まわり疲れました
いい加減にして下さい
もうこれで最後です

後ろの正面が
誰かなんて
分かるわけないじゃないですか
だって
あなたを中心にして
150人がまわってるんですよ

 ....


その大いなる人々は
歌声と一緒にやってくる。
峰峰に雪を戴いた白い山並を越え
覆い隠すような人数で
その歌声と一緒にやってくる。
誰かのために歌う訳でも無く
止むことのないその韻 ....
町には、
都会の路傍の実を摘み
ジャムを作る女もいるのです。

黒く指をそめながら、
けして与えられるものでも
買うものでもなく
何かを知るために。

立ち枯れる花たちが、
夏色を ....
ギラッギラの











ココ受けなかったら又数年交通整備の日雇いに逆戻り










 ....
夏の終わりの空たかくに死者の小骨のようなヒコーキが白くいとしく飛んでいる

ホテルのプールに浮かんでそれを見てたらあたりまえのことに気づいたんだ

耳は水につかってて水の流れの音がした
なん ....
ねぇ

神様

そこにいるんでしょ?
聞きたいことがあるんだ
そこに行ってもいいかなぁ

あふれる
光のした
探し疲れた答えを
片手のひらにのせて
そこに立っているんでしょ?

会ってみたいなぁ ....
君いない ベッドなら床と同じだわ
      私は今夜も 床で夜すごす

暑い夜に 肌に貼りつく髪の毛も
      いとしくかわるよ 君の指なら

いるならば 今すぐ乱して欲しいのに
 ....
いってらっしゃい、には

いってきます、だろう

でも

おまえからのそれには

いっております、になってしまう

ただいま、は

たんなる帰宅のことばではない

ふたりを日常にからめとってゆく

魔 ....
彼女の結婚ばなしを口に手をあてたまま聞いていた

彼女の逡巡や覚悟を聞いていた

その訓練は五年間積んできたはずだ

身動きもとれずに聞いていた

あなたが傷つかない相手なんて、あのひとしかいないよ、 ....
砂浜から間抜けた様子で眺めていました

流されないように飲まれれば良いよ
と貴方は仰いましたね

空の上から耳を打たれた人人は
履歴書を埋める作業が大好物で
細細と癖のある字で書き込みま ....
歩いてきたね、もう10年。

いつも一緒の歩幅で歩いてきたね。

いっつも一緒。

君と同じ足取りで。

失敗しては泣いてるお母さんの私だけど

君はいっつもだぁいすき。

ど ....
もう見慣れたものさ
のんだくれの青空ベッドなんて

誰も起こしたりしないよ
シャツの下ボタン肌けて仰向けに
観音菩薩の表情(かお)はいまも石川さゆりの膝枕なんだろうけど
酒やけで毛穴全開サ ....
葛藤や荒波 絶望を
自力で乗り越えたことがない人の
その優しさは
ただのパウダーシュガーの
プラシーボ

乗り越えたことがある人は
安易に優しくしない
乗り越える辛さを
自分の中に蓄 ....
ひとりで生きてゆけるように

おまえはつよくなろうとした

一喜一憂しないように

おまえはいつもひとのために祈った

オレなんかと出会わなければ

おまえはふつうを手に入れていた


日になん千回も ....
祈りつづける

明日やいまに

声高らかに凛として

アカペラが

空を渡る雲や風

君来た道にこだまする


カントリーロード


僕は幸せ祈れない

さきにしたのは僕なのに

幸せ祈るまねしたくな ....
 
 
真夜中
帰宅すると
家の前に車が停まっていた
父さんだ
と信じて
走っていくと
みじかくパッシングして
行ってしまった

あれが
父だとは思わない
もういないことは
 ....
上を目指せばキリがなく

下を目指せば際限がない



このまま進めば

きっといつかは力尽きる



だから、私たちは種を撒く

明日につながる種を撒く



そ ....
フられたり失業したり















リアルに嫌な事があった日は











 ....
こんなに好きなのに

こんなに陳腐な話ばかりしている

おまえはさみしがりやだ

おれはおまえのそばにいてやれない

社会制度の枠組みではいてやれない

嫉妬する気持ちなんてだれに ....
ともあれ危機は全力で回避された。
デーモンに追い詰められもう駄目だ、ついにおれもこのまま無残に死んでしまうのか、もう一度だけつるとんたんのうどんが食べたかったな、ヴェルチ飲みたかったな、などと諦 ....
孤独は貴方にとって
最良の友だ
なぜならば貴方は
詩人なのだから
 
 
人類みな兄弟
なのではなかった

祭壇の
花の中で鳴く虫も
兄弟なのだった

私の父なのだった
 
 
 たとえあなたが農夫でも農夫でなくてもあなたが文章家でも文章家でなくてもあなたが小鳥でも熊でも蛇でもあなたが空でもあなたが風でもあなたが土でもあなたを好きわたしはずっとあなたのそばにいるあなたとキスを .... うつむくと汗が流れてアスファルト股くぐり飛ぶ二匹の黄蝶 スーパーマーケットの
タイムサービスで
父が売られていた
お惣菜売場の隅に
さみしそうに立っていた
私が買った
うれしそうな顔をする父に
何か食べたいものはないか尋ねると
 ....
雪が降るのは
冬が来たことをしらせるため

雪が降るのは
がちゃがちゃうるさいものを鎮めるため

雪が降るのは
少しだけよりももうちょっと大きい寂しさを
人にしらせるため
大空に


影を伸ばしてはばたくが


夜に黒羽根



気付かれもせず
枯渇した心に君が
ゆっくりとアイをカタムケタ


ゆらゆらと満たされ
ふらふらとたゆたう
僕は海月にでもなったようだ
柔らかく
震えてもっと
君に触れてほしい



皮と ....
とることの出来なかった
君の手を

自分の手を強く握り占めることで
誤魔化した





あんなにも求めあった筈が
こんなにも簡単にはがれていった

その事実に零れるものはな ....
月影と電信柱
かえりみちに天球の模様替え
エンドロール流れ去っていく感じに
星の浮遊をあやつって

街路灯、壁と窓、住宅街つややか
重なる吐息みたいに
暮らしと暮らしが混ざり ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カゴメはカゴメ- 花形新次自由詩4*10-8-30
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ねぇ- 雨音些末携帯写真+ ...210-8-29
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春愁- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...310-8-29
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君へ- 桜 歩美自由詩2*10-8-28
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君の来た道- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...510-8-28
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100年先を、- ala自由詩3*10-8-28
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おれはおまえのそばにいるのか- 吉岡ペペ ...自由詩210-8-27
チューズディ・サンダー- 捨て彦散文(批評 ...110-8-27
孤独- ふくだわ ...自由詩210-8-27
祭壇- 小川 葉自由詩210-8-26
十一月- 豊島ケイ ...自由詩12*10-8-26
真夏- ハイドパ ...短歌2*10-8-26
タイムサービス- 小川 葉自由詩14+10-8-26
雪が降るふる- 小太郎自由詩110-8-25
翼よあれが- TAT短歌3*10-8-25
「だからもっと愛して」と僕は謂う- 瑠音自由詩210-8-25
愛してる- ala自由詩1*10-8-25
かえり- jin自由詩310-8-24

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