今日は死のう

ひたすらに

明日に強く生きるため

今日は死のう

おだやかに

明日に激しく生きるため

今日に自分を殺す力が

明日に自分を生かす力

未来へ向か ....
この肉体のさなか
誠実と不誠実が
ヒメジオンを踏みつけて
長く伸びる線路の
枕木を踏んでいく

くるぶしから流れる血を
青すぎる空にかざす
鉄とヘモグロビン
緑の上を風が渡り
枕木 ....
立秋は暑い

暑いけれど

風がほどけ

空をおいて

雲が重なる

夕方の影は

 ....
詰め物をされた銃口を、鼓膜に擦りつける
密着する日常
明日起こるべき異変に、紙切れ一枚分の宣伝もない
街宣カーは叫び続ける
知りませんでした、知りませんでした!
私たちの頭上で炸裂 ....
ゆらめいて
いくつもの色がゆらめいて
地上に暮らす僕は
少し先の陽炎に
夏を見る

そうしているうちにも
流れてゆくすべてが
今日を何処かへ運んでしまうので

僕は何か大切なものを ....
帰り道、あまりにも星が綺麗で、立ち止まって、見上げた夜空。

車が、横を通り過ぎて、雑音の一つとなる。

こんなにも、綺麗な夜空が見えてないのかな、なんて心配をして、もう少し見上げた。

 ....
虚ろな階層で
落ち窪んだ眼を見開いて
小鼻のあたりをうろつく
蜉蝣のような情熱を追いかけていた
窓には汚れがあり
隣人は頭がおかしかった
サイケデリック、を ....
ぼくが死んでから分かったことだが家族はばらばらだった
じぶんの死よりそっちの方が悲しかったぐらいだ
ぼくはママやおにいちゃんやパパといつもいま一緒だ
時空をこえるというのはこういうことを言うんだ ....
スプリングのいかれたベッドで
海にいけないかわりに
ジーンズは水着に 頭にシュノーケル
ここなら溺れる心配なんていらないさ

自由気ままに 泳いで潜れる

いますぐシャツを脱ぐなんてため ....
 あのひとから詩集が送られてきた

 僕は
 よく読んでる詩人の詩集に
 何ページか付箋して
 あのひとに送った

 ごめんなさい
 詩集だって
 あのひとのほうがもっと沢山
 読 ....
消えた高齢者がまるで

あらたな新型インフルエンザ感染のニュースのように

ぼくらのまえに流れてくる

母子家庭に金がいくから内縁の夫なんて

わけわかんない奴らが虐待するんだ

死んじまったら金がも ....
人影絶え
陽炎立ちゆらぐ道
夾竹桃だけが
問いかけるように咲く

流れる汗拭おうともしない
これからのこと考えると
ただ、ただ胸苦しくて
先を急ぐ

額縁のような夕闇
これからど ....
1、AL PACINO(PEACH)

アル・パチーノは桃が好きだろうか。
あんな、安寧とは永劫縁無しみたいな目を
まるで生まれつきみたいに具えている俳優は。
親指と人差し指で挟んだだけで
 ....
何もかも
嫌になったらアクセルを
踏んで崖から
飛べばいいだけ
真っ白な紙をたくさん束ねた
大きな自由帳をもらった
どんな色を使ってもいいけれど
必ず自分で決めなさいと言われた

罫線もマス目も何もない
分厚い自由帳をもらった
どこへ持っていって ....
部屋にぽつんと一人
歩き始めるための外出をするには
外の空気は不当に暑い。

アスファルトの上で血液が沸騰する
サニーサイドアップをアスファルトで、
だが、外出のための条件は整った。

 ....
{引用=昨日よりもまた
いっそう暗い森の中にひとり
わたしの孤独がそうさせるので
見えない人にむかってはなしかける
どうせ見えないのだからと
目を閉じたまま
思いつくままの言葉を語る
い ....
            100806





前人未踏の病になって
行方不明になったので
功労賞は無効となって
延喜式を読み直す
難しい漢字は読まないので
意味が全く分からない ....
まだ読んでるライト・ヴァース関係。
とはいえ、ライト・ヴァース関係の本は前回読んだ二冊しかないので、アメリカの詩ってことで検索・予約しまして、色々借りてきました。

