寝て覚めて起きて辺りを見渡して 結局暗い一人の小部屋

右の手に残る昨夜の多幸感 今すぐ首を括って死にたい

「夢の夜」夢幻と形容し 夢幻と夢を貪る

目前に 戯れ踊る 憧れは 一晩経ても ....
光あふれる世界
まぶたに輝いて花びらの海
見えざる敵を撃ち抜け
標的はいつもロマンスを奏でながら

鳥かごから逃れるために
すべての犠牲を払って
声など失っても構わないと
君は皮膚を切 ....
きみは高らかに産声を上げた
その日がきみの誕生日
柔らかな光に包まれて
きみの姿そのものが、まるで光

きみの声は風のよう
まわりのすべての人たちを
やさしく包み込む風のよう
きみが起 ....
スマートな形で人に見留められたいか?

誰もが羨む生活をしてみたいか?

金に埋もれて一生を過ごす

「先生、さすがですね!」

お声をかける取り巻きのにこやかな顔、顔…
 ....
{引用=

柔らかい命を
踏んで楽しんでいると

いつも不思議な音がする

どこかから聴こえてくるような

すぐ近くのような

ものすごく遠くのような

友人が一人電話をかけ ....
 
 
まだ生まれていない
君を心配してる

生まれたら
誰も経験したことのない
君の人生が待っている
君が君であるために

僕は何度か死にかけたことがある
鼻先を
時速百キロ ....
始まりは
小さなひとりぼっちの細胞だったけど
音も立てずに分裂し
手と手をつなぎ
大きな心の器になった
それを魂というなら
魂はひとつの原点だ
踏み出した一歩は
おぼつかない足取りだっ ....
いってらっしゃい


優しく、ぼくを突き放すことば


いってらっしゃい


そう言われた瞬間から


ああ、ぼくはひとりぼっち
「風が少し冷たいね」と笑いかけると
まだ早かったんだとふてくされた声
まあまあ、って君のポケットに忍び込む
合わせなくても同じ歩調と
規則正しい腕時計
まだ寝なくても良いの?と、
いたずら ....
君は僕に喉が渇いているのか、と聞いた。
乾いている、と応えると
君は持っていた一杯の水を
砂の上へとすべて零した。
形を崩して落ちてゆく様を綺麗だと思った。
潤っていく砂はまるでそこだけ生ま ....
サプリメント
飲んで
寝っ転んで
傍に君

テレビにリモコン

これが毎日
続けば

山に川
空に太陽
愛に恋

テレビにリモコン

これが毎日
続けば

まな板 ....
手段を選んでいる暇は無い
明らかに 寿命は明滅している


秘められた 針の先端より細い穴

   門

その一点に辿り着くどころか
それすら模索している状態

   しかし
 ....
 ヒトはなんである種のコトについて、自分で失敗するまで学ばないのであろ
うか。他人の失敗は笑うクセに。
 大した事ではない。蛇口のことである。

 小学校の頃。今は亡き親父が、風呂釜のガス管を ....
自分でもよくわからないけど
確かに今
つながった

強さと優しさが
賢さと素直さが
力と繊細さが


つながった
世界一星の近くで息をする {ルビ宇宙=そら}に寄りそい晴れわたる肺 {引用=
眼球の筋肉が弛緩して光を巧く捉えられない
ぼやけた視界を懸命に凝らして
壁つたいに歩いてゆけば出口に辿り着くと呟いてみる
規則性を見出そうとする心には不安があるのかな
皺を寄せた眉 ....
あなたが人間のような寝息をたてながら
飢餓から逃れ黄金の夢を見るとき

私は軋むほどこの目を見開きながら
あの色彩をこの手で触ろうとするのだ

あなたが己を装飾品で飾りたてながら
淡い色 ....
つぶやく、と、言葉が
僕をポケットにする
だから何でも入るし
ピアノだって上手に弾ける
ピアノを弾くと父はだんだん丸くなり
丸くなった背中を母が高く馬跳びする
着地したところはす ....
どうしても 欲しかったんだ きみの腕 貝殻つなぎで 街に繰り出す 歌う

