すぐ近くにあるのに、この手じゃ掴めない

あんな傍にあるのに、この高さじゃ届かない

見えるのに掴めない あるのに届かない

むず痒い思いをするのなら

この手が届かなくなる その先を ....
おそく
お酒飲んで酔っ払う
乗り、過ごし
ここはどこだ
駅、空っぽ

歩くか

何飲んだっけ
ウォッカを…
ちっちゃいグラスにレモンとお砂糖乗っけて
ていっとあおったな

知 ....
腰が痛くて歩けなくなっても、
恐怖にすくんで脂汗かいても、
手が訳もなく震え続けても、
全てを失い意気阻喪しても、
大丈夫、大丈夫だよ
生き抜く意志さえ失わなければ
全てを学ぶ機会と受け止 ....
赤い綾取り糸をからませて
星座を並べる

天から降りてくる調べに聞き入る
夜は深く清らかだ

心が天空に舞い上がり
気持ちがいい

澄んだ空気と青い闇が
躰に染み込み

私を深 ....
三軒目のワインバーにいる


カフェで待ち合わせてから
居酒屋チェーンで食事して
コジャレたバーに今
彼女と来ている

二軒目で少し様子が変だと
思っていたが
いよいよおかしいので ....
朝は金色に
雲の裏側を照らした
ハンドルをきりながら
シャッターチャンスを
永遠に逃す

わからずやとしてのわたしは
とうとう理解しないであろう
この世のあらゆることがらを

だか ....
なみだ
と云っても
但し書きが必要だね
この場合のなみだについての詩を

わたしは書こうとしています
溢れるなみだなら よろこびのなみだ
零れてしまう それはかなしみ
と云っても

 ....
フリーセックス愛好者向け成人マガジン
「Free sex magazine for adult」
を発行しました。
参加者は、国木田ゴッホ・柴田中恭兵・メリケンおちよ・ハラぱんぱん・非該当です。 ....
哀しいこと 思い出一つ 沈んでゆく

猫が降りてくる きみを探しに

二つの命と六つの思い出

あやめが咲く頃 三回忌です
腹のあたりに
ぽっかりと穴
医学的な話ではない
かといって心の中とか
そういったロマンチックな歳でもない
実際に腹のあたりに
バレーボール大の穴が開いたのだ
妻や子どもはよろこんだ
そ ....
          {引用=

 (君、あの鞄は君に似合うが荷物になるかもしれない。
 (なぜなら、荷物とわかるには一度持ってみなけりゃわからない。
 (鞄がお荷物とわかったならばただのクズだ ....
北へ

 南へ行こうと思う
 さよならと
 背を向けて



        梅林

         もう一度振り返ると
         梅の花にも似合わぬ
        ....
春一番が吹くと
春の香りが満ち溢れてくる

木々の新芽の匂い
花の甘い蜜の匂い
それらに釣られて出てくる動物の匂い
また遠く、南海の潮の匂い
春の香りは
暖かい潮風に乗った生きものの匂 ....
思い通りにいかないから
イライラして口の中をかむ
血の味をあじわって我にかえる

洗濯機のすきまから中をのぞく
ぐるぐるまわる今日をみる

おもしろくもないのに笑えないよな
とふっと笑 ....
カフェ店内の化粧室から

戻ってきたクラスメイトに

『あれ?まさし君来てたんだ…

志望校一緒だよね、がんばろね!』

と話しかけられ、

「外からガラス越しに君の

アディ ....
泣きたいほど優しいひとがいて
あるいは いま たったいま
しばらくこのままでいたい
神さまに祈る 明かすと

思春期も反抗期もなかった
そのせいか ふいによぎっても
いつも掴めずに未知の ....
久しぶりにキャバクラで
おねえちゃんと会話した

お決まりと言っていい
歳の話になった

「俺、いくつに見える?」
「えーっ、いくつだろー?」
「あのね、今年で50」
「ふーん・・・ ....
もう死にたいつらい呟くトークみて相槌充電スポットさがす


コンセント空かず咄嗟に御手洗3パーセント入れエコメロディ


聞き流すだけの返信中味なし裏では必死電源確保


五軒目 ....
君の「おはよう」で目覚め、僕は猫みたいにあくびをする
柔らかさというものは、あるときは光、またあるときは闇の形をとっていて、君の「おはよう」も「おやすみ」もなにかの奇跡みたいにふわふわしている
君 ....
こころに絡まる
紅の糸

