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私は変わらないのに
まわりは変わっていく
あの日がなければ
何にもなかった

自分で決めたと信じてる
どこかの遠い星が見てる

未来も過去も生も死も
静止した
14次元のテーブ ....
錆びた薔薇の手摺りから
想いの順に消えていく

これまでの人生よりもずっと
優しい灯火

凍った空
冬の長い影
後ろ姿
螺旋に落ちてくダイナモ
新聞配達の音で目が覚める

豆乳バナナとカロリーメイトで朝食

リモート出勤をしてから車で出勤する

内外の打ち合わせが2本と面接

姿も声も筆跡も違ってた。あなただと思ったのに

 ....
職場でお寺の話になって
昔あなたと行ったお寺のことを思い出した
名前も場所も憶えていなくて
ネットで調べていたら
手が滑ってあなたの家を見てしまった
恐ろしいことに十数年の移り変わり写真 ....
夢をみた

6歳も離れてるのに
同じ教室だった

修学旅行はハワイで
違う班になっても一緒にラベンダー畑に行きましょうねって
話してた

窓の外。校庭で体力測定をしてる
こんな ....
ふたりのいとはどうかせんのように
じりじりとくちてく

あのほしはあおいさかなのめ

いませかいじゅうでなんにんのひとが
かーてんをあけてまどのそとをみただろう

かぜがふく

 ....
あなたの子供の子供の子供の……
100世代あとの少女が
かつてジャカルタだった森で
光合成をしてる

髪も肌も瞳も緑色で
2本の長いアンテナを傾けて
何か探してる

少女の足 ....
初詣の帰り道
自販機の灯りの前で
ホットココアを
ポケットに入れて
きみは言う
「全部捨てて逃げちゃおうか?」

「無理だよ」
「わかってるって」


初詣の帰り道
自販機の灯 ....
今年も父は
庭木と柵を電飾で繋いで
「おい、点灯式をするから見ててくれ」と言う

仏壇前の灯籠を片付けてミニツリーに替え
母の好きなシュゼットでケーキを予約して
シャネルのバッグを押し ....
ただ一度だけ生まれて
背伸びして開けるこの世界の窓に
あなたが見えた

わたしがまだわたしだけであった頃
それは始まりで、終着で、永遠だった

知ったのはずっと後になってからだけど
 ....
堆積した都市の底で
雨が流れる音だけが
きこえていた

錆び鉄の壁に
ケーブルで接続されたコンソールの
身体が明滅している

エピローグ
いつか見つけるきみの姿に
想像力がとど ....
わたしが終わらせたがるものを
あなたはいつも始めたがった

わたしが言葉に似せたものを
あなたは言葉に戻してしまう

同じ魔法をかけられたのに
あなたは青、わたしはくらやみ
さよならは
私にはもう
ききません
夕焼けを背に
赤くなる頬
あなたとは
嘘でよかった
手作りの
バリアをはって
目をそらすから
夏が終わるまでずっと
サンターナ川で泳いだよね

毎日一緒に遊んでたのに
分かれ道になるといつもさみしくて
オレンジの木の下で意味のない話ばかりしてごめんね

ねえ、憶えてる?
夜中に ....
ここはなんて広いんだろう
と、ただ愛しくて、心配した

たくさんのみんなを招待して、
どんなに遅くなっても家まで送ってまわった
バスがすこしゆれて起きると
愛しさはそのままだった

今 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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