『アメリカ詩の世界 成立から ....
真夜中に目覚めて妻も起きだしてどうしたのかと言葉かけくる

昔から所有している聖なる書めくれば心に明かりがともる

起き出せば太陽の光坂本は今日も晴天さあ今朝は
 お前が俺を嫌いなのはよーくわかった。わかったから、もう黙ってくれないか。嫌いだったらもう無視してくれ。それとも何か? 嫌いだから嫌がらせにしつこく言うのか? だったら無駄だ、俺はとっくに無視してる。 ....   緑のべ
  胸の静かな鳥、飛んでる  嘴鳴子 (呼びやる、手がさざなみだ)
  ぜんぶがぜんぶ静止画のようにただの一片を切り取った
  狭いから 気をつける  体を食べる線に 付き合う
  ....
会社をはやくきりあげて

いえに帰るわけでもなく

愛人に会いに行くわけでもなく

渋滞にわざとまきこまれにゆく

おとこのファドを聴きながら

いとなみにせつなくなっていたかった ....
夢なんてあきらめちゃえよ
社会人なんてやめちゃえよ
他人に期待するのも、他人の期待にこたえるのもばかばかしいよ。みんなばかなんだから
好きな時間に寝て
好きな時間に起きて
好きな物食べて
 ....
私の病気は、軽い記憶障害です。とても嫌な記憶ほど、あっという間に忘れます。
今まで、嫌なことがありすぎて、脳の機能が削除を優先しているのかもしれません。
たとえば、記憶というものが、一枚の写真なら ....
大事なものが壊れそうなとき

急いであなたにかけこむの

見失いそうで

自分をなくしそうで

こわい

こわい

あなたの元にまだ元気な

私を置いてあるから

 ....
乳ぶさのかたちをしたくもが
夏空に憂いをあたえている

満員の最終列車が
日付のさかい目で迷子になる

聖人のため息が
夕刊とともに2セントで売られる

ああ
古着屋で
はかり売 ....
久しぶりに見た、満天の星空は、綺麗過ぎて、目が離せなかった。

空に大きな壁がある様な、そんな錯覚に押し潰されそうになった。

だけど、2つ見えた流れ星のおかげで、見続けることが出来た。

 ....
ダレダレ茶を飲みたくなるときがある



ダレダレ茶を飲むと あの子ダレダレー?って独り言をしてしまう(嘘)

ダレダレ茶を飲むと 歯茎が2億倍赤くなる(嘘)

ダレダレ茶を飲 ....
もしも僕が樹海で朽ち果てたら


どこからか樹の種が飛んできて
僕を栄養にして育つだろう

空を目指して樹は伸びゆき
仲間の樹々と笑いあうだろう

やがて樹海の一部となり
大地と太 ....
鵜飼千代子さんのおすすめリスト(9858)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今日は死のう- 短角牛自由詩110-8-9
ヒメジオン- 瀬崎 虎 ...自由詩110-8-9
秋立つ日に- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...910-8-9
私たちの頭上で過去破裂した事実についての未詩- しゅう自由詩1+10-8-9
「虹」- ベンジャ ...自由詩7*10-8-8
帰り道。- 狠志自由詩310-8-8
保存しますか?- ホロウ・ ...自由詩3*10-8-8
ぼくの役目- 吉岡ペペ ...自由詩310-8-8
海にいけないかわりに- 永島大輔自由詩210-8-8
愛の詩集たち- 藪木二郎自由詩1*10-8-8
これでいいんだ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...510-8-8
夾竹桃が咲く頃- 西天 龍自由詩3*10-8-8
果実について- salco自由詩4*10-8-7
人間は基本的に『死なない生き物』だから- TAT短歌1*10-8-7
僕の自由帳- nonya自由詩28*10-8-7
酷暑- ……とあ ...自由詩13*10-8-7
暗い森- ベンジャ ...自由詩4*10-8-7
前人未踏の- あおば自由詩2*10-8-6
ライト・ヴァース雑感_その2- ふるる散文(批評 ...15+*10-8-6
夏は真盛り- 生田 稔短歌310-8-6
げーむ- 光井 新散文(批評 ...110-8-5
打ちつけられて- 嘉村奈緒自由詩1510-8-5
夕方のくそったれ- 吉岡ペペ ...自由詩210-8-5
愚痴- 光井 新散文(批評 ...2+10-8-5
水風船をぶつけて- 西日 茜自由詩8*10-8-5
僕の顔をお食べ- 朧月自由詩210-8-5
美しい世界- はるな自由詩310-8-5
いちばん星。- 狠志自由詩310-8-5
ダレダレ茶- 八男(は ...自由詩310-8-5
樹海- うずら豆自由詩410-8-4

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