嗚呼
こころが

貴女は空を見つめ
頬を染める

私は深い海の底
身を隠す

こころ震え
汗がにじむ

尋ねても
答えても
もう
 どこまでも透き通ってゆく緑の世界に僕は立っていた。
 遠く小さい窓辺から新緑に映える森が見える。
 手を伸ばすとそれは限りなく広がってゆく。
 足元には色鮮やかな花々が咲いていた。

 憂 ....
いつの時代に戻りたい?
まるで魔法使いのように君はきいた
あなたは?
そうきけなかった
できもしないことについて
私たちは真剣に悩みあった
遠回りをするように時間を過ごし
互いが痛い部分 ....
感性は変わる
昔良かったものが今では何も感じなくなり
昔嫌いだったものが意外と良いのではと感じる
完成は変わる
完成するつもりで目指してきたのに
実は少しずつ崩れて息、液化するのを
目指し ....
話がしたい、話を聞いてもらいたい、と思ったら
泣きたくなった。

今は一個のどら焼きを
一人で食べている。
分ける人が居ない
半分のどら焼き。
間違えて淹れそうになったお茶に気が付いて
 ....
もし、余命を宣告された
不治の病であっても
まだやるべき事があるから

死ぬ訳には行かないのだ

全力で 死なない為の努力をさせて頂く


君と僕の二人しか知らない
長い長い体験と ....
一滴の水を両手で受ける 今はもう
友達がほしいとは思わない
ひとりがいい
だれかにあわせたり
あわされたりしたくない

なにを想っているのだろう
考えるのは無駄だと知ったから

同じ理由でペットも飼わない
 ....
漆黒の海に救済の錨を深く沈めたまま
誰の叫びも届かない街と交信しあう星々を眺めている夜

詠み人知らずの歌が都市の残照を吸い込んで
無数に浮遊している昏い海面に海月となって漂う

東京湾を ....
零した涙
ほころんだ笑みが
私をつくった

超えた
山や谷
全ての試練が
私をつくった

受けた愛
憐れみ
恵みが
私をつくった

今 
私はどんな
形をしている?
 ....
「明日はとっておきのを作るから、ちゃんと全部食べてね」





やってきました ついにきました
俺とお前にとって初めての2.14
甘くほろ苦いチョコをこの俺に
 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9835)
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捧げる- ひだかた ...自由詩9*17-2-23
綾取り糸- 星丘涙自由詩2*17-2-23
三軒目の真実- しょだま ...自由詩3*17-2-22
My_Favorite_Things- やまうち ...自由詩117-2-22
こころ。- もっぷ自由詩217-2-21
はみ出しフォーラム1- 花形新次自由詩117-2-21
思い出- ……とあ ...自由詩517-2-21
穴男- やまうち ...自由詩5*17-2-21
くずのつる- 為平 澪自由詩9*17-2-20
フラグメンツ__雪どけ- AB(な ...自由詩617-2-20
はるのかおり- 長崎哲也自由詩9*17-2-20
ねこじゃらし- 朧月自由詩417-2-20
受験シーズン2017- しょだま ...自由詩5*17-2-20
Tokyo_Blue- もっぷ自由詩1017-2-20
ゾッとした- 花形新次自由詩317-2-19
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嫉妬- 星丘涙自由詩4*17-2-18
緑の世界- ヒヤシン ...自由詩11*17-2-18
余命宣告- 朧月自由詩117-2-17
カンセイしたマスク- 狩心自由詩417-2-17
おやつ- 梓ゆい自由詩117-2-16
わたしは死なない- 狩心自由詩217-2-16
渇き- レタス俳句417-2-15
ひとりとふたり- 朧月自由詩317-2-15
東京ベイブルース- 梅昆布茶自由詩20*17-2-15
私というかたち- 星丘涙自由詩4*17-2-14
Cutie_Dull- 少年(し ...自由詩117-2-14

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