春の夢をみる
柱も窓もないけれど
いのちが育つ
そのために
必要なものはそろってる
無用なものは何もない

あなたに家があるように
わたしに家があるように ....
トヨさんが死んだ

あの

トヨさんが死んだ

よろこびも

かなしみも

気持ちが波にさらわれる日々

こんな時間を

百年も永らえ

言葉を紡ぎ

僕たちに残し ....
りんごをむいた

よっつに切った

ひとつは おとうさん
ひとつは おかあさん
ひとつは おとうと
ひとつは わたし

ペットのハムスターは
りんごの皮をむしゃむしゃ
だいじに
 ....
仲のいいひととだけ

つるんでいられるは学生時代

気の合わないひととであっても

やってゆかなくてはならないのが大人の世界


新幹線のなかで二十分ほど寝た

すこし頭がすっき ....
初めて君にキスをした 
「全世界を手に入れた」って思えた 
何の疑いもなくただ素直にそう感じたんだ
夢の中で
パーティーに出かけて
来ているはずの彼を探した
部屋はほの明るく
音はない

彼によく似た人が
何人も現れるのだが
みな少しずつ違っている
どうして見つけられないのか
自 ....
下駄箱に恋文二通雪礫 生き恥をさらしています冬の凪 DNA検査の結果アヒルの子ではありませんでした 僕たちは夜を旅する
孤独にむかって囁き続けるナイトバードなんだ

代償なんてありはしない
ささくれを癒す為に空を飛んできた
まぬけなオウムの類だが

ちっともいいことなんてないって言いな ....
僕たちのギターはすでに古びて
ギブソンやマーチンよりかはマシな音色で人生を歌う

たくさんの奇妙な物語が僕たちを誘ってゆく

何処へ

それはレスポールの残響が終わるところ

かどの ....
近しい人の幸せな報告に

心が温まる

なにやら淋しくなる

羨ましく思う

心から祈る


突き合わせた笑顔で作られるこの熱気には

様々な想いが渦巻いて

纏わり付い ....
お化けににらまれる夢を見た
砂漠になった部屋で
山羊が「UNDO? UNDO?」と囁く
ぼくは「REDO!REDO!」と返す
トカゲが「CAN DO? CAN DO?」と勧める
ぼくは「RE ....
{引用=進歩は昔話を撲滅する}
 あんたの事は食わしちゃる
 あたしが部屋で何しとるかは
 詮索せんといて
 覗きでもしたら出て行くきね

女房のオツーはそう言って襖を閉め
日がな何事か ....
ほめられたくって
書いたってしかたない

ほんとは少しは
ほめられもしたいけど

自分はこんなふうだった
そう 残したい

長く生きるかもしれないし
そうじゃないかもしれない

 ....
冬の夜

街灯から離れた暗がり

こんなにも遠かったんだ

喜びも悲しみもちりばめた星空

カルガモが音もなく泳ぎ

湖面に浮かんだ月が揺れる

語り合うことも

言い合う ....
綿の飛び出た座椅子には
歯抜けの鼠がねむっている
尻尾もない、毛もない鼠が。

やがて
見つめているうちピクリと動いた

そしてその日
僕は、なにもできなかった
蝕む権力と、
蝕まれる生。


陽光から隔絶されたあり方で。
深海に生きる魚族のように自ら燃えなければ何処にも光はない

大島渚自筆の会葬者たちへのメッセージがこれだ

中学生のころビートたけしが出ているということであの映画を観に行った

当時の映画 ....
そんな私は精神衛生のためにいいことならなんでもする。
休みの日にはカンテレのCDを聞き、最近友人に勧められた黒豆茶を飲み、天気のいい日は庭に出る。
花を植え、草を抜き、レンガを並べ、水やりをする。 ....
【合唱コンクール】

 中一の娘が学校の合唱コンクールで、伴奏を引き受けてきた、と驚愕なことをいう。
 娘がピアノを習っていたのは小学校三年までで、どこをどうやったら、そういうことになるのか。
 ....
シロツメクサに
私はなろう
遠い
異国のビードロを

木箱に
そっと包み込む
同胞たちの
笑顔のように

こわれてやまぬ
あなたの心
私は
そっと包み込む

花で
ある ....
       うす汚れた魂を
       夜更けに洗う
       洗面器に冷たい水を張り
       ひとつまみの塩でもみ洗う
       不信と後悔がにじみ出て
     ....
だれでも見えないところに空がある

晴れたり、くもったり
雨が降ったり、嵐が吹いたり

届きそうで届かないのは
空とほんとにおんなじで

何もなさそうで何かあって
そんな空っぽみたい ....
私の詩を
だれかが声にだして読んでくれたら
いいとおもう
大きな
大きな声で読んでくれたらいいとおもう

この私の両の耳にも
きこえるように はっきりと
よんでくれたらいいとおもう
 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9966)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いつもありがとう- 吉岡ペペ ...自由詩813-1-27
寒椿- 北大路京 ...俳句4*13-1-26
冥王星が冷たい冬だ- 北大路京 ...自由詩7*13-1-26
ハルマキドン- 花形新次自由詩1213-1-25
しっぽ- ジュリエ ...携帯写真+ ...3*13-1-25
小さなおうち- そらの珊 ...自由詩21*13-1-25
トヨさん- 三田九郎自由詩913-1-24
真っ赤な林檎- 朧月自由詩813-1-24
大人の世界- 吉岡ペペ ...自由詩7+13-1-24
It's_Love- 文字綴り ...自由詩3*13-1-23
パーティー- ナラ・ケ ...自由詩413-1-23
雪礫- 北大路京 ...俳句213-1-23
冬の凪- 北大路京 ...俳句213-1-23
DNA検査の結果アヒルの子ではありませんでした- 北大路京 ...自由詩713-1-23
ツアー- 梅昆布茶自由詩2013-1-23
トワイライトゾーン- 梅昆布茶自由詩713-1-23
洗浄- 短角牛自由詩413-1-23
REDO!_REDO!- 自由詩313-1-22
鶴の恩返し- salco自由詩31*13-1-22
宣言- 三田九郎自由詩4*13-1-22
冬の夜のベンチで- 三田九郎自由詩3*13-1-22
- すみたに自由詩213-1-22
蠱毒のように- 吉岡孝次自由詩1*13-1-22
戦場のメリークリスマス- 吉岡ペペ ...自由詩1013-1-22
ホットフラッシュガーデン- Lucy自由詩11*13-1-22
珊瑚の小径2(エッセイ)- そらの珊 ...散文(批評 ...9*13-1-22
シロツメクサ- umineko自由詩24*13-1-22
洗面器にわたしが溢れるとき- 石田とわ自由詩32+*13-1-22
「空がある」- ベンジャ ...自由詩10*13-1-22
詩の音- 朧月自由詩913-1-21

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