芝生
ルーフ
遠く
小石の通せんぼ
双葉
強く
ただ強く

消える
時を閉ざして
穴を刺して
消えてしまう、
その前に

蒼さが
透き通る
君が歌う
今日、僕は初めて詩を書く
初めての僕には、詩の書き方がわからない
何を書けばいいだろうか?
そもそも、詩に書き方などあるのか?
それすらもわからない
教科書もない
ルールもわからない
ま ....
お日様が
頬を撫でる
午後一時
隣の庭先に咲く
梅の花がほころび
花の裡に蜂がとまる
虫たちのざわめきが
夏に実を結ぶ
黙々と続けられてきた営みに
僕は言葉を失い
ただ注視すること ....
死んでしまった詩人が言っていた

たとえば

校長が説教した

では詩とはいえないが

校長が木に登った

なら詩といえる

遠くにある言葉を繋ぎあわせて

あるイメージを ....
なごり雪、春を待てずに十八で溶けたあなたのように儚い 先生と夜食事でもしなさいと今朝社長から電話があったのでユキオはカタヤマを食事に誘った
カタヤマは意外に乗り気で、ぼくもきょうそうしたいなと思っていたんです、と嬉しそうな顔をした
営業車にふたりを乗 ....
自分らしさ見失いかけて
もがいた日々に終を告げて



真っ白な心の景色に身を委ねて

降り重なる悲しみの雨

打たれて崩れ落ちる無残な有りさま

とめどない心の叫び声

 ....
雪ん子 一人 顔 見せた
ピンクのネンネコ羽織ってる
ほっぺの赤い雪ん子一人
外は吹雪で氷点下
何を目当てで顔見せた。

雪ん子 一人 顔 見せた
おまえの目と目は細すぎて
どこを見て ....
わたし自らが灯となる時 
周囲の人の瞳の内に 
不思議なほど無数の灯が 
同時に ぱっ と、ともります。 
初めに。

始めから言い訳を述べる時点で僕の情けなさがわかる。
いつかの君のように一言『ごめん。』と言えたらよかったのに。
必死に考えた言い訳を述べるよりよっぽど簡単で、
お互い、楽になれた ....
塀の上で危なっかしく
好奇心の瞳で這っていた 
三才の私 

新しい家の
まっさらな床を両手で撫でた 
五才の私 

学校という未知の国へ 
鼓動を、高鳴らせていた 
7才の私 
 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いい気- hogezo短歌310-3-13
スクラッチン・ザ・バードケージ- 瀬崎 虎 ...自由詩210-3-13
はるかな光- kimkim自由詩210-3-13
カラス- 蒲生万寿自由詩1*10-3-13
柔らかい命を踏んで楽しんでいると- 真島正人自由詩5*10-3-13
尊さのその先- 小川 葉自由詩4*10-3-13
わたしたち- within自由詩5*10-3-13
いってらっしゃい- くろきた自由詩210-3-12
『入水』- 東雲 李 ...自由詩4*10-3-12
そして君から九番目の詩- 瑠王自由詩5*10-3-12
憧れた日々- kei99自由詩110-3-12
門_/_****'99- 小野 一 ...自由詩4*10-3-12
どどどどどど- 大村 浩 ...散文(批評 ...9*10-3-12
無題- 渡辺亘自由詩310-3-12
universe- ことり ...短歌4*10-3-12
乱視- 高梁サト ...自由詩13*10-3-11
あなたが瓦礫の上で微笑むとき- コウ ア ...自由詩210-3-11
ポケット- たもつ自由詩1010-3-11
S・HELL- ハイドパ ...短歌3*10-3-11
君を追う- Oz自由詩210-3-11
はじまりの詩- kimkim自由詩410-3-11
春・雑感2- within自由詩4*10-3-11
ダジャレじゃねえか- 花形新次自由詩2*10-3-10
なごりゆき- ことり ...短歌9*10-3-10
蛇の宴- 吉岡ペペ ...自由詩510-3-10
真っ白な景色- 鞘(サヤ ...自由詩110-3-10
雪ん子- ……とあ ...自由詩9*10-3-9
灯を、ともす。_- 服部 剛自由詩610-3-9
好物はブロッコリー。- 時雨自由詩210-3-9
走馬灯の夢_- 服部 剛自由詩310-3-